シンガポール・チャイナタウンの川味坊で食す「重慶烤魚」

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シンガポールのグルメと言って、外すことが出来ないのがホーカーズ
えっ東南アジアの屋台って不衛生じゃない?
なんて思われる方もいらっしゃいますと思いますが・・・・
そこは明るい北朝鮮ともいわれるシンガポール

屋台の衛生面などを危惧した政府が、過去に強制的に屋台を一箇所に集中させたうえ
屋根のある建物に水道やトイレを整備し
清掃や食器洗いのスタッフを雇って衛生面を考慮しながら運営している
それが「ホーカーズ」
観光客でも安心してローカルフードが楽しめる場所となっています

ホーカーズの中でも特におすすめなのがチャイナタウン、ピープルズパークコンプレックス脇にあるにあるホーカーズは地元の方が通うほどの人気となっています
そんなホーカーズに「烤魚」やら「川味」などの文字が並びカプサイシンの薫りが周りに漂っている一角が有ります
そうです四川料理の屋台が並んでいて
辛いもの好きの私がシンガポールに来たのなら、いつも立ち寄る場所となっています
 

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そんな屋台の厨房を覗くと、屋台とは思えない高カロリーのガスレンジに巨大なレンジフードが見て取れ何やら美味しそうな料理の制作中のようでした
しかも4名ほどいたスタッフが見な揃いの制服らしきTシャツを着ていました
まぁ場所が場所なんで観光化の波は避けられないようです

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で、ここでの私の一押しが「川味坊」
もちろん四川料理のお店
店頭のメニューには美味しそうでいてしかも辛そうな料理の写真が並びます
 

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けれど看板の店名の脇に「重慶烤魚」と「香辣螃蟹」と書かれています
それがここの看板料理なのでしょう
その一つ「香辣螃蟹」まあ平たく言うとチリクラブ
店頭にはそんなチリクラブ用らしき美味しそうな蟹が並べられていました
 

2019singaporegp475.JPG
 

さて今回頼んだのは「重慶烤魚」
S$18(日本円で1,440円)
重慶の万州という地方の名物料理なんだそうです
その万州は長江三峡のあたりということで、海まで何千キロって距離の内陸にあるので、材料に使われる魚は本来淡水魚なのでしょう
けれどここシンガポールは港町、海産物が美味しいところでもあります
使われているのはおそらくは海の魚であるスズキのよう
もちろん尾頭付きです

そのスズキが炭か何かで焼かれたうえ
辣油や花椒等のスパイスで味付けされたスープに入れられ
セロリ、もやし、白菜などとともにグッグッに煮込んで、その上にピーナッツや香菜(パクチー)胡麻が添えられ提供されます
これが冷えた青島ビールと合わないわけがありません
 

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その重慶烤魚ですが、こうしたビュッフェで見られるような四角い鍋の卓上版に入れられているのが特徴でしょうか
しかも鍋の下には固形燃料かアルコールで温められつつ・・・いやもとい
温めるというよりは白菜などの野菜はこの鍋の中で煮込んで食べるといったほどのレベルの火力です
これが熱々のうえ辛いのなんのって

 


 

とはいえ私も古来より魚を主に食べてきた日本人
そんな日本人のプライドで骨までしゃぶる勢いで間食してまいりました
 

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このページは、r-ohtaniが2020年5月26日 19:55に書いた記事です。

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