サロマ大収穫祭2025に参戦

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斜里にある義弟の家で見た新聞の折り込みチラシ
その中に「サロマ大収穫祭」なるイベントのチラシがありました
行われているのが、ちょうど赴任先の滝川へ帰る日
ちょうどよいなと思い帰りの道すがら、そんなサロマ大収穫祭に寄っていきました
会場はなんと佐呂間町にあるトーヨータイヤサロマテストコース
都市圏から離れた地方のお祭りなんで・・・と、油断していましたが
開催時間に併せ会場入りしたはずが、駐車場では車が長蛇の列となっていました
 

2025shiretoko33.JPG
 

Youtubeでも紹介されているので貼っておきますが
この日は開催時間前から長蛇の列で人が埋め尽くされ、大盛況
なんと10,000人が集まったのだとか
 


 

収穫祭の目玉であるサロマ湖産養殖ホタテの即売会で
ホタテ貝12枚(1,500円)を買う為、これまた長蛇の列に並びました
 

2025shiretoko34.JPG
 

ホタテの即売会はテントの後ろに横付けされたトラックの荷台に
大量に持ってきたようでしたが、残念なことに販売が始まって30分後には完売
残念ながら購入することはできませんでした
 

2025shiretoko35.JPG
 

さてサロマと言えば、日本カーリング発祥の地
日本国内初となるカーリング専用ホール「常呂町カーリングホール」がある街として有名で
冬季間は農閑期であることと流氷で閉ざされるオホーツク海では漁業ができないこともあり建てられたようですが
国内レベルの競技大会も開催されて多くのオリンピック選手を輩出する施設となりました

常呂町カーリングホール出身といえば、どうしてもカ-リング娘に目が行ってしまいますが、私として印象に残っているのが
日本選手権では1996年から1999年まで4連覇を達成した常呂町出身の敦賀信人選手
弱冠20歳ながら、1998年の長野オリンピック カーリング競技に試合を決めるスキップとして出場
印象に残っているのが、日本、アメリカ、スウェーデンの3カ国が3勝4敗で並び、タイブレイクとなる準決勝進出決定戦「日本vsアメリカ」
アメリカ側のラストショットを残しての敦賀信人選手の最後の一投はこれ以上ないといった完璧な一投でした
これで勝ったと誰もが思った、そのあとアメリカのスキップが放ったラストストーンがまさに神の一投
わずか3センチの差で負けてしまいます
その時の敦賀信人選手が膝から崩れ落ちたシーンはいまでも忘れられません
 


 

そして試合後、記者から今後の進退について問われ
現役引退を表明し「漁師になります」と即答したのも驚きでした
まぁ質問した記者は若干20歳の主力選手ですから、次のソルトレイクオリンピックを目指すと答えてくると想像していたのでしょうね
でもその即答した真意は単に家業を継ぐというものではないのも事実かと思います
サロマ湖はホタテ養殖の発祥地でホタテ漁が盛んにおこなわれていますが
ホタテ御殿が並ぶ同じオホーツク沿岸の猿払村は日本一の金持ち村とまで言われてることからも、ホタテ漁は儲かるようです
カーリングでは食っていけない
それよりもホタテ漁による実益を考えたのかもしれません、そんな時代でした

そんなサロマ湖のホタテは会場で浜焼きされ提供されていました
  

2025shiretoko36.JPG
 

他にもホルモンやきなどの屋台が立ち並ぶこのサロマ大収穫祭
来年は立ち寄るのではなく腰を据えて伺いたいと思います
 

2025shiretoko37.JPG

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2025年11月26日 06:25に書いた記事です。

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