日本では最近またキャンプブームが復活、アウトドア用品メーカーも次々よさげなキャンプグッズをリリースしているようです
もっとも情報の発達した現代、そうしたグッズの噂の伝わりは
SNSやblogなどで紹介されることからか、どこのキャンプ場に行ってもみな似たようなキャンプグッズばかりといった光景であり、すこしつまらない感じがするのも事実です
そんなつまらなさから脱却する手段はやはり国外のアウトドア用品
いくら流通が発達する現代に有っても、それぞれの国のアイデンテティが詰まったキャンプグッツが有ったりもします
ということで私は海外に行くと何かかわったキャンプグッズがないか探求するため
アウトドア用品を扱うお店に顔を出すのが旅の楽しみにもなっています
実際に私が使うキャンプ用品は海外に来た時に購入しスーツケースに入れて持ってきたものが主流です
ところで日本ではその昔、ロープをザイル、寝袋をシュラフ、鍋をコッヘルなどアウトドア用品をドイツ語で表現することが多かったかと思います
アウトドア用品(登山用品)がアルプスのおひざ元ドイツから輸入されることが多かったためそうした用語が使われたのだと思いますが
そんなアウトドア用品の本家ドイツに来たわけですから
当然今回の旅にもアウトドア用品店の訪問は予定に組んでありました
伺ったのはドイツの老舗アウトドア用品店グローブロトロッター アオスリュストゥング店
マリオンプラッツからも徒歩圏と言うことで歩いて店に伺うことに
入店したところ建物の全体が吹き抜け
地上4階、地下1階の店内にはアウトドア用品が溢れています
地下1階に目をやると
そこにはカヌーを浮かべることのできるプール
土地柄かフォールディングカヌーの展示が多いこのお店
何と私の所有するカヌー「ALLY」がここにありました
日本ではもうほとんど売られていないこのモデル
価格は何と€1,500ほどの値札がつけられていました
持っているALLY今度オークションか何かで売ってみようかと思わせました
テントコーナーにはタワー型といわれるルーフテントも並んでいました
日本ではどちらかというとアウトドア用品ではなく
キャンピングカーショーでよく見てきたものでした
1階にはランタンやらバーナーなどの
日本に持って帰れそうなキャンプグッズがずらり
まずはランタン
展示もおしゃれですね
そしてバーナーはアルプスがほど近いこのミュンヘン
登山用のシングルバーナーが多く並べられていますが
スウェーデンで生まれであるプリムス製品が多いようです
そんなストーブコーナーで見かけた
「プリムス キンジャ」
「プリムス KUCHOMA(クチョマ)」
イワタニでの取り扱いはおろか日本ではまだ店頭には並んでいないようで
並行輸入に頼らざるを得ないモデルです
それにこれは日本でも売られている「プリムス オンジャ キャンプ アウトドア バーナー」が並んでいました
よく見ると日本のそれとは少し違います
そうこれはこれは欧州バージョン
布製のカバーがかけられていますが
日本じゃ火が付く可能性もありますし売られないでしょうね
こういったものが見れるのが、ちょっとした楽しみなんです
そんなプリムス オンジャの日本バージョン
カバーがないのでOD缶が丸見えとなっていました
ちなみに今週の「極上!三ツ星キャンプ 一流パティシエに学ぶ本格アウトドアスイーツ!」のなかで
中嶋咲絵シェフがこいつを使って様々なお菓子を作るのに使っていました
今じゃなかなか見ることのないキャンピングガスのOD缶
20~30年前はこのタイプが主流だったんですけどね
とてつもなく大きなキャンピングガスがありましたが、これも始めて見ることに
日本製である「スノーピーク」のマグカップなども並んでいました
なんだか誇らしいですね
そしてさすがは欧州と思わせる一品がありました
キャンプというよりは登山に持っていくのでしょう
ワインの少量パック
日本でいうところの日本酒のワンカップでしょうか
ディバッグの片隅に入れて
山の頂上でやるのもなんだかおつなものですね
こんな感じで1時間余り
ドイツのキャンプ事情の一端を楽しませてもらいました
さて歩き疲れてのどが渇いたので、次は昨日に引き続きフリューリングフェスト会場でビールを飲むことに
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