ようやく4年前に行ったシンガポールGP2018の話を書き終えたところですが
同様に4年前の2018年のお盆休みに行ったブリュッセルとトゥールーズの話が書きかけで中断していたので、今度はその話を綴っていきたいと思います
前回までの話は香港経由でたどり着いたブリュッセル空港ですが、再度乗り継ぐさいのラウンジの話だったので
再開する最初の話はブリュッセル空港から今回の旅の目的地トゥルーズへ向かう話からとさせていただきます
さて搭乗するのはキャセイ・パシフィック航空とコードシェアしているブリュッセル航空のSN3667便
搭乗口を通過しようとしたその時
ブリュッセル空港の搭乗口では何と『ゲートピンポン』
エコノミーからビジネスクラスにインボラアップグレードされました
機材はエアバスA319
ボーディングブリッジではなくバスで移動の後、この 航空機乗降用タラップで搭乗します
しかもそのタラップ、屋根なしです
何だかLCC感たっぷり
まぁそんなオープンなタラップだったからこそ、こんな
「OFFICIAL AIRLINE OF THE BELGIAN RED DEVILS」と搭乗口の脇に貼られたサインを見ることが出来ました
これこそブリュッセル航空がベルギー王立サッカー協会とのパートナーシップを締結し、ベルギー代表サッカーチーム独占的に運航を担っている証
もしかしたらこの機材にもベルギー代表こと赤い悪魔達が搭乗したのかもしれません
ビジネスクラスにインボラアップグレードしたとは言えLCCなんで、広い席が当てがわれるわけではなく(もともとそんな広い席は無い)、3列シートの真ん中の席を空席にし余裕を持たしているだけなんですけどね
そんなシートには
「FLEX&FAST Behind this seat row」というサインが掲げられていました
さてブリュッセル空港のエプロンには、ここが本拠地のブリュッセル航空のエアバスがずらり
それにここはベルギー空軍のメルスブローク空軍基地も隣接してるという事もあり、ベルギー空軍の輸送機が駐機しておりました
さて、この日は天候も良く遊覧飛行となりました
飛び立ってすぐ、センヌ川沿いに形から原子力発電所らしきものが見えてきましたが、これは天然ガス発電所
「セントラル・ヴィルフォールデ」
さすがにこんな街中に原子力発電所は建てられないですよね
続いてエリザベート公園
美しく大きなアールデコ建築教会が見て取れますが、これが「聖心の国立大聖堂」
日本のガイドブックには載っていない、けれど背景と合わせ美しい教会です
ここで機内の冊子に目を通しますが、その中にメニューが有りますが
機内食は有料で、そのメニューは値段付き
ちなみに今回ビジネスクラスにインボラアップグレードされたことから、有料だったはずの機内食とビールは無料となっています
さて無料で提供されることとなった機内食ですが、フルーツの盛り合わせにチーズやハム類
ヨーグルトとパン
それに1886年創業のベルギー王室御用達のクッキー「ジュールス・デストルーパー」が誇らしげに並んでいました
何だかビールのつまみにしてくださいと言っているように思えたので、ベルギービールを頼むことに
ちなみにその「ジュールス・デストルーパー」のアーモンドシン
甘いものは苦手な私でさえ、この味にははまりました
という事で、帰りにブリュッセルのスーパーで大人買いしてしまいました
頼んだビールはレフ (Leffe)ブロンド
缶にはBLONDE(フランス語)と、BLOND(オランダ語)の二か国表記
まぁベルギーの公用語がフランス語だったりオランダ語だったりするので両方記載されているようです
グラスはステム無しのワイングラス、プラスチックのカップではないところにもベルギービールのプライドを感じます
〆はもちろんベルギーコーヒー「ロンボウツ(Rombouts)」とノイハウスのチョコレートを楽しみました
いや~インボラアップグレードさまさまです
そうこうしている間に機材はトゥールーズ・ブラニャック空港へ向け降下をはじめました
するとガロンヌ川の中州にリーグ・アン(私が伺った2018年当時)のトゥールーズFCの本拠地「スタジアム・ド・トゥールーズ」を見ることが出来ました
空港では機体の部品を輸送する大型輸送機(エアバス ベルーガ)が迎えてくれました
そうここトゥールーズ・ブラニャック空港はエアバス・ATRの組み立て拠点にもなっているんです
ということでこれからトゥルーズの旅が始まります
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