シャングリ・ラ ホテル近くのシーロム地区には、名の知れた飲食店が数々ありますが
その中でも特筆すべきはペット・ヤーン(ローストダック)の名店「新記(プラチャック)」
玄関に掲げられているアヒルのロゴマークにはSINCE1909と書かれているほど歴史あるレストランです
ただこの新記(プラチャック)、チャルーンクルン通りといアーケード街にあるのですが、そのアーケード街が雑然としているうえ看板も掲げられていないことから大変見つけづらいお店で、店の前を通っても知らぬ間に通りすぎてしまうような佇まいのお店でした
(もしかしたらわざとそうしているのかもしれませんが)
私どもはどうやって見つけたのかというと、スマホのGoogleMapと「鼻」で探しました
そう、店先に吊り下げられた大量のアヒルのローストが芳ばしい香りを通りにふりまいていましたので、すぐにココだと気づかせていただきました
お店のエントランスではガラス超しの厨房で熟練した手つきの職人が調理しているところを見ることが出来ます
この時は昼時とあって中華まな板のうえ、重そうな中華包丁片手に大量のペット・ヤーン(アヒルのロースト)をで捌いていました
さてそんな様子を見ながら店内へ
店内は奥に長い造りで壁際に並べられたテーブルはいかにも地元の人達らしい人々で賑わっていました
なんだかかなり期待の持てるお店のようです
どこで待っていればよいかな~と思っていたら
スタッフが階段を指さします、どうやら2階に行けと言っているようです
階段を昇った2階はこんな感じで結構小奇麗な感じです
こちら2階には外国人も数名おりました
やはり有名店ですね~
案内されたテーブルには調味料入れが有り
ニョクナムはむろん、唐辛子のニュクナム漬けや醤油漬け
それに砂糖?や胡椒・一味唐辛子などが無造作に入れられています
さてここで頼むものはもちろん看板メニューの「カーオ・ナー・ペット」
先ほど店頭で捌いていたアヒルのローストを乗せご飯
いわゆる「ダックライス」を頼もうと思い、預けられた外国人用のメニューをめくって探しましたが、それらしきものがありません
(まぁこれはたまたまメニューから抜けていたのかもしれませんが)
ということで壁に掲げられた
地元客用メニューにあるのか探すことに
ところがメニューはタイ語で書かれているのでさっぱりわかりません、残念ながら探すことは出来ませんでした
こんな時は当たって砕けるのが我が家流
タイ語くらいしか通じそうもないスタッフにダメもとで聞いてみました
なんとか双方片言の英語どおしで会話し、なんとかそれらしきものをオーダー
しばし待っていたところ看板メニューのはずが、メニューにない『ダックライス』こと
「カーオ・ナー・ペット・ヤーン(アヒルのロースト乗せご飯)」が出されてきました
さすがに老舗、ローストされたアヒルもジューシーで柔らかいですし
タレが多少甘いのですがコクが有って美味しい
もう一皿頼んだのはカーオ・ナー・ペット・バーミーヘン
いわゆる「ダックヌードル」
ローストダック乗せ卵麺(汁なし)に豚のワンタンが入ったもの
2皿を2人でシェアして双方いただきましたが、さすが老舗のお店らしく両方ともに美味かった
会計は二人で300バーツ
これはシンハービールの大瓶ビール2本のんでの値段です
日本円で千円ちょっとというのも嬉しい限りですね
地元客に人気があるのもうなずけます
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