散々ラウンジで呑んでへべれけになっと後、向かった搭乗口からはボーディングブリッチの先に成田発メルボルン着JL773便の機材であるボーイング787ドリームライナーが見て取れました
このボーイング787ドリームライナー
「航空産業革命」とも言われるこの機材、機内の快適性がとても高いことで知られています
過去に3回ほど搭乗していますが、高い天井の機内や温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」は目に見える快適さですが、それ以上に感じるものが今回のような10時間にも及ぶ長距離フライトであっても振動をほとんど感じず快適に過ごせるということでしょう
そんな性能の高さを物語るものとしてこんな動画が紹介されていました
2015年に行われたパリ航空ショーでのリハーサルで撮られたこの動画
B787がまるで垂直に離陸しているそんな風にも見えますね
そんなB787、ビジネスクラスも最新のものである「JAL SKY WIDER」
半個室でフルフラットになるシートと快適そうな座席ですが、残念ながら今回はエコノミークラス
今回は搭乗時のアップグレードもありませんでした
もっともエコミークラスと言えどチケットはプレミアムエコノミー
古い機材のビジネスクラス程度のシートに加え、ステータスを駆使して一番前の席を確保していたので足元は1m以上
かなりゆったりしていました
それにこのプレミアムエコノミーのシート、シェル構造ですので背もたれを倒しても後ろの方の座席には影響ない構造、なかなかの優れものです
ここであいさつに来たCAさんに写真を撮ってもらいました
さてここでB-787 「JAL SKY WIDER」プレミアムエコノミーのシートのご紹介
座席にはUSBポート、映像入力端子およびPC電源が付属
飛行機に乗っている間に充電できるのはうれしいですし、USBポートも優れものです
座席にはアメニティとして
歯磨きセット、モイスチャーマスク、耳栓、アイマスクがさりげなく置かれています
私が持参した、ネックピローと椅子
ネックピローは判るとして携帯椅子の使い道はというと
こんな感じでオットマンとして足置きにしました
というのも目の前は壁になっていて前座席のない席だったので足置きが有りません
けれどかわりに足元は充分に広い席だったので、こうして足置のおかげで座り心地はかなり良くなりました
この携帯椅子、今後のエコノミーの旅の際の必需品となりそうです
ということで成田を離陸し、利根川が見えるあたり大きく旋回
つくば方面から見た成田空港の景色です
奥には九十九里浜も望めました
シートベルト着用のサインが消え
飲み物が運ばれてきます
CAにオーストラリアのビールは有りますかと尋ねたところ積んでいないとの事
替わりにサントリー ザ・プレミアモルツをいただくことに
ちなみに画面の機内エンターテイメントは「ワンダーウーマン」今一歩かな
さてその後は機内食
今回は [料理人コンペティション「RED U-35」歴代ファイナリストの シェフ達による監修メニューとなりました
その「RED U-35」新時代の若き才能を発掘する、日本最大級の料理人コンペティションなんだそうで、その料理人監修のメニューがJALのエコノミークラスの機内食に採用されているんだそうです
ということでJAL国際線「若き料理人たちによる機内食」冬メニュー
メインは選べる2種ということで
成田陽平シェフ(菊乃井本店)監修の「牛肉の胡麻味噌すき焼き」を選択
サイドディシュは
冬野菜の白和え マスカルポーネチーズを使った豆腐の和え衣(成田シェフ)
牛蒡とヘーゼルナッツのシェリービネガー風(藤尾シェフ)
フレッシュサラダ ドレッシング添え
安納芋のプリン(藤尾シェフ)
食後はコーヒーとハーゲンダッツ アイスクリーム
ここへ来る前、成田空港のラウンジを梯子し
散々飲んで食べてきた後なのでこのくらいの量の機内食は嬉しいです
これがビジネスクラスならきっと食べきらなかったでしょう
我が家の奥さんは
フレンチシェフ藤尾康浩(La Cime)監修の「鶏肉、里芋と湯葉のグラタン」
こちらも美味しそう
間食には
「ピザパン」それにコーヒー、紅茶、コンソメスープでしたが、飛行機に乗る前にラウンジで食べすぎたのでこれはパス
ひと眠りしたところで、窓の外を覗くと夕焼けが
そうです南半球の夕日が望めました
到着まえには夕食となり
これは世界で一番高い場所のスープストックトーキョー
「AIR スープストックトーキョー 温野菜と鶏肉のマッシュルームスープ」
「ジェノベーゼのショートパス」
「黄桃とヨーグルトゼリー」
「石窯パン」となりましたが、パンはパスさせていただき
「うどんですかい」をいただきます
これを食べ終えたもうひと眠りしたところで、オーストラリアのメルボルン空港に到着
10時間5分のフライトで現地時間ですでに夜の23時5分となっていました
さてこのあと入国審査
実はステータスの特権か?CAさんから機内でファーストクラスやビジネスクラスの乗客に配られる「ARRIVALS into Australia Express」カードもいただいておりました
このカードは入国審査や税関チェックなどを優先的に受けることのできるサービスなんですが・・・
オーストラリアは、独自の自然及び生態系を維持するため、検疫に関する様々な厳しい規制を設けています
食品類の持込などに関しては、必ず申告しなければなりませんが
今回は年末年始ということで
「おせち料理」を持ち込んでいますので
検疫で持ち込みを申告すると、このエクスプレスカードが使えるエクスプレス・レーンは使えませんので、残念ながら通常のレーンで制限エリアを抜けることに
ただここオーストラリアは入出出国管理システム「スマートゲート」が導入されています
当然といえば当然ですが、世界でもっとも信頼される日本のパスポートはこいつが使えますのでパスポートをこの機械に読み込ませ「入国カード」を出し、その後無人化ゲートをくぐり入国管理官に合うこともなく楽々入国を済ませることになりました
さてこのあとホテルのある市街に向かいますが、空港連絡シャトルバスであるスカイバスを使えば、シティ中心部のサザンクロス駅まで約20分で到着しますし、往復$26というのも嬉しいところです
ただ飛行機の到着時間が遅く、真夜中の到着でしたので、スカイバスがまだ走っているか不安でしたが、窓口で確認したころまだ走っているようです
日をまたいだあたりで、スカイバスの到着点メルボルンの中心サザンクロス駅に到着
近くにあるホテルを目指します
(駅は翌朝の撮影)
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