春のこの時期、羊蹄山やニセコ山系からの雪代水が流れる朱太川の終着点がこの寿都の海となりますが
そうした冷水が流れ込む寿都周辺の海水温は低く、もう季節は終わったかとも思われるホッケ釣りですが、寿都周辺の海ではまだ釣れているようです
ということで仕事の途中でしたが、ホッケ釣りの名所である弁慶岬を訪れると
平日だというのに太公望たちは大勢で押し寄せ思い思いのポジションで釣糸を垂れていました
さて寿都は定置網ホッケ漁日本一を誇る「ホッケ」の町です
そんな寿都には「ホッケめし」なるものがあり、町のご当地グルメにしようと画策しているようです
私もその噂を聞きつけ2年ほど前にダイマル大谷会館で堪能させてもらいました
今回仕事ではありますが、また寿都を訪れる機会があり
ダイマル大谷会館を訪れたところ、残念なことに店先に「ホッケ漁不良のためホッケめしやってません」の掲示物がありました
もう昼は「ホッケめし」を食べようと心に決めていましたし、この時は頭の中が「ホッケめし」状態だったこともあり、どこかで「ホッケめし」食べらずに帰るわけにはいきません
そういえばあと二軒ホッケめしを提供している店があるな~と、やって来たのは「寿し・食事処 かっぱ」
ホームページでもそう謳っていますし、国道の看板に大きく出ているんです
ところが暖簾をくぐり座敷に案内されメニューを見たのですが、その肝心の「ホッケめし」がメニューありません
このままではホッケめし難民となりそうな気配ですが、そんなはずはないと店の方に聞いてみました
するとメニューにはないがホッケめしはやっているとの事
ただし時間がかかりますよと言われました
マルダイ大谷会館と言い、ここ寿し・食事処 かっぱといい、ホッケめしは手間のわりにうま味がないのかな
メインとなるホッケが全国的に不漁でホッケの確保が難しく価格が高騰しているのもその理由かもしれません、そういえば最近スーパーで売られているホッケえっと思うほど高いと感じています
そんなこともあってか店では積極的に推進してなさそうな雰囲気でした
で、しばらく待って出てきたのがこのホッケめしです
洋食屋でいただくハンバーなどを乗せた鉄板に乗せられ出てきました
ちょっと焦がしたご飯にホッケの蒲焼がのり、その上にホッケの漁醤を入れたちょっと甘めのかけだれをかけていただきます
久々に食べましたが、ホッケもご飯もアツアツで美味かった
もっともご飯は北海道で一二を争うおコメどころのお米である蘭越米を使っているそうです
やはりこのホッケめし寿都の名物として定着させていただきたいものです
さてホッケめしの条件として、お刺身が一品出てくることとなっていますが
一緒についてきたお刺身のイカ、これがが絶品でした
そういや寿都港や岩内港でイカ釣り漁船をよく見ます
きっとこの辺りは新鮮なイカが食えるんだろうな~
夜、一杯やりながら食べたいものです
そうこの辺りでキャンプしながら寿都周辺のグルメを堪能するのも悪くはありませんね
そうそう今回、寿都に仕事で訪れたのは、そんな寿都のキャンプ場にかかわるお仕事
初めて訪れましたが、その寿都の浜中キャンプ場は駐車場も大きく車もゆったり停められるうえ、すぐ側にテントを建てられそうなことからキャンピングカーでの利用も充分考えられます
とくに正面に望む風景は積丹半島やその奥に暑寒別連峰が眺望できなかなか景色の良いところにありますが
どちらかというとこの周辺を訪れる観光客は積丹半島やらニセコ方面に行ってしまうため
観光ルートから外れ忘れられた感のあるキャンプ場です
けれど近くに牡蠣小屋があったりするうえ、こうした豊富な海の幸が食べられる食堂、居酒屋も有りますし、すぐ近くに温泉もあることから
一度訪れたいな〜と思わせるキャンプ場でした
もちろんそのときの昼飯はホッケめしだな
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