ピサ大 聖堂の鐘楼である「ピサの斜塔」
傾いているがゆえに世界有数の観光地となっておりますが
この斜塔なんと登ることが可能なんです
さすがはラテンの国、本当に登ってもよいの?というのが本音です
日本じゃ危険だからととかなんだとかで近寄るのすら無理そう
もっともこんなに傾いてしまっているので、いいよと言われてもちょっと躊躇しそうです
ピサの斜塔の高さは地上55m、で当然エレベーターはありません
297段ある階段をひいこら登ることになります
斜塔の屋上にはそんな階段を制覇した方々が風景を眺めておりました
なんだか羨ましく思えます
そこで折角ここまで来たのだし登ってもよいよというんだから登らないわけにはいきません
さっそくチケットセンターでピサの斜塔のチケットを購入
ピサの斜塔へ登る料金はお一人様€18と結構高く、2人で€36となりました
登る時間はチケット購入から1時間後の12時半とのことで、チケットに刻印されていました
指定された時間の少し前に入口付近にできた列に並びます
するとチケットを確認しているスタッフと客が何か揉めています
イタリア語らしくて何を言っているのかさっぱり判りませんが、その様子を不安そうに眺めていると近くにいたスタッフが私どもの荷物を見て英語で荷物は持って入れません、チケットセンター横の手荷物預かり所に預けてきなさいと教えてくれました
あとで判りましたが、斜塔に登る階段は狭いうえに登る人と下りる人とが交差せねばならず荷物が邪魔になってしまうようです
荷物を預けてくるとちょうど指定された時間となっていました
手荷物はありませんのですんなりと入場
塔の中でイタリア語(多分)・英語でこのピサ斜塔について説明があり
そのあといよいよ登頂
長くて辛い階段が待っていましたが、その階段よく見るとこんなに擦り減っておりました
ずいぶんと沢山の方が登られたんだな~とこのピサの斜塔の歴史を感じさせてくれました
5分くらいかけて登りましたでしょうか
登り終えた頂上からは青い芝生、ピサの街並みに映える赤い屋根瓦の家々が展望でき
そしてなにより手前の大聖堂ドゥオーモが迎えてくれました
ちょっと下を覗くと人々がアリのように小さく見えます
そうここは地上50m位のところ、手前の柵もなんだか頼りなく不安を感じさせてしまいます
このピサの斜塔はピサ大 聖堂の鐘楼ですから
当然のように頂上には鐘があります
ここで他の観光客にピクチャーピリーズとのたまって写真を撮ってもらいましたが、あとで見るとすっかり足がすくんでいるのが判りますね
そうですこんなところに登りましたが、私は高所恐怖症なんです
そんな恐怖を抑えつつもピサの斜塔頂上から眺めたピサの街並みを動画で撮ってみました
頂上からはこんなものも
ピサーノ山の手前にあるのは
プロサッカークラブ、ピサ・カルチョのホームグラウンド・スタジアム
「アレーナ・ガリバルディ」
さすがはカルチョのお国でした
コメントする