真鍋かをり著「世界をひとりで歩いてみた」

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年末年始前後はあわただしく過ごしていたのでついついこのblogの更新回数も減ってしまいましたが
そろそろ平常にもどります

さて先般私自身が強く共感できる本に出会いました
それが真鍋かをり著「世界をひとりで歩いてみた・女30にして旅に目覚める」
別段作家でもなく、ノンフィクションライターでもない彼女の書いたこの本
読んでみても特筆するような旅行記でもないのですが、共感する部分が多くまるで自分が旅行している気分で読ませていただきました
それは真鍋さんの旅が自分自身が作り出す「個人旅行」だということに起因しています
それとこの本に共感できるもう一つの部分は、こうした旅行記によく見られるバックパッカーの貧乏旅行ではなく、豪華なパックツアーによる旅行でもない、身の丈に合った旅行だということでしょう

 

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旅行は通常、海外ではなく国内旅行ならこうして個人で手配するのが一般的なのでしょうが、海外だとどうしてもツアーと呼ばれる旅行会社主催の旅に申し込む方が多いようです(実際には飛行機に乗り込んでいる乗客のうちツアー客は1/4程度しかいないそうですが)
旅行会社に委託するパック旅行ではなく、自分自身で航空券やホテルを手配し出かける海外旅行
一見ハードルが高いようにも思えますが、最近では航空券やホテルの手配に限らず
アメリカやヨーロッパの鉄道などもWebを通じて簡単に手配できるようになりました
なによりもそうした海外旅行にまつわる情報がふんだんに取れるようになりました
私ももしかするとその情報提供者の一人なのかもしれませんが、空港から街までの交通機関やその国でのマナー、治安などの不安のあるエリアなど・・・・・
あらゆるものがWebで検索すればパソコンの画面に現れるそんな時代になりました
しかもそれがiPhoneなどの携帯端末やタブレットでも可能です
私自身はこれをあのドラえもんになぞえ「どこでもドア」ならぬ「どこでも窓」と呼んで重宝させていただいています
この「世界をひとりで歩いてみた」の中で真鍋さんもiPhoneを駆使して海外の旅を楽しんでいる様子が描かれていました

そんな個人手配での海外への旅の必需品は
前述のiPhoneもしくはタブレット
そしてこれがなければ海外には行けません「旅券(パスポート)」
あとはわずかでしょうがお金やクレジットカード
わずかではすまない街を歩ける体力
そしてこれが一番重要と思えるのが、自分自身で考え行動する能力
そう海外では計画通り動けないアクシデントに頻繁に出会います
そうした時に機転を利かせるか、あきらめるかそうした判断がかなり重要です

私自身も日本のような安全と水はタダなんて国から海外に行きその空港に降りた瞬間から
五感が研ぎ澄まされていくのを自分自身で感じます
こうした旅行は今経験していなければ10年後20年後は無理だろうと思っています
よく定年になったら海外を旅行して歩きたいなんて話は聞きますがあまり実践されている方をしりません(もちろん定年後海外旅行をエンジョイしている方も多くいるでしょうが)

私自身いつ海外に行くの・・・・と言われれば
まよわず「今でしょう!」と答えると思いますが

そんな私も後押ししてくれるようなそんな素敵な本でした

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このページは、r-ohtaniが2014年1月13日 19:07に書いた記事です。

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