先週末はニセコでキャンプでしたが、金曜の夜は小樽で前泊
某所に車を停め、夜の小樽の街に繰り出します
まずは小樽運河付近を散策
昼は外国人観光客が闊歩するこの界隈も夜7時過ぎになるとこんな状態になります
ホテルが足りないのか、はたまた夜に営業する飲食店が少ないのか
その両方だと思いますが、ちょっとさみしい気がします
今回伺ったのは、そんな運河沿いにある
協和浜ビル(旧通信電設浜ビル)1階にある「中国料理 レストラン好」
さてその協和浜ビルは昭和8年建立の小樽市指定歴史的建造物
なんだか趣がありますね
こうした建物は中国の上海にある外難の歴史ある重厚なビルを思い起こします
レストラン好も1988年創業の小樽で老舗の中華料理店ですが
小樽にはラーメンや餃子を主なメニューとした、いかにも日本の中華食堂は数々あれど
ここレストラン好のような本格的な中華料理店は他にそうそう見当たりません
メニューにもフカヒレやら干しアワビやらいかにも本格的な高級中華料理が並んでいますし
好の玄関にはこれ見よがしに甕出し紹興酒の甕が並べられていました
中華料理店としてのアピールなのか、なんだかこの後行く日本酒の立ち飲み屋さんの軒先みたいです
と、ここでまずは乾杯
生ビールとグラスワインをいただきます
そうここに来た理由の一つにワインのグラス売りがありました
えっそんなの普通でないと思われる方も多いと思うでしょうが、小樽では寿司屋を中心にまだワインをグラスで提供してくれる店がすべてではないのが実情です
寿司を食うなら日本酒を飲め、もしくはそんなにワインが飲みたいのならボトルで頼めといった風潮は今をなお小樽に残っているようです
小樽には純国産日本ワインの生産量が日本一の北海道ワインがあったり
すぐ隣に優良なワイン畑を数多く抱える余市・仁木があるのにもかかわらずです
これはさすがに小樽で飲みに行くたびさみしい気持ちにさせられます
愚痴っていても仕方ありませんね
さてそんな本格的な中華料理店ですが
頼むのはいつものように「あんかけ焼きそば」
海鮮でもなんでもないスタンダードなやつです
とはいえ「小樽あんかけ焼きそば」は小樽の名物
海鮮物の多い五目あんかけ焼そばの総称であることから、海老、ほたての小柱などがスタンダードなものでもたっぷりと入っているんです
これが焼き固められた麺と絡めて食べると本当に美味いんです
他の料理も食べたいのでこれは一人分を二人でシェアしていただきます
まぁこれは中華ではポピュラーな食べ方ですね
あんかけ焼きそばの他には点心を何点か頼むことに
まずは小龍包
アツアツで美味いのですが、細切りの生姜が欲しかったかな
続いて揚げ春巻き
昨年ベトナムに行ってこれがベトナム料理なんだと初めて知りましたが
中華は奥が深い
パリパリの春巻きはビールによく合います
当然のように生ビールもおかわりとなりました
最後に焼売で〆
これもセイロで蒸されアツアツで出てきました
いや〜美味しかった
次回は麻婆豆富やホイコウロウなど卓料理を食べに来ようと思います
さてさて次は2日前にいったばかりですが、河岸を札幌から小樽に替えて
酒商たかの2階の隠れ蔵に日本酒を飲みに伺うことにします
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