ヤナバレー・ワイナリーツアー、最後に訪れたのは「ドミニク・ポルテ」
2001年に出来たばかりの新参者のワイナリーですが、これが只者ではありません
というのもこのワイナリーのオーナーのドミニクはボルドー出身でシャトー・ラフィットの醸造長を務めあげた父を持つ11世代続く醸造一家
そんなサラブレッド家系たる「ポルテ家」のワイナリーなんだそうです
店の棚にはそんな父の名を冠した「アンドレ」のエチケットのワインが誇らしげに並んでいました
ワイナリーの外にあるヴィンヤードを望む公園のような中庭ではパラソルとキャンプテーブルが並び
ここで青空の元、食事やワインを楽しんでいるようですが
そういやもう昼をだいぶ過ぎていますし、かなりお腹が空いてきました
ここでビールのジョッキ片手にサンドイッチでも頬張りたいような気分ですが・・・
そういやここはワイナリーでした
肝心のワイナリーの試飲コーナーはこちら
奥の部屋を望む窓から、木の樽が並ぶのが見て取れます
どうやらここドミニク・ポルテは樽熟成のようです
カルフォルニアワインの父たる「ロバート・モンダヴィ」のワイナリーを思い出しました
ちなみにこの樽、このあとの解説で聞きましたがオーク材を使ったフランス産なんだだそうです
今回はワイナリーツアーでの訪問と言うことで
このワインの貯蔵庫でのワインの試飲
このソムリエのおじさんの力説を聞きつつの試飲となりました
試したワインは
「スパークリング・ロゼ・ブリュット」
「フォンテーヌ ソーヴィニヨン・ブラン」
「ロゼ」
「ヒースコート シラーズ」の4種
それに追加料金$10を払い「カベルネソーヴィニヨン」も加えます
ちなみにその試飲料
帰りに土産にワインを買うと差し引いてくれるシステム
何だかとても商売上手ですね
さてここでようやく昼食
早速ワイン貯蔵庫のテーブルにテーブルクロスが敷かれたうえカラトリーが並べられ即席の昼食会場となりました
ここでまずはビールと言いたいところですが、前述の通りここはワイナリー
ワインを頼んでツアーのメンバーと乾杯
フランス人のドミニクさんのワイナリーということでフレンチ&ワイン
まもなく運ばれてきたのは「シャルキュトリー」というフランスが誇る食文化の一つでした
その聞きなれない「シャルキュトリー」
豚肉や豚の内臓から作ったソーセージ、ハム、テリーヌ、リエット、パテなどの加工食品の総称だそうです
今回のシャルキュトリー
プロシュート、サラミ、パテ、レバーペーストが木のまな板のような板に載せて出てきました
合わせるワインはこちら
メニューは何と日本語で書かれています
実はここ日本人ご用達のワイナリーだったんですね
次に出てきたのがこのスモークしたトラウトサーモンほとんど生で上にゴマが載っています
そうメルボルンはトラウトが美味しいことで知られています
こうしてワイナリーツアーでの昼食は終了
お日様にあたりに外に出ると「ペタンクゲーム」のコートと金属球のビュットを見かけました
そういえば昔読んだピーター・メイルの小説「南仏プロバンスの12か月」かその続編でパティスを飲みつつゲームに興じる様子が描かれていましたが、それがこいつだったんですね
次回ここに来る機械が有ればもう少し時間に余裕をもってこのペタンクや庭での食事を楽しみたいものですね
これでヤラバレーでのワイナリーツアーは終了
メルボルンへ戻ります
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