私が好きなTVコマーシャルに
「いすゞのトラック」のコマーシャルがあります
下手なイメージ戦略は使わず、商品そのものをアピールしたその姿勢に好感が持てました
そんないすゞのトラックはなんとタイでも活躍しておりました
カオサン通りではコンクリートミキサー車
ホテルのすぐ裏の狭い路地では卵を大量に積んだいすゞのトラックを見かけることに
(ちょっと怖そうな路地裏だったので写真を撮っていいかと運転手に尋ねたところこんな感じで快く承諾してくれました)
もっともここタイにはいすゞの工場があり年間30万台の商用車・SUVが生産販売されているのだとか
タイ人は器用なようでエンジンも現地生産されています
トラックももちろん街中や郊外で見かけましたが、今回のお話はそのエンジン
タイで活躍し老朽化などで使えなくなったトラック
そういったトラックから外されたのでしょう
エンジンだけとなってしまってもまだまだ現役で使われていました
それがこの「ルアハンヤーオ(水上タクシー)」
これは細長い小型船ロング・テイル・ボートと呼ばれているものの船尾に、トラックや車などのエンジンが載せられ、草刈り機のようなシャフトとその先に舵とスクリューが付けられ
スクリュー部分が水の中に入ると走り出すと言う、単純明快なボートでした
派手な音を立てて猛スピードで走っていくのが特徴でした
そんなルアハンヤーオのエンジンを気にして見てみると、据えられているのはいすゞのエンジンの比率がずいぶん高かったように思えました
(ラジエターやエンジンのヘットカバーに「ISUZU」のエンブレムが誇らしげでした)
特に目を引いたのがこれ
同じように「ISUZU」と書かれていますが
運転されている人に「ジスイズ イスズ」と投げかけると、嬉しそうな顔をして親指を立ててくれたのを覚えています
CMで謳われているように
『歴史を超えた 変わらぬ信頼が有る
国境を超え 変わらぬ信頼が有る』
『いつまでも いつまでも どこまでも どこまでも 走れ走れ いすゞのトラック♪』
まさにCMの通りの光景がそこに有りました
こんなにまでして愛される「いすゞ」のエンジン
製作者の方々ははたして知っているのだろうか?
ちなみにこのルアハンヤーオ
今回のバンコク観光では料金交渉が難しいと聞いていたので使いませんでした
次回またバンコクを訪れる機会があれば、今度は乗ってみようと思います
もちろん信頼のISUZUエンジン搭載のルアハンヤーオに
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