日本での話が続きましたが、またゴールデンウイークに行ったドイツの話に戻します
タイトルの通りポルシェミュージアムの話がまだ途中でしたのでその続きを
ポルシェファン、いやもとい車好きにとっては 垂涎もののポルシェミュージアムですが
前回の話で紹介したレーシングカーはもとより
市販車にも魅力がたっぷりあります
ということで今回は市販車を歴史的に古いものから見て回ります
まずポルシェ製ではありませんが、フェルディナント・ポルシェがアウストロ・ダイムラーでテクニカルディレクターをしていた時代の車
『アウストロ・ダイムラー ベルグマイスター スポーツカブリオレ』(1932年)
『ポルシェ 356/2 クーペ』(1948年)
フォルクスワーゲンをベースにコストダウン
量産化されたポルシエ
ブッツィー・ポルシェの設計した
ちょっと風変わりな
『ポルシェ タイプ 754』(1959年)
2000cc以下で競われるFIA GTのディビジョン5規定にあわせ製作された
『ポルシェ 356 B 2000 GS カレラGT』(1960年)
ポルシェのロードスターの系譜
『ポルシェ 718 RS 60 スパイダー』(1960年)
この辺で年代は無視して
さてポルシェと言えば『911』ではないでしょうか
『ポルシェ 911S 2.7クーペ 』(1977年)
通称ビッグバンパーと呼ばれるGシリーズ
このモデルは米国市場を考量して生産され米国でも生産されたそうで
米国の安全基準を満たすためプラスチック製ベローズ付バンパーが装備されています
『ポルシェ 911 2.0タルガ』(1967年)
これまた米国向けモデルで、オープントップモデルに対する米国の厳しい安全基準に応えるため、固定式バーによって乗員を保護し、横転時の安全性を確保しています
このモデルはオープンエアーを楽しめる911ということで米国で爆発的に売れたのそうです
『ポルシェ911カレラ3.2スピードスター』(1987年)
クラブスポーツカバーが装着されていました
いかにもポルシェという風貌の
『ポルシェ 911 ターボ 3.3 クーペ6』 964型(1991年)
ポルシェ911の3代目モデルです
『ポルシェ カレラS』(2017年)
ポルシェ911が累計生産100万台を達成したことを祝って作られた記念車で
Cピラーには「911 Nr.1000000」のプレートがあります
911の究極は何といってもこれ
1998年ル・マン24時間レースで活躍した
その市販車バージョン『ポルシェ911GT1-98』
これ本当に公道を走って大丈夫なんでしょうか
さて次のモデルに進みます
ポルシェと言えばリアエンジン・リアドライブが主流ですが
トランスアクスルパワートレーンの駆動方式を導入したモデルも数々あります
代表格が
『ポルシェ 924』(1976年)
量産車の部品を多用、安価供給されたとの事でしたが
ミツワ自動車がこの924の輸入に携わり、日本で販売され人気を博しました
その価格は1976年当時4速MT仕様で438万円だったんだそうです
『ポルシェ924 カレラ GT スタディ』(1979年)
『ポルシェ928 GTS』(1984年)
フェリー・ポルシェの75歳を祝ってワンオフで作られた車がコレ
RRモデルに戻して
『ポルシェGT2』 997型(2007年)
911の6代目モデルになります
ポルシェ初の市販EV車『ポルシェ タイカン』(ミッションE)
フランクフルトモーターショー2015でデビュー
今年、というか今週
ドイツ、米国、中国の世界3か所で同時にワールドプレミアされました
「第44回東京モーターショー」で世界初公開したコンパクトSUV
『ポルシェ マカン GTS』(2015年)
5枚ドアで5座、4WDシステムを備えるスポーツカーです
『ポルシェ パナメーラ GTS』(2013年)
日常的な利便性を損なわないよう5ドアハッチバックとされたスポーツカー
『ポルシェ959』(1988年)
ボディにはエポキシ樹脂素材や熱硬化性アルミニウム合金が使われるなど
当時のポルシェが持つ技術を結集した1台
可変トルクスプリット式の4WD方式はGT-Rに搭載されたアテーサのモデルともなったといわれています
1986年のパリダカでは1・2フィニューシュと輝かしい成績を残しています
『ポルシェカレラ918スパイダー』(2010年)
4.6リッターV8気筒のエンジンは最高出力887馬力、PHVを搭載し最高速度は345km/hとこれでも公道での走行を考えたプラグインハイブリッドカーだそうですがですが
お値段もすさまじく、なんと約1億円なんだとか
『ポルシェ 968 カブリオレ スタディ』(1993年)
軽量化のためか後部座席はありません
「ポルシェ ボクスター スタディ」(1998年)
『ポルシェ・ボクスター』986型(2001年)
安価なポルシェということで、日本でもよく見かけるタイプです
時代をしのばせる「自動車電話」も装備
『ポルシェ・カレラGT』(2003年)980型
この車はいわゆるスーパーカーに分類されるマシンで
オールカーボンファイバーで成型したボディ
リアにマウントされたエンジンはV型10気筒
5,733ccで612psといった化け物マシンです
こんな珍しいポルシェもありました
『ポルシェ タイプ597』(1956年)
その名も「狩猟」
ドイツ連邦軍向けの軍用車として開発されたんだそうです
最後に1階にカジュアルなスタンディングのカフェとミュージアムストアに立ち寄り
いつものようにポルシェチョコを買いポルシェミュージアム探求は終了
楽しい時間を過ごしましたが
最後に動画もとってきましたので
興味のある方はのぞいてみてください
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