採れたら舞うほどに嬉しい「舞茸」

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「舞茸」
熟練したキノコ採りでも見つけるのが難しく、このキノコを見つけると舞い踊って喜ぶほど嬉しいからと名付けられたこのキノコ、松林のマツタケがキノコの王様ならば、舞茸もまたミズナラの森に生えるキノコの王様です
今回シルバーウィークを利用してはるばる斜里までやって来たのはそんな貴重なキノコである舞茸を採るためといっても過言ではありませんでした
 

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さてその舞茸採りですが、昨今熟練したキノコ採りのマイタケ採りは、高齢化し、その知見や技術を伝承する人も極端に少なくなったといわれています
ちなみに私も義父から舞茸採りについて舞茸の生えている木々やら3〜7年周期で同じ樹に生えることやら、山菜やキノコ採りぼモラルなどを教わりました
私の入る山もそんな採取する人の高齢化もあってか、いつも採られていた方が減っているのだとか
そういえば昨年もいわゆる「ナガレ」と言われる、傘からほとんど胞子を落とし、キノコバエ等が飛来し、傘の肉が落ちる状態になったものを見つけましたが、今年も同様にナガレに出会いました
これも採る方が減った影響なのかななんて思ったりもします
 

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そんなナガレの横の樹にはこんなちょっとナガレかけた舞茸を見つけることができました
 

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気を取り直してというか、時期的には間違っていないようなので
翌日また山に入ります
そこで見つけたのがコレ
普段ならミズナラの樹の根元辺りにあるのですが、これは樹の幹とウロの部分にあり、あぶなく見落とすところでした
 

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ご一緒した家族総出で採取
木肌ご採っていますが、この樹は既に朽ち果てていますのでご安心を
 


 

その晩
採った舞茸は天ぷらに
そして翌日は舞茸ごはんに・・・
 

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例年何とかこうして収穫出来ていますが
というかいつまでもこうした舞茸が採れることを切に願うとともに
豊かな知床の山の幸に乾杯です

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このページは、r-ohtaniが2015年9月28日 21:09に書いた記事です。

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