2015年3月アーカイブ

特異日2

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我が家の結婚記念日は先週でした
忘れっぽい私がその結婚記念日を忘れないのは、実はその日が自分の誕生日だったりもしたからです
それに加え3年前に義理の母が亡くなったのもその日だったりと
我が家ではその日を特別な日「特異日」として認証しています

ちなみにその特異日
特異日(とくいび)とは、その前後の日と比べて偶然とは思われないほど大きな確率で、ある気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる日のこと(ウィキペディアより)なんだそうです

さて今回はその特異日から5日ほど日付はさかのぼりましたが
義理の父が亡くなりました
葬儀の前に駆けつけましたが、仕事の都合で葬儀に参加できなかったのが悔やまれます
 


 

亡くなった父は山菜採りが好きで春は山菜、秋には舞茸などを採り
知床の海で鮭や鱒、チカやニシンなどを釣りまくる今でいうところのアウトドアマンでした

戦争も体験されたようで、船乗り時代(海軍の少年兵?)に高雄近くの海で船が沈められ、泳いでたどり着いた高雄で1か月入院していたなんて話も聞かせてもらいました

一度台湾の高雄につれていった時
高雄85というビルの頂上から高雄湾を眺めたときに
今も昔も変わらないその港の入口で昔出港の際は入口近くの小高い丘からいつも女学生たちが手を振っていたそんな昔話をしてくれたのを思い出しました

そんな特異日
これからも毎年忘れずに迎えることになるでしょう

そうそうその前に今年の秋の連休は義父を偲んで舞茸採りと鮭釣りで供養したいと思います

ついに10周年

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2005年3月6日
「おおたに家の日記」として始めたこのblogがなんと本日10周年を迎えました

いつも見ていただいている方
たまに覗かれている方
通りすがりの方
閲覧ありがとうございます

書いている私自身もまさかこんなに続いているってことにちょっと感動を覚えます
当初は日記の替わりとして、文書作成が少しでも上手くなればとおもい書き綴っておりますが
こちらのほうは残念ながら一つも進歩が無いようです

ただ私の人生の1/5の自分史をこうして記録に残しているわけですから
それなりに記録として使えています
あそこに行ったのいつだっけ、なんてな感じです

今後何年こうしてblogを更新して行けるかは不明ですが、出来る限り続けていこうと目論んでます
その際はまた立ち寄ってくださいね

忙しさにかまけてブログの更新を怠ってましたが、そろそろドイツ旅行を仕上げることにします
もう3月半ばに達しましたが、このエントリーは昨年の大晦日
同じくベルリンに来ている知人とブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウンをご一緒しようと待ち合わせのためポツダムプラッツへやってきました
 
ポツダムプラッツ駅の近くにベルリンの壁の撮影用スポットがあったので思わず一枚
 

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その知人
正月休みを例年ベルリンフィルのコンサート三昧にするため
その本拠地であるコンサートホールであるベルリン・フィルハーモニー近くの
グランドハイヤットホテルに宿泊しているとのことなので
ホテルのロービーで待ち合わせ
ロビーにはポインセチヤで作ったクリスマスツリーがあったので
こちらでもホテルのスタッフにお願いして記念撮影となりました
 

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さてここ新生ポツダムプラッツにはベルリンの富士ことポツダム広場にあるソニーセンターがあります
FIATベースのキャンピングカーに目を停め写した写真ですが、後ろに青い文字で
ソニーセンターと書かれている入口が見えますね
 
 

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そうそのソニーセンター
別名「ベルリンの富士」ともいわれるその屋根が特徴の建物で
地元の人気スポットとなっております
 

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(Wikimapiaより拝借)
 

ここを訪れたのはすでに大晦日でしたが
ソニーセンターでは碧色のLEDで作られた巨大なクリスマスツリーを見ることが出来ました
 

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ちなみにクリスマスツリーはベルリンのいたるところにあります
ポツダムプラッツ劇場前にはこんなLEDで作られたベルリンのシンボルである熊が周りを囲むクリスマスツリーも
さすがクリスマスツリー発祥の国といったところでしょうか
 

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さてそんなクリスマスツリーの隣の屋台でソーセージを購入
こいつを食ったらカウントダウン間近のブランデンブルグ門へと向かいます
 

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日本では厳かに迎える大晦日の年越し
海外では派手にどんちゃん騒ぎし新年を祝う
カウントダウンが大流行のようです

特にここ数年正月を海外で過ごすことが多くなってきたことから
昨年はニューヨーク・タイムズスクエア
 
 

 

一昨年はローマはトレビの泉で大晦日からのニューイヤーカウントダウンを楽しみました



 

今年は何処でニューイヤーカウントダウンを楽しもうと模索していましたが
推定100万人が集い新年を祝う世界最大ともいわれるイベント
ドイツベルリンはブランデンブルグ門前で行われるニューイヤーパーティ&カウントダウンに参加することとしました
ちなみに下の動画は2013年に行われたものです

 



 

ただその前評判通り、おそらくは本当に100万人と言われる方々が集まったことから
2時間ほど前にブランデンブルグ門へ向かっても近付くことすらままなりませんでした
なるほどこの日の早朝から入り口前で並んでいたのはこのためだったんですね


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仕方ありませんのでブランデンブルグ門から2kmほど離れた戦勝記念塔の広場で年越しをすることにします
ただここにも私同様ブランデンブルグ門に近づけない方たちが2時間も前から大勢たむろしていました
 

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さていよいよ午前0時
ブランデンブルグ門近くではレーザー光線のショーに加え
たくさんの花火が打ち上げられているはずですが、あまりに遠くてほとんど見えません
 

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写真のシャンパン片手に見上げる花火は
実は主催者が打ち上げているものではありません
このカウントダウンを楽しみに来たおそらくは地元の方々でしょう
手にたくさんの花火を持ってきて
大勢の観客の前で好き勝手に打ち上げているものでした
 

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この下の動画のように
あたりかまわずロケット花火を打ち上げているものですから
怖いのなんのって
この晩はベルリン中がそうだったようですから
たぶん怪我人とか結構いたのではと思わせるそんな晩でした

そうそうこの晩だけが無礼講でロケット花火の打ち上げも許可?されているのだとか
 


 

宴の後はこんな感じで
シャンパンやビールの空き瓶が転がっておりました

ベルリンっ子たちもきっとストレスが溜まっているんだろうな
 

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けどこんなとても先進国って思えないこのイベント
いつまで見ることができますでしょうか
早めに見ておいてよかったかな

ブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウンのあと
戦勝記念塔からポツダムプラッツ駅まで歩いてぽつらぽつら戻ってきました

すでに年も明けた正月の午前2時くらいでしたが、そんなポツダムプラッツ駅近くの
ポツダム広場ではいまだクリスマスマーケットが行われていてちょっとびっくり
ドイツ人は大晦日寝ないのかと思える人出です

しかもこんな時間大勢の方が屋台で寒い中ビールやワインを飲んでいました
 
 

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そんなクリスマスマーケットには
美味しそうな匂いを漂わせている屋台もあります
 

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大量の湯気とともにスパイシーな香りが・・・
暖かそうな料理の誘惑に負けたので、夜食にちょっと買って
ホテルで食べようと屋台でテイクアウトすることにしました


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テイクアウトしたのは
ソーセージにほうれん草のピューレ
これはいまいちでしたが
Schweinegulaschとか言う料理
ドイツ料理なのでしょう、これがドイツビール「パウラーナービール」によく合って美味かった
 

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私もついにJMBダイヤモンド

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JALのステータスカード最高位(まだ上が有るかもしれませんが)
「JMBダイヤモンド」
昨晩郵送で届けられました
 

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実はこれはJMBダイヤモンド・JGCプレミアサービスセレクションのパートナーステイタスコースでもらったものです
そう私自身年間120回(もしくは100,000FLY ONポイント)も飛行機には乗れませんものね

ちなみにこのパートナーステイタスコースの内容はと言うと
『大切なパートナー(配偶者)に会員ご本人様と同様のステイタスサービスを提供いたします(JALのホームページより抜粋』
そう我が家の奥さんがJMBダイヤモンドステータスだったので、それと同じサービスが受けられるというものなんです

我が家は家族会員ではなくそれぞれJGCの会員ステータスを持っていますが、今回もこの制度が有効で棚からぼた餅のように送られてきました
 

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そしてさらに一緒に送られてきた
国内線ファーストクラスアップグレードクーポン
 

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ファーストクラスのある路線でしか使えませんので、いままで新千歳~羽田くらいしか使ったことがりませんが、羽田~沖縄にもファーストクラスが有るようです
この路線だと2時間45分と長距離なので、食べごたえ、飲みごたえが有りそうです
 

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弾丸旅行の悲しさか、実質1日のベルリン観光もあっという間に終了
ホテルをチェックアウトしてベルリン・テーゲル空港に向かいます
地下鉄UバーンとSバーンを使えば空港へ迎えますが、ここはチェックアウトの際、予約してもらったタクシーを使うことにします
公共交通機関を使うのが旅のポリシーである我が家がわざわざタクシーを使ったわけは
空港へ向かう道すがらベルリンドームこと「ベルリン大聖堂」によってもらうためでした
 

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中央の壮大なドームが特徴のこのベルリン大聖堂
プロイセン王国を築いたホーエンソォレルン王家の記念教会である
この壮大なドームに上るとベルリンが一望できるそうだが
残念ながら正月の早朝だったこともあり
入館はできませんでした
 

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ここも第二次世界大戦中、空襲で甚大な被害があったようで
石柱がすすけていたり、補修されている跡があったりとしたが
そんなことも感じさせないほど、ものの見事に修復されていた
 

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ちなみにここも昨晩のブランデンブルグ門でのニューイヤーカウントダウン同様
ベルリン子たちのストレス発散の場?無礼講の夜だったようで
シャンパンの瓶やロケット花火や仕掛け花火などの残骸があちこちに転がっていた

無礼講とはいえこんな歴史ある教会
特にこの大聖堂のの地下には
地下カタコンベ(ホーエンツォレルン王家墓所)があるだとか

そんな場所でよくもまぁ
 

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ところでこのベルリン大聖堂前に停まっているキャンピングカー
この中で宿泊されたのだろうか

もしもそうだったら煩かっただろうな
 

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なんたってベルリンの大晦日はどこもこんな感じなんですから
 

2泊しましたが実質1日足らずのベルリン観光を終え、テーゲル空港へ戻ってまいりました
3泊4日の弾丸旅行とはいえ
もう少しのんびりすれば良いのにと思えるでしょうが、私にとってのドイツはシュッツガルト
ベンツやポルシェの故郷によらずに帰るわけにはいきません
ということでベルリン・テーゲルからシュッツガルトへエアベルリンでひとっとびです
ちなみにエア・ベルリンはワンワールド加盟の航空会社
マイルを使った特典航空券で取ることができました

テーゲル空港ターミナルCにはおそらくは本物でしょう
東西ベルリンの冷戦時代の象徴であるベルリンの壁がモニュメントとして飾られていました
落書きというかイラストはここがホーム(本拠)となるエア・ベルリンのようです
 

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さあこれから乗り込むエア・ベルリンは本来格安航空たるLCCですが、他のLCCとは一味も二味も違います
まずはチェックインカウンター
エア・ベルリンはワンワールド加盟の航空会社であることから
ワンワールドステータスが有効で、ステータス会員のための優先チェックインカウンターが利用できますし
セキュリティレーンも同様に優先レーンを使うことができました
並ばずに済みますので、時間を有効に使え大変重宝いたします
こうしたものが日程がタイトな我が家の弾丸旅行を支えてくれたりもします
 

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チェックインを済ませたら
いつもならセキュリティを潜りラウンジへ一直線のはずですが
ここはターミナルCを出てメインターミナルたるターミナルAへ
なぜって思えるかもしれませんが、テーゲル空港は狭く
ラウンジがメインターミナルにしかないためです
しかもターミナルをまたぐことから制限区画外にあるわけです

ちなみに来年にはベルリン・ブランデンブルグ国際空港が開港
ここテーゲル空港は閉港が決まっています

そうおそらくはこれが最初で最後のベルリン・テーゲル空港探究なります
ターミナルAは六角形の形をしたターミナル
さほど広くないスペースに旅行用品(リモアなどの店)や土産屋さん、レストランが軒を並べていました
 

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さてそのターミナルAあちこちぶらぶらと散策しましたが
肝心のラウンジが見当たりません
空港の案内図もなさそうなので
総合受付のようなところで聞いてみると、奥のエレベーターで2階に上がってくれとのことでした

ということでようやく
ベルリン・テーゲル空港のブリテッシュエア・テラスラウンジにやってきました
そうここにはワンワールドステータスで入れるエアーベルリンのラウンジはありません
同じワンワールドのブリテッシュエアのラウンジを間借りするようです
エア・ベルリンのホームたるベルリン・テーゲルでこれはいただけませんが
まあエア・ベルリンはLCCということなので仕方がないところかもしれません

受付にいた年配のいかにもゲルマンって感じのご婦人の笑顔に迎えられ
テラスラウンジに潜入です

もう正月でしたが、ラウンジ内にはクリスマスツリーこそありませんでしたが
クリスマスフラワーたるポインセチアはたくさん置かれています
 

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他にもラウンジ内は観葉植物が置かれているうえ
テラスラウンジの名の通り広い窓が印象的な開放的な空間で
しかも名のありそうなシックなソファーが画一的ではなく、様々なものが置かれています
(単に寄せ集めだったかもしれませんが)
出発時間までかなり余裕を見てきていますので、ここでまったりと過ごすことに
 


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されここでいつものようにラウンジ探究です
まずはフードから
 

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軽食が中心ですが、お昼近くになってから出てきたサンドイッチが旨かった
そうヨーロッパではどこに行ってもサンドイッチが旨い
パンは無論、はさんでいるチーズやハムのせいかな
 

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ただ残念なことにハムはありましたが、ソーセージはありませんでした
ここでソーセージをかぶりつつドイツビールと思いましたが、その夢は
ソーセージの本場?フランクフルト国際空港に持ち越すことにします
 

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つづいて飲み物
冷蔵庫にはお目当てのものが
 

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当然のように多種のビールが並べられています
まずは世界100カ国以上で愛飲される人気の「BECK’S」
それに加え今回のドイツ旅行でお気に入りとなった
「エルディンガー・ヴァイスビア」という白ビールをチョイスしました


ということでここで遅めの昼食
ビールは残念ながら樽生ではありませんでしたが、ハムをつまみに瓶ビールをいただきます

そいいや昔、何かの小説でドイツ人は朝から酒(ビール)を飲むとからかわれた
ドイツ人がこう答えたという話を思い出しました
「朝からビールを飲むドイツ人は労働者階級だ、
我々エグゼクティブは朝からビールなんて飲まない・・・・・ビールを飲むのは昼からだ!」
と朝からビールという言葉に憤慨して回答するシーン
どちらもあまり変わりがないように感じますが、まるで水のように飲むドイツ人にならって
まだ午前中ですがドイツご自慢のビールを2種いただくことにします
 

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ワインもありますがスパークリングワインに気になるものがありました
それがこの「MAMM」
そうF1の公式スポンサーとして有名でF1などの表彰式に「G・H・MAMM」が勝利の美酒としてシャンパンファイトに使われますね
なぜここにナパバレーのスパークリングと思い調べてみると
創業者のマムってドイツの裕福なワイン商人だったんですね
初めて知りました
 


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アメリカで思い出しましたが
ここでドイツではやってはいけないことを一つやってしまいました
闇に葬ろうとしましたが、ここで後悔ならぬ公開
サンドイッチを食べる際、濃厚なドイツビールよりも軽めな水っぽい飲み物が飲みたくって
こいつと思って飲んだのがバドワイザー
ビールの製法にまで法律を適用するような国でアメリカのビールを飲むなんて
あぁやってはいけないことを・・・・・・ビール好きな私としては懺悔の気持ちでいっぱいでした

ところが帰国してから調べてみると
このラウンジで飲んだのは
アメリカンなバドワイザーとは全く違う
「バドワイザー ブドヴァル B・オリジナル」
こいつはアメリカの大手企業の有名な製品ではなく
ビール産地として有名なチェコは南ボヘミア州で作られたビールだったんですね
調べてみると商標争いはかなり熾烈だったようです

なぜベルリンのラウンジでアメリカのビール?変だとは思っていましたが
勘違いして飲んでおいてよかった
 

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さてラウンジでやっておくもう一つの行事 
スマホの充電です
みなさんがそうなのか電源の位置はこんな感じで表示されていました
そして私の趣味の一つ
各国用のスマホの充電器の集めがこんな時に役に立ちました
 


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さてラウンジでまったりした後は
エア・ベルリンによるシュッツガルトまでの遊覧飛行です

さてベルリン・テーゲルからはエア・ベルリンでシュツッツガルトまで一っ跳び
ドイツの北東部から南西部まで1時間20分のフライトです
ICEを利用すればよいのかもしれませんが、ICE料金が結構なお値段となるので今回はマイルを使った特典航空券で乗ることにしました
 

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機材はボンバルディアQ400
これには日本の三菱重工が深く関与しています、というか機体の製造には中胴をはじめ多くの三菱重工製の部品が使われています

そしてこの機材はプロペラ機ということでジェット機とは違い
低空を飛行するうえ、高翼式のデザインなので翼に邪魔されずに眼下の景色をよく見ることができるんです
 


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天気もまずまずということで
ベルリンからシュツットガルトまで遊覧飛行を楽しむことにします
まずはベルリン周辺にたくさんあるという湖の一つが見えてきました
 

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そうこうしているとCAがウエルカムドリンクを抱えてやってきました
LCCだというのにこんなサービスまであるんですね
さっそくスパークリングワインでドイツの景色を眺めながら乾杯です
 

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飲み物はオレンジジュースかスパークリングワイン
それに加え甘いお菓子かスナックが選択できるとのこと
スナックはベルリンのホフブロイハウスで食べ気に入った
カリーブリスト味のポテトチップスでした
 

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シュツットガルトに近付くにつれ、景色が白くなってきます
南に向かってますが、標高が高いのでしょう
雪景色となってきました

そうそうここはドイツ南西部に位置する「黒い森」と呼ばれる高原なのでしょう
シュツットガルトはファンタスティック街道や黒い森観光の起点でもありました
 

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着陸間際のシュツットガルト周辺は完全に雪景色となっていました
なにやら大きな屋根の建物が多く見えますが
ここシュツットガルトはドイツ有数の工業地帯
メルセデスベンツやポルシェの本社・工場があるところですが
この工場もそうなのでしょうか

それと畑は葡萄畑でしょうか
そうここシュツットガルトはドイツワインでも有名なんです
 

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こんな遊覧飛行を楽しみつつ
車好きなら一度は訪れたいシュツットガルトへやってきました
最近ではサッカー好きにも知れ渡った街でもありますが
 

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けれどたどりついた空港にはなぜかレクサスが飾られていてちょっと拍子抜け
というか日本のビジネスマン
なかなかやるな〜

エア・ベルリンでベルリン・テーゲル空港から一っ跳びシュツットガルト空港へやってきました
ここから今回宿泊するホテルのあるシュツットガルト中央駅まではベルリン同様にSバーンで向かうことにします
 

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シュトットガルトではベルリンのそれとは違い、割合新しい「ドイツ鉄道423形電車」が使用されていました
どことなく洗練されたそのデザインは質実剛健をモットーとするドイツのイメージのものとちょっと違いますね
どうやらお隣の国の設計のようです
 

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シュツットガルト空港でもたもたしていたせいか、一本乗り遅れたようで
この電車にたどり着いたときは先行する電車が行ったばかりのようでした
おかげで運転席やら客車の座席などは撮り放題
テツの血が騒ぎます
 

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切符はベルリン同様ゾーン制
最初ドイツ語表記で手間どいましたが、英語表記に変え何とか購入
これほどの先進国でいまだICカードが導入されていないのは何故なのでしょう
 

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翌日のシュツットガルト観光は2等車の1日券を有効に使わせていただきました
それでも€11.5とかなり高め、それでも一回一回買うよりは安かったかな

このシステムよほどなれていまいと
切符の種類を決める際にその場で判断するのは多少敷居の高いシステムだったように感じました
 

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もちろんこのUバーン/Sバーン
シュツットガルトではポルシェ博物館やメルセデス・ベンツ博物館に行く際
かなり便利に使わせていただきましたけどね
 

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シュツットガルト中央駅へ空港からドイツ鉄道Sバーンでやってきました
そんなシュツットガルト中央駅の屋上には誇らしげにベンツのマーク
スリーポインテッドスターが輝いています
そうここシュツットガルトはメルセデス・ベンツのおひざ元となります
 

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今回とった宿はそんなシュツットガルト中央駅向かいにある
「シュタインベルガー・グラフツェッペリン」
交通の便のみを考慮してきめた宿ですが、5つ星ラグジュアリホテルということで
なかなかのホテルでした

そうそうホテル前で客待ちをしているタクシーはもちろんベンツです
 

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さてこれからは次回来た時のための覚書です
今回宿泊した部屋はツインベッドルーム
スーペリアツインというやつですが
交通の便もよくそこそこの部屋でしたが、宿泊代は一人1万円もかかりませんでした
 

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大きなTVとデスク
冷蔵庫はミニバーが付属していますが
スペースに少し余裕があるので、後ほどビールを買ってきて冷やすことにします
そうそうここの売りはWi-Fiが常備されていることのようです
ビジネスユーザーが多いのかな
 

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トイレが個室ってのが良いのですが、風呂を通り抜けるタイプなのでいまいち
あと流行りなのか洗面台は2つありました


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さてホテルのちょうど前
シュツットガルト中央駅前は大規模な工事が行われていました
これがシュツットガルト中央駅改造プロジェクト「シュトゥットガルト21」計画なんだそうですが
帰国してから調べてみるとこれが予算オーバーでかなりもめているんだそうです
 

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そんな喧騒を眺めつつ荷物をほどいたらSバーンで古都エスリンゲンを目指します

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シュトゥットガルトからSバーンで15分ほど行ったところにある小さな町エスリンゲン
中世の面影が色濃く残る古都エスリンゲンは、第二次世界大戦の戦火を逃れたことから
美しい木組家屋が残る古都
それにスパークリングワイン「ゼクト」で知られるワインの街でもあります
宗教色の強いドイツで正月の夕方に訪れるとすると店はほどんど閉まっていますので、そんな街並みを眺めるくらいしか観光に訪れるところはありません
ということでシュツットガルトのホテルを出てやってきたエスリンゲン
ブドウ畑につられ山のほうまで歩いてきてしまいました
 

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途中改修中の教会が見えてきたのでそこまで歩いて行こうと思いましたが
そこから山の上に続く石畳が気になり
ここはひとつ頑張って登ってみて山の上からエスリンゲンの街並みを見てみようと歩いていくことに

途中へこたりそうになりましたが、何かありそうな予感もあり
山の上まで行くとなにやら城らしきものが見えてきました
 

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それがエスリンゲン城砦といわれるもののようです
知らないでここに来れたのはかなりラッキー

頂上部にあるこの見張り塔は現在レストランになっているそうです
残念ながら正月ということでやってませんでした
 

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けれどこの城壁から古都エスリンゲンへの眺めは最高でした
ちょっと得した気分です
 

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そうそうここエスリンゲン城周辺は斜面を利用したブドウ畑がその美しい景色に溶け込んでいます
もってもここを訪れたのは真冬でしたので、緑濃いブドウ畑を見ることは出来ませんでしたが
 

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斜面のブドウ畑には観光用なのか植えられているブドウの品種とそのブドウで作られるワインのことが書かれた看板が点在いたします
写真には「カベルネ・ソーヴィニヨン」
他にもリースリング、グラウブルグンダー、シュペートブルグンダー、シラーなどが植えられているようです
 

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凍りついた斜面の通路を気をつけながら下りていきますが
その風景も格別でした
マンガ「神の雫」にもこうしたドイツのブドウ畑の斜面が出てくるのだとか
さすがに絵になりますね
 

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さて陽も落ちてきたようですし
次は雰囲気の出てきた古都エスリンゲンをめぐることにします

ドイツは第二次世界大戦の戦火で都市の街並みの多くを空爆で破壊されてしまいましたが
エスリンゲンはその空爆から幸いにも逃れることができたため、今も中世の街並みが残っています
エスリンゲン城砦からエスリンゲンの街並みを眺めた後は、直にその町を歩いて散策することに

街の名である「Esslingen am Neckar」ネッカー川のほとりのエスリンゲンの名の通り
ネッカー川沿いに発達したその街並みは「小ベニス」とも評されるのだとか

 

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まずは市庁舎広場
天文時計が特徴的な旧市庁舎の壁は赤く塗られていました
ここで12月には「中世のクリスマスマーケット」が開かれるのそうです
その名残りなのかクリスマスツリーが飾られていました
 


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続いて聖ディオニュソス 教会を取り巻くマルクト広場
ここでもクリスマスマーケットが行われます
一週間早くやってこれれば楽しめたのにとちょっと残念な気分になりました

ちなみに教会の名となっているデオニュソスは
ギリシア神話に登場する 豊穣とブドウ酒と酩酊の神
そう「酒」の神です
これはちょっと拝んでおかねばなりませんね
 

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さて私が宿泊先のシュツットガルトからのSバーンに乗ってこの街を訪れたわけは、近いのもその理由ですが
ここを訪れたのは正月の夕方ということもあり
敬虔なキリスト教徒の多いドイツにあって、この日はどこへいっても店は閉まっていると予想されたからです
そう街並みを眺めるだけなら休日は関係ないですからね
案の定エスリンゲンの街は照明は点けられているもののほとんど閉まっていて
訪れる観光客もみなウインドーショッピングをせざるを得ませんでした
 

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私もそんなエスリンゲンの街でウンイドーショッピング中に気になる商品を発見
それがこのBBQコンロ
プロパンガスを使うタイプのようですがプロパンガスは世界共通、日本で使おうと思えば使えないこともなく、じっくり見たかったのですが店は閉められていました
 

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店の明かりのが眩しいこのホテル兼レストランはやっているようですが、おそらくは宿泊客のための食事しか用意していないでしょう
夕食はこんな日なのでまた考えることにします
 

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そうそうこのに来たのなら見ておかねばならない有名な綱渡り名人がいるシェルツ塔へ
この綱渡り名人は塔の下でジェラードを売っているお店の看板ともいえる存在ですが
こうして夕暮れ時に見ると本物っぽくて風情がありますね
 

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ネッカー川畔に広がる古都エスリンゲンは、美しい木組家屋とワインで知られる街でしたが
訪れた時間もちょうどよかったようで、まるでそれはおとぎの国の迷宮に迷い込んだかのような街並みでした
シュツットガルトに来たついでではありましたが、なかなか見せてくれましたね

第二次大戦後の人口不足が顕著だったドイツ
労働者不足の解決策として労働ビザの緩和などがあったことから
今でも総人口の19.2%が移民で占められるのだそうです
なかでもトルコ系の移民が3.1%と最大グループとなっていて、ドイツの街にもそんな背景も有り
トルコ料理屋さんが点在いたします
なかでもドネルケバブ屋さんがその筆頭となるでしょう
 

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正月休暇でお店は皆閉まっていたエスリンゲンのバーンホフ通りを歩いているとなにやら美味しそうな香りが漂っていました
 

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その香りに導かれ
バーンホフ通りから少し入ったところに、その店はありました
店の名は「KONUK KEBAP」
偶然見つけたその店はトルコのイスタンブールに本店のあるドネルケバブのチェーン店です
キリスト教徒には休日だったかもしれませんがイスラム教徒にとっては営業日だったようでお店は開けられていました

店の外からでも回転肉焼き器(ロッティセリ)に乗せられた巨大な肉の塊が見えます
 

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これを見逃す手は有りません
さっそく店に入り、ドネルケバブを注文いたします

下のyoutubeにあるように店の方がアラビアンナイトに出てくるような長い剣(ではなくナイフですね)を使い鮮やかな手つきで肉の外側を切り落としてくれました
よく見ると回転肉焼き器(ロッティセリ)の奥にあるローターで肉を焼いているのが判ります
 


 
 
味を聞かれたので、ここはスパイシーと頼ませてもらうと、サワークリーム?を入れても良いかと聞かれたのでOKと手で合図 
ここで食べていっても良いのですが、どうせならホテルの部屋でのんびりビールを飲みつつ、つまみたいのでテイクアウトにしてもらいました
 

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もっともこれだけで2人分の夕食にはならないので
シュツットガルト中央駅に戻った際、フードコートでドイツに来て以来癖になっている「カレーブルスト」とパンとスープを注文いたします
 

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ホテルに持ち帰ったら
シュツットガルトの夜は部屋で食事と相成りました
まぁレストランなどは閉まっていますので仕方有りませんね
 

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もちろんビールもいただきました
銘柄は右側から
「エルディンガー・ヴァイスビア」という白ビール
「ドイツ南西部の黒い森地方のロートハウス・ピルス・タンネン・ツェプフレ」という非加熱のピルスナービール
「ヴレ・ビエレ」地元シュツットガルトのビール
と3種を飲み比べです

ちなみに上の写真のワインのコルク抜き
今回はビールの栓抜きに使いました
海外に行く時は必ず持って歩きますが、これって結構必需品だったりします
 


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ところで肝心のドネルケバブはラムか何かの羊肉だったと思いますが、美味かった
もちろんビールとの相性は抜群
今度イスタンブールにでも行って本場のドネルケバブ食べてみたくなりました

私がドイツといって最初に思い浮かべるのは高級車やスポーツカーが多いドイツの車
メルセデスベンツやポルシェ、アウディ、BMW、オペル
ドイツは自動車産業が盛んで数多くの自動車メーカーがある車王国です
ということでドイツに来たのならどうしても訪れたいのが、カーレースにおいて確固たる地位を固めているメルセデスやポルシェの故郷シュツットガルトに行って、その生まれ故郷の空気を感じてきたいというものえした
 

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工場のみならずシュツットガルトにはメルセデスベンツ・ポルシェともに工場に併設するようにミュージアムがあります、今回はその両方に顔を出したいと思います
 

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まずはスポーツカーの代名詞たるポルシェ
その博物館たる「ポルシェミュージアム」へ行くことにします
シュツットガルト中央駅からSバーンに乗り「Neuwirtshaus(Porscheplatz)」とポルシェの名のついた駅で降ります
駅の隣がポルシェミージアムという立地でした
 

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開場とともに入館と早くやってきすぎたようで
到着した時ミュージアムはまだやってはいませんでした
ショウインドーに書かれた
「メリークリスマス」のカタカナ文字を見つけることができました
(よっぽど日本人が来てるんだろうな)

 

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そうこうしている間に開店
€8を支払いチケットを買って入場
まだ訪れる人も少ないことから、貸し切り気分で見て回ろうかと思っていたら
お客さんは次々やってきました
 

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ちなみにまだお客さんが、ほとんどいなかった時間帯
動画で撮った映像がこれです
わくわくしながら撮ったおかげで時間にして5分弱ほどになってしまました
覚悟して見ていただけますでしょうか
 


 

エンジンも展示されています
下のエンジンは928V8エンジンにターボが付けられたもの
そうポルシェといえばターボですね

ちなみにこのエンジンは元F1ドライバーのジャッキー・イクスがレーシングボート用にオーダーしたものらしい
 

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展示物には2通りがあります
まずは市販車
911シリーズが並んでいます
 

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その中でも乗ってみたいな~と思ったのがこれ
911GT1ストリートバージョン
 

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ストリートバージョンの名の通り公道を走ることのできる車ですが
元になったのは、当時のル・マン24時間レースでは圧倒的な強さだった「マクラーレン・F1」に対抗しポルシェ911をベースに開発した、LM-GT1規定のレーシングカーなんです
その「ポルシェ・911 GT1」のホモロゲを取るために作られた車です
 

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オークションで売られている価格が今でも120万ドルというから、えっ億円
そんな車ですが日本でも当時数台が売れたんだそうです

買って帰りたいのはやまやまですが、あきらめます

続いてカットモデルの向こうに見える
レーシングカーのコーナーへ
 

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まずはマルティニカラーのポルシェ935
昔子供のころプラモデルで作った記憶があります
 

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ル・マン24時間などの耐久レースで活躍したマシンたちも展示されています
雌豚ベルタの愛称を持つピンクの車体が鮮やかな「917/20クーペ」
隣はルマンでの最高速度記録を持っていた917LHクーペです
 


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そんなル・マン耐久レースといえばこのマシン
そうですロスマンズポルシェ
何故だかひっくり返って展示されています
(高速でのダウンフォースがあればこうして天井も走れるらしい)

おそらくはエンジンやミッションは外されているでしょうけど
本物のようで座席脇に「ルマン・キング」の称号を持つジャッキー・イクスの名がありました


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まだお客さんが少なかった時間帯なので、ル・マンのシュミレーターで遊んでみました
子供用のものかとも思いきや、200km/hを超えるシュミレーターは結構難しかく楽しめました
 

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そんなこんなで2時間余り見てまわりましたが、展示車は膨大で
とてもすべては紹介できません
とりあえずとってきた写真は260枚
下記のアルバムにアップしてあります
 

ポルシェミュージアムのアルバム
 

さて今日は朝飯も食わずに出てきたことから
ここらで朝食にいたします

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