バルセロナに来たのなら立ち寄らねばならない場所があります
それがバルセロナの象徴「サクラダ・ファミリア」
スペインで観光客の集客力NO.1の観光地です
このサクラダ・ファミリアと呼ばれる大聖堂
スペインはカタルーニャ出身のアントニ・ガウディの設計で
1882年に建設が始められたにもかかわらず、130年以上経っても完成していないという建築物
実際ここに来てみたところ確かに造形の深い芸術性の高い建築物ではありますが、大聖堂との触れ込みでしたが建物全体の私の印象は当初考えていたより小さく
日本のゼネコンに作らせたら〇〇年あれば建ててしまうだろう・・と思える代物でした
ちなみにここへは時間の関係もあり、バルセロナ・シティ・ツアーのバスでは予約した時間に間に合わず
グラシア通りのこれまたガウディ設計の「カサ・ミラ」で途中下車、ツアーではぐるっと回るところを、直線に直し歩いてやってきました
そうです建物は縦に長く見逃すことはありません
ところがたどり着いた場所はどうやらサクラダ・ファミリアの裏側?だったらしく
いくら探してもこちらにエントランスは有りません
時間を指定したチケットを持参してきたのでちょっと焦っていました
そこでスタッフに声をかけたところこちらは出口で入り口は反対側だと知らされ、そちらに向かいます
するとそこには地下鉄サグラダファミリア駅があります
なるほどこちらが正面かと上を見上げたところ
写真やWEBでよく見るサクラダ・ファミリアの景色が目の前に広がっていました
中に入る前に「生誕のファサード」と呼ばれる建物正面の緻密な彫刻を鑑賞
芸術は全く縁のない私でも感動させられます
正面玄関前上部には生まれたばかりのキリストがマリアとヨセフに見守られ、その上には天使の彫刻があります
いわゆる「生誕の門」といわれるものですが、これはなんと日本人彫刻家外尾悦郎氏の手によるものなんだそうです
そんな生誕の門をくぐり抜け
いよいよサクラダ・ファミリア潜入です
内部を照らすのは虹色の色彩を放つステンドグラス
神秘的な光が天井まで埋め尽くされています
天井を支える長い長い柱
天井付近で枝分かれしていますが、なにやら植物を彷彿させ
昔見たアニメの「ナウシカ」にでてきた腐海の深層部にある石化した森を思い起こしてしまいました
誕生のファサードには蒼いステンドグラスを背景にキリストの養父ヨゼフの像
「主祭壇の天蓋飾り」
磔にされたキリストには麦とブドウで飾られた天蓋が被せられていました
キリストをバックに主祭団と椅子が設置されています
ミサも行われるのでしょうか?
そうここサクラダ・ファミリアは教会でしたね
そうそうミサが行われるのはここだけではなく地下にも礼拝堂はあります
そしてその地下にはアントニオ・ガウディのお墓もあるのだとか
さて実はこのサクラダ・ファミリア上層階に昇ることができます
そのエレベーターの予約時間が迫ってきたのでそろそろエレベーターのある部屋へ
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