イスタンブール初日、まずはアヤソフィアを外からさっと眺めたらブルーモスクことスルタンアフメット・モスクへ

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インターコンチネンタルホテル・セイラン・イスタンブールで一休みしたら
トラム1号線始発のカバタシュ駅まで歩き、そこからトラムで旧市街へ向かいます
ここでトラブル発生
1枚のイスタンブールカルトを2人で共用していたのですが、残高不足で私しか改札を通れませんでした
メトロやトラムの運賃は事前に調べており200TL(約800円)をチャージしていたのですが、ほんのわずか足りませんでした
使ったのはイスタンブル空港からメトロで一度乗り換えつつタキシム駅まで使っただけで、事前調査の上ではまだ旧市街までトラムくらいなら大丈夫とたかをくくっていました
そうトルコの物価上昇はすさまじく、公共交通機関料金までもがひんぱんに値上がりしているようです
  

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なにはともあれイスタンブールカルトを再度チャージしトラムでスルタンアフメト駅まで乗車
降りてすぐに見えてきたのが「アヤソフィア」
元々は東ローマ帝国時代に首都コンスタンティノープルで建てられた世界最大の大聖堂を起源としたキリスト教の教会だったものを
オスマン帝国がイスラム教の礼拝施設として改築されています
身廊中央部の巨大なドームはその後のモスク建築の際の手本とされたようで
いまやモスクの代名詞と言える巨大なドームですが、もともとはキリスト教徒の大聖堂の一部だったというのが面白いですね
そんなアヤソフィアですが、1985年にイスタンブル歴史地域の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています

世界最大級の観光都市イスタンブルの世界遺産ですから、多くの観光客が押し寄せオーバーツーリズムの最たる施設となり
2024年有償化されましたが、そのアヤソフィア入場料はトルコリラ建てではなく€建て
そうトルコリラはここ数年大暴落(2015年にトルコリラの相場は$1が2.7TLだったのに対し2025年には32TLと10倍以上の下落)しており、イスタンブールの人々ですら自国通貨を信用していないようです
しかも入場料はなんと€25(日本円で4,500円くらい)と高額で入る気にはなれませんでした
ちなみにトプカピ宮殿や地下宮殿、ガラタ塔などの施設もほぼ同様かもっと高い入場料が設定されておりすべてパスすることに
 

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というのも隣接するブルーモスクことスルタンアフメット・モスクの入場料は無料
モスク自体は詳しい人でもなければそんなに代わり映えしないので(私の私感ですが)
ブルーモスクに足を運ばせます
ただお祈りの時間を確認せずに訪れたこともあり最初の訪問では入場できず
エジプシャンバザールで時間をつぶし再度訪れようやく入場できました
 

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さてそのスルタンアフメット・ジャーミイモスク
別名ブルーモスクとして親しまれ、世界で最も美しいモスクと言われていますが
建築時におけるとある逸話が有名なので紹介させていただくと
造らせたのはオスマン帝国第14代スルタン(国王)のアフメット1世
隣にあるアヤソフィアを越えるモスクをつくりたいという思いからメフメット・アーという人物に設計を依頼
その際にスルタンが、イスラム教の宗教施設に付随する塔であるミナレットを『金:アルトゥン』のにするようと命じたそうですが
メフメット・アーが聞き間違いミナレットを『6本:アルトゥ』にしてしまったというもの
ミナレットはその塔の上からはムスリムに礼拝(サラート)を呼びかけるアザーンが流されるなど
イスラームの権威の象徴となっていて非常に重要なものとして位置づけられています
ただ前述のアヤソフィアにもそのミナレットが存在するように
もともとはキリスト教の教会に付設されていた鐘楼を転用したもののようです
ちなみに6本のミナレットは聖地メッカにあるカーバ神殿のミナレット数と同じ
これはまずいと考えたのか、アフメット1世はメッカの権威を保つため、カーバ神殿に7本目のミナレットを寄贈したそうです
まさに世紀の聞き違い事件ですね
(下にある写真は私が撮影した中でなんとかその6本のミナレットが確認できる唯一のものでした)


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そんな聞き違いで完成してしまったスルタンアフメット・モスクですが
思いのほか出来は良かったようで「世界で最も美しいモスク」や「オスマン建築の最高傑作」と称されています
門を潜りモスクを目にすると、まずはその大きさに圧倒されます


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スルタンアフメト・モスクは、隣にあるアヤソフィアの構造(私は内部は見学していませんが)とオスマン帝国の建築家の中でも最も著名なミマール・スィナンの建築技法などが合わさった、オスマン帝国の中でも傑作と呼ぶべき美しい建築物だそうで
2,600平方メートルと言った途方のない規模の礼拝スペースからその内部の全容を見ることが出来ました
 

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モスク内部は青を基調とし、一枚一枚に緻密な植物や幾何学模様が描かれている2万枚を超えるイズニックタイルが素晴らしく
そんな青が映えることから別名ブルーモスクと呼ばれているようです
  

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約260の窓に施されたステンドグラスから差し込む光がイズニックタイルの青を強調させ浮かび上がり
壮麗な景色を醸し出していました
いや~イスタンブルについて早々、素晴らしいものを観てきました
しかもここ無料です


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このページは、r-ohtaniが2026年1月18日 06:20に書いた記事です。

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