富良野駅前通りにあってちょうっと異質な空間
それが「唯我独尊」
駅前通りということで銀行などが立ち並ぶ中、駐車場には木々が生い茂り緑豊かな環境が広がっていたりします
このお店の創業は1974年、歴史のあるカレー屋さんで40年以上にわたり地元食材に拘り抜いたカレーを作っているお店です
そういや今から25年前に亡き父が上富良野勤務だったころに一度伺ったことが有りました
どちらかというと「北の国から」のイメージがこの店にはありますが
実は北の国からのTV放送の前から、こんな洒落た木造建築そしてエントランスで営業されています
時間少し前に伺い開店とともに入店いたしました
店内には思いのほか若いスタッフが多く、てきぱき動くスタッフとまだ慣れないスタッフの両方に目が行きます
この人達って、ここ富良野に憧れてやってきた方々なのかな~
求人難に悩む私どもにはただただうらやましい限りの光景でした
席の壁には来た思い出を刻むためか、名刺が貼られていました
わざわざこの店を目当てにやってくるのでしょう、結構遠方からやって来られる方の名刺が多かった
テーブルには年季の入った手書きのメニューが置かれていました
25年前もこんな感じだったかとちょっと考え深げです
実はここに来る前に頼むのものはすでに決めていました
そう唯我独尊で手作りされるソーセージが乗ったソーセージカレー
25年前も確か頼んだはずです
そのカレーの味の記憶は全くありませんが、ここにきたらまた頼もうと決めていたのですが・・・・・
メニューの上に乗った、気になるダンボールに書かれたメニューが・・・・
「数量限定(1日限定20個) 特大メンチカツカレー
富良野産ネギ・キャベツ使用とあります」
限定物に弱い私、しかもこれを食べるのなら、開店と同時に飛び込んだ今日でしょう
ということで頼んでしまいました
さて出てきたのが、こいつです
たっぷりのカレーに大きくやわらかなメンチカツ
なかなか迫力ありました
添えられたきっと富良野産なのでしょう揚げられたジャガイモも美味しかった
そうコトコト長い時間煮込むカレールーにジャガイモは溶けてしまうので入れられません
ジャガイモと一緒に食べるのならこうしてトッピングされるのがベストかと私も思います
さて富良野といえばオムカレー
数年前から盛んに行われているご当地グルメの一環です
なぜかその富良野オムカレーのホームページにはこの唯我独尊の店名はありません
富良野オムカレーを名乗るなら牛乳の消費拡大を狙って「ふらの牛乳」を添付するとか、値段も税抜き千円以内なんて制約があるので、きっとこのあたりがネックなのでしょうネ
どちらかというと富良野オムカレー発祥のお店かと思いますが、わからないものです
ちなみに私の記憶では寿都の新ご当地グルメ「寿都ホッケめし」も
寿都ではホッケの水揚げが減る中、ホッケの価格が上昇し制約の価格維持が難しくなっているようですしこの新ご当地グルメまだまだ前途多難のようです
我が家の奥さんが頼んだのはもちろん人気の『オムカレー』
お米は中富良野の中井農園のきらら397
小麦粉や玉ねぎなどの野菜も富良野産
オリジナルのブレンドのチーズがはいったトロフワのオムレツ
その上にとろとろに煮込まれ黒みがかった濃厚なカレールウが乗るといったこだわりのカレーです
この濃厚なカレールーついつい食べ過ぎるのが難点ですが
大丈夫なんです
そう唯我独尊では「ルールルルー♪」の合言葉は魔法のパスワード
カレーのお皿をカウンターに差し出し、合言葉を言うとルーをたっぷり補充してくれました
大人が「ルールルルー♪」と言って頼むのはちょっと恥ずかしのですが、そのやりとりがなんとも良いですね
といっても「北の国から」を見たことのない私には何のとかさっぱりわからないんですが・・・
そうそうテーブルに置かれた
「うま辛調味料 独尊サンバル」
カレーに加えて食べるとこれが辛味が増して美味しい
ついつい帰りにお土産としましたが、赴任先でレトルトカレーなど食べるときにでも
こいつを加えて唯我独尊風カレーにすることとします
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