飛騨高山料理「樽平」で食す、ざいご盛りときりたんぽ

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さて飛騨高山の旅もいよいよ終盤
最後の夜となりました
今宵の晩飯のため、高山駅前の幌広小路通りを歩いていると
郵便局前にクマ風の雪だるまを見かけました
と、これまでは晩餐に向かう途中に歩みを止めるなど無かったことですが・・・・
今日は昼から酒蔵巡りの試飲等て酔っ払ったうえ、昼飯の飛騨牛の焼き肉、五平餅、みたらし団子、飛騨牛握りと食べ歩いてしまったため晩飯はパスしたいほどの胃腸の状況
どちらかといえば余り食べたくないといった気分でした
けれど今回の旅のテーマであるTVドラマ「ワカコ酒スペシャル 飛騨酒蔵めぐり」聖地巡礼の旅
ワカコが訪れたわけではありませんが、ワカコが東京で行きつけの店としている「逢楽」の大将が息子と訪れイナゴを食した飛騨高山人気店『樽平』でした
せっかく予約したこともありましたが、向かう足取りは重いままでした
 

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さてその飛騨高山料理「樽平」
創業1965年の老舗酒場で57年もの歴史を持ち
太田和彦の日本百名居酒屋にも登場する名店です
 

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暖簾をくぐり引き戸を開けるとカウンター越しに
和服姿の女将と割烹着姿の若女将が迎え入れてくれ
予約の旨を伝えると奥の小上がりの座敷に通されます
雰囲気は居酒屋と言うよりは風情のある小料理屋と言ったほうが判りやすいのではないでしょうか
 

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通された座敷のテーブルに置かれたメニューがこれ
飛騨高山の郷土料理にまじり「はたはたすし」などの秋田料理の名がちらほらと見てとれます
それもそのはずここの女将が秋田出身ということだそうで、秋田料理も秋田のお酒とともに提供しているのだとか


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飛騨高山の地酒蔵元仁木酒造の「氷室」などに交じり
女将の出身地秋田は大納川の「天花」の一升瓶が冷蔵庫で出番を待っています
けれど本日はここにくるまでかなり飲んできたので
日本酒は遠慮したい気分
 

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と言う事で日本酒では無く生ビールをチョイス
席料替わりのお通しは
じゃがいもの食感が残る ポテトサラダと煮豆
そしてかまぼこの梅しそ挟みがさわやかで酔い覚ましにちょうど良かった
これ帰ったら日本酒を嗜む際にまねさせていただきます
 

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合わせる肴は高山の郷土料理盛り合わせの「ざいご盛り」
メニューを眺めてみると「迷ったらまずこれです」と書かれた
こも豆腐、ぜんまい、春菊のえごま和え、ころいも、豆菓子の「まめつかげ」
このまめつかげは大豆を醤油、砂糖、小麦粉で衣をつけ、揚げた菓子
郷土のお菓子と言ったところでしょうか
 

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それと何か汁ものが食べたいと、メニューを見ると
最後に
「樽平自慢のきりたんぽ」2,000円なるものがあります
なにやら米はあきたこまち、鳥は比内地どり、すべて母の手作りですとのこと
ということできりたんぽを頼んだのですが、これが大正解
 

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2日酔いならぬ、1日酔い状態でしたが、これがきりたんぽを食べると何だかお腹スッキリ
さすが日本酒王国秋田の郷土料理と関心しきり
飛騨高山はきりたんぽが美味い?
 

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このページは、r-ohtaniが2022年3月21日 07:24に書いた記事です。

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