ケネディ宇宙センター「アップクロース・エクスプロアー・ツアー」次はアポロ・サターンⅤセンターへ

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さてしばらく日本国内の話が続きましたが、そろそろ話も尽きてきた事ですし
また昨年の夏休みに行ったオーランドの話に戻します

1969年7月20日、宇宙飛行士のニール・アームストロングおよびバズ・オルドリン、マイケル・コリンズの3名がアポロ11号で月に向かい、月着陸船イーグル号で静かな海に舞い降りました
その映像はリアルタイムで全世界に放映され全世界の人々が熱狂しました
その時、私はまだ小学生低学年、子供心にすごい事だな~と感じた記憶が有ります


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さて今回参加したケネディ宇宙センター アップクロース・エクスプロアー・ツアーは盛りだくさん
まずはビジターコンプレックスでスペースシャトル・アトランティス号
そしてバナナリバーの展望台から発射台を望み
ビーケル・アッセンブリー・ビルディングでは組み立て工場を見て
最後にやって来たのが「アポロ・サターンⅤセンター」
 

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さて前述のアポロ11号の快挙から50年の歳月が流れましたが、ここでようやく私もあこがれ続けた「悪魔」ことサターンVと夢の対面です

アポロ・サターンⅤセンター正面入り口から入るとすぐに、その悪魔が迎えてくれました
ちなみにこれは展示用の模造品などではなく、何と本物
20号まで予定されていたアポロ計画が中止にならなければ、打ち上げられるはずだったアポロ19号用に生産されたサターンVブースター
未使用のブースターはここアポロ・サターンⅤセンターに搬入され
試作・テスト用の機体と組み合わせて展示されているというわけです
全長は110.6m、燃料を含めた重量は2812トンといった代物
よくぞ50年前に作ったな~というのが、第一印象でした
 

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ちなみにこのサターンV
50年近く経った今でも人類が開発したものの中では最も高出力のエンジン
そういやエヴァンゲリオン劇場版でこのサターンⅤ型の一段目がユニットとして使われていましたが、そんな理由なんでしょうね
 

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そんなエンジンをまじかに見てみました
まずは第1段ロケットに取り付けられたロケットダイン社製F1エンジン
5基の総出力を馬力に換算すると、なんと約1億6千万馬力
たとえは悪いのですが、乗用車で言うと
三菱のランサーエボリューションX GSR(2010年)約53万台分の出力ということになります
 

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続いて
第二段 (S-II)
液体水素と液体酸素を使用するJ-2エンジンを5基搭載

第三段 (S-IVB)
J-2エンジンを1基搭載
 

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一番前には緊急用の打ち上げ脱出システムが接続された司令船
 

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そして
アポロ月着陸船イーグル 通称「LM」
「ヒューストン、こちら静かの海基地イーグルは舞い降りた」のあれです
もっともこれはレプリカでしょうけどね
 

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ノース・アメリカン社製の司令船(未使用)
そして機械船 (CSM)
 

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さてこいつは本物
「アポロ14号」司令室キティーホークの実機
大気圏突入で、焼け焦げた跡が生々しいですね
 

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アポロ14号司令室は内部も見ることが出来ました
それにしても狭いっ
マーキュリー計画のころ、宇宙船は乗るものではなく「着る」など比喩されていましたが
まぁその時よりはまだまともなんでしょうけど
 

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こんなところで3人もの大人が
発射の際のGに耐えたり
大気圏突入の際、身を潜め耐えていたんですね
 

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次はルナ・サーフェス・シアターへ
ここでは「アポロ11号」月面着陸時の感動的な実写シーンを上映
スクリーンは小さいのですが、アポロ11号の発射から月面に降り立つまでの映像が当時のニュース映像などとともに再現されていました
その映像に付随して、スクリーン手前にあるステージには静かな海(月面)が再現され
ステージ上部から月面着陸船が降りてきて、アームストロング船長らしき宇宙飛行士が月面に立つというNASAにしてちゃちな演出も見ることが出来ました

ちなみにその映像には
例の「サンタクロース」という交信は聞こえませんでした
 

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アポロ15号では月の地質を調査するために月面車(ムーン・バギー)を初めて使用しました
こいつはボーイング社で作られましたが、設計はポルシェだったりします
 

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アポロ17号のときの
月面におけいてのべ30km以上を走破するさいに使われた月面車

双方ともに本物は月に置き去りにしているのでこれらはレプリカですね


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これ初めて見ましたが
月面で使用していた、リヤカーのような荷運びに使う道具
石を拾う道具も付属していますので、おそらく月の石を運ぶのに使われたのでしょうね
 

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そんな月から持ち帰った「月の石」も展示
写真はアポロ15号が持ち帰った37億年前のものなんだそうです
 

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しかもその「月の石」
なんと直接触れることも出来ちゃいます
もっともワシントンのスミソニアン博物館も同様に触れましたが
 

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ミュージアムには宇宙服も展示されていますが、胸にシェパードの名のある宇宙服もありました
アラン・シェパード船長がミッションをこなしたアポロ14号の実機を見てきましたが
どうやらここはアラン・シェパードを記念するミュージアムのようです
日本ではあまり知られてはいませんが「マーキュリー3号(フリーダム7)」でアメリカ人として初めて宇宙へ出たこのアラン・シェパード
アメリカ人にはかなりの人気があるようです
 

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でもどうせならアランがゴルフ好きで、それが高じて月にゴルフクラブを持って行ってしまったという逸話が有り、人類初の快挙となりましたが
月で2度ほど打った球の軌道は、その後研究資料ななったそうです
ちなみにどうせならそんなゴルフクラブも展示して欲しかった 
 

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最後にこんなプレートを見かけました
プレートにはアームストロング船長が月面にその第一歩を記したさい放った
「That's one small step for man, one giant leap for mankind.」(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが,人類にとっては偉大な飛躍だ)
その言葉が刻まれておりました
 

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そんなこんなでアポロ・サターンⅤセンター見学は終了
小腹が空いたころですし、施設内の「ムーン ロック カフェ」へ

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2020年2月15日 19:56に書いた記事です。

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