今回の函館出張は泊まりなれた東横インの朝市前に宿泊
そのホテルから歩いていける距離に金森赤レンガ倉庫がありました
飲んだ後にぶらりと散歩がてらやってきたわけですが、やはり赤レンガ倉庫は夜景が映えますね
けれど人通りはまばら、倉庫内のテナントも7時前でしたがほとんど店じまいの様相でした
ちなみに遠くに函館山山頂の灯りが観てとれます
そうこの日は天候もよく、函館山山頂から夜景がよく見れる夜だったようで
観光客は皆さんそちらに行かれていたようです
赤レンガ倉庫付近の港にはこうしたイカ釣り漁船が停泊していますが、不漁とはいえ函館といえばやはり新鮮なイカ刺しが食べられるので有名
そう今晩は前回の函館出張で食べられなかったイカ刺しを食べに街に繰り出すことにしました
やって来たのは函館ひかりの屋台 大門横丁
居酒屋はもちろん
寿司、かに料理、天ぷら、焼鳥、串カツなどの和食料理
韓国料理、ジンギスカン、ラーメンなど、さまざまな味が楽しめる屋台が26軒
軒を並べています
もちろんここには大陸系の観光客も大勢やってきますが、なにやら店主に聞いたところ店には入らず写真を撮っていくだけなんだとか
メニューにはハングルや簡体文字も並びますが、ここがアジア系の観光客に侵略さtれるのはまだ先のようです
とはいえここ函館は北海道を代表する観光地
いつもなら大勢の観光客やら地元客が闊歩するこの人気の屋台村ですが
伺ったのが午後5時半ということでまだ閑散としていました
前述の話の通りこの日の夜は市街にあっても星空がまたたくほど晴れあがっており
観光客は皆さんこの時間は函館山へ向かったようでした
ということで伺ったのはもちろんイカ刺しの食べられるお店
大門横丁内 光の広場にある「炉ばた大謀」
店の前に「イカ刺し有ります」と書かれた暖簾が掲げられていましたが
ここは南茅部の網元が直営しているお店なんだそうで
定置網にかかったイカをすぐ活〆にし、その日のうちに鮮度を保ったまま店に直送される海鮮居酒屋で、屋台村の中でもちょっとは有名なようでした
いつもなら常連客や観光客でなかなか座れないなんて話が他の客から聞こえてきましたが
まず最初にここにやってきて正解だったようです
ビールは生樽ビールをジョッキでいただきます
銘柄はアサヒのスーパードライでした
お通しは「イカの煮つけ」
これは頭からがぶっといかせてもらいます
頼んだのはもちろん
活〆真イカ刺し
やはり函館と言えばイカ刺しですね
新鮮なようでコリコリして美味しい
張りのあるぷりぷりしたゴロをあえて食べるとまさに絶品でした
ホッケの煮付けも頼みましたが、結構なお値段
昨今のホッケは高級魚扱いだそうです
そういや昔、現財務大臣、副総理の麻生太郎氏が総理時代に居酒屋懇談で「(食べた料理は)ホッケの煮付けとか、そんなもんでしたよ」と話し、それに青森出身の大島議員が「ホッケに煮付けはありません。ホッケは焼くしかないんです」と突っ込みを入れられた件で、マスコミが食いつき「庶民的なことを言おうとして失敗した。」「ホッケは焼くということも知らない」と報道されたことがあります
北海道に住んでいる方なら一度は食べたことのあるだろう「ホッケの煮つけ」をそんな風に言われたこともあったな~なんて思いながらこのホッケの煮つけをいただきました
ちなみに北海道でホッケは安価で有名な魚で、私も昔港からの釣りで数十匹釣ったりもしましたが、今やそんなホッケも岸に寄ってこなくなり、港などでの釣りはもってのほか
漁獲量も同様で極端に減ったため、いまや高級魚の一つに数えられるようになりました
銀座の料亭で「ホッケの煮つけ」でございます、などと恭しく出されるのもそんなに遠くないかもしれません
ところでこの炉ばた大謀、店主の人柄もよく居心地がよく料理もおいしかったので
来年来たときはまた寄らせていただくことにします
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