伊丹空港での空き時間を利用し宝塚市立手塚治虫記念館へ

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大阪伊丹空港ANA側のターミナルとなる南ターミナルには、手塚治虫キャラクターの集合した看板「宝塚市立手塚治虫記念館」が設置されています
これを見たのは2020年の夏、四万十川を拠点にアウトドアを満喫しようと向かう途中、乗り継ぎでやって来た伊丹空港でした
それまでJALを使う事の多い我が家でしたが、たまたまこの年はANA修行真っ只中、マイルがたまっていたこともありそのマイルを使った旅をしていたことでこの看板に出会ったというわけです
 

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そんなことを思い出したこともあり
京都からの帰り道、少し早めに伊丹空港へ戻ってきて
伊丹空港JALファーストクラスカウンターにてチェックイン
スーツケースを預けたあと、宝塚市立手塚治虫記念館へ向かうことといたしました
 

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手塚治虫記念館へは電車で向かうことにします
大阪モノレールから蛍池駅で阪急宝塚線に乗り換えるところで
TVで見たことのある方々を見かけました
それが昨年日本TVの「沸騰ワード10」と言う番組で見た、宝塚養成学校の受験で見事合格したお二人
 

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ちなみにスポーツの有名な戦いなどがない限り、めったにTVを見ない我が家ですが、一つ我が家にはお気に入りのTV番組がそんな番組「沸騰ワード10」
このblogでもたびたび消化している航空会社のステータスにまつわる話がまさかTVで紹介されようとは私自身思ってもいませんでしたが
そんな航空会社のステータスにこだわる歌手(タレント)の風間俊介氏や航空会社のラウンジをわかりやすく解説してくれるラウンジの鬼・高橋真麻の話などは録画までして悔いるように見ています
まぁ時代は変わったかと言うか、まさかこんなニッチな趣味がTVで堂々と紹介されるとは20年くらい前は考えもしませんでした
そんなTV番組の沸騰ワード10で最近よく登場する、宝塚養成学校の受験にまつわるお話
どちらかと言うと合格・不合格をお茶の間で喜び悲しむといった私自身はあまり好きなテーマでは有りませんが、宝塚に来るまで電車で「沸騰ワード10」の宝塚音楽学校密着取材で見ただろうお二人がいらっしゃいました
目的地である宝塚市立手塚治虫記念館に向かう途中にあった宝塚大劇場は初日と言う事もあり大劇場前には入り待ちをしている方々がカメラを抱えて待っていました
 

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話が横道にそれましたが、目的地は宝塚歌劇団ではなくあくまで「宝塚市立手塚治虫記念館」
この記念館は宝塚市で手塚治虫氏が5歳から24歳まで約20年間過ごしたことを称え宝塚市が1994年に建設し設立されたミュージアムです
 

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入場券を購入し入館、まずは常設展示室を見て回りますが
ずらりと並んでいるのは40本の展示カプセル
火の鳥[未来編]に出てくる生命維持装置(カプセル)を模したオブジェがそこに有りました
 

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オブジェの中には
手塚治虫氏がここ宝塚で過ごした時代や少年時代にスケッチした昆虫やそんな少年時代の記録
 

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それに加え手塚治虫氏は医学博士の学位を取得していたこともあり、ここにはその「医師免許証」や奈良県立医科大学の学位記なども展示
隣にはリボンの騎士のサファイヤのフィギュア
宝塚少女歌劇団と親しく接することで『リボンの騎士』に代表されるような王様や妖精やお姫様や盗賊といったファンタジーを自分の中に育んでいたということを表現したかったのでしょうか
ちなみにガラスの中にいる「サファイヤ」は宝塚市民なんだそうです
えっその住民登録は男性それとも女性?
ここ宝塚では無粋な質問でした
 

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オブジェの中にお宝発見
1947年1月30日発行の初版本「新寳島」
オークションならおそらく高級車が買えるほどの価格が付くような一冊
ちなみに「新寳島」手塚治虫と酒井との合作単行本、当時40万部を超えるベストセラーとなったので数はあったはずなんですが
 

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他にもお宝が一杯
「LOSTWORLD(前世紀)」「METROPOLIS(大都会)」「来るべき世界」など
 

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そんな初期の作品が掲載された雑誌がガラスの中で眠っていました
 

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私が伺った時、2階ではこのとき「カプコン」と手塚作品のコラボレーション展示『CAPCOM vs. 手塚治虫CHARACTERS』が開催されていました
まぁゲームはあまり興味がないので素通りですが
 

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そんな2階には手塚治虫氏の貴重な原画もあり、くいるように眺めてきました
まずは「鉄腕アトム」
 

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ちなみに手塚治虫氏の「鉄腕アトム」を漫画で読んだことは有りません
これがアニメ以外の「鉄腕アトム」ファーストコンタクトです
 

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私にとって手塚治虫氏と言えば、何といってもこの「ブラックジャック」
週刊少年チャンピンオンで掲載されていましたが、私の好きな漫画である望月三起也氏の「ワイルドセンブン」なども連載され毎週欠かさず読んでいたことから、ブラックジャックもリアルタイムで読んでいました
 

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そんな手塚治虫氏のなかでも思いいれのある、ブラックジャックですが、
1973年に虫プロ商事と虫プロダクションが倒産し、どん底にいた手塚治虫氏
しかも当時は劇画ブームや少年ジャンプの人気漫画家に押され古い漫画家というレッテルが貼られていました
そこを週刊少年チャンピオンが手塚治虫氏を漫画家としての再生に尽力し、そしてこれが手塚治虫氏の代表作の一つとなりました
先ほど説明した医師免許を持つ手塚治虫氏でなければ描けないだろう名作の一つです
 

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最後に地下階
モチーフとなるのはは「鉄腕アトム」の主人公アトムの作られたラボ
ここにはアニメ制作の初歩等を体験することができる「アニメ工房」があり
実際に自分で絵を描いてアニメーションを制作することができる体験コーナーが有りますが、他に行くところもあるのでそろそろ手塚治虫記念館をあとにします
 

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2022年4月14日 05:49に書いた記事です。

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