バスツアーの立ち寄りポント&昼食の場所として訪れた「ケネット・リバーキャラバンパーク」
ツアーとしては野生のコアラのビューポイントとして立ち寄ったようですが、私自身はコアラよりそのキャラバンパークのほうが気になっていました
よくぞ立ち寄ってくれた、と言うのが本音でしょうか
ところでその日本人にはあまり馴染みの無いキャラバンパーク
キャラバンパークと聞いて、まず頭に浮かぶのはずらりと並ぶキャンピングカーやキャンピングトレーラーのイメージ
けれど実際の使い道はそれよりは広いようで、今回訪れたケネット・リバー キャラバンパークは日本で言うところの単なるオートキャンプ場でした
オートキャンプの様子は日本とそう変わらず
こんな風に楽しんでいるようです
キャンプ場なので、キャンピングカーのみならずテントを設営してでの宿泊も可能です
ちなみにここオーストラリアのキャンプスタイルはリビングとしてもワンタッチタープが主流のようでした
日本のキャンプ場ではあまり見かけないフォルデングトレーラーもありました
キャビンも有ります
けれどよく見るとキャビンには「ジェイコ」と商標名がありますので、トレーラーハウスなんでしょうね
そうしたキャビンのほかにキャラバンパーク内に設置されている備え付けのキャラバン(キャンピングトレーラー)も多く見かけました
デッキがキャンピングトレーラー脇に設置されているうえ
プロパンガスを使う大型のBBQコンロなども付属しているようで
アウトドア先進国の匂いがプンプンと漂ってきます
長期滞在なのかこうしたソーラーパネルで充電しているキャンピングトレーラーもありました
共同のキッチンやトイレ・シャワーもあります
まさにキャンプ場ですね
そうそう1万リットルもの貯水槽も見かけましたが、この水は消火用と書かれていました
これはキャンプ場での火災を想定しての貯水とも思いましたが
もしかするとオーストラリアは昔から野火の多いところなので、その対策としての水なのかもしれません
ちなみにオーストラリアは乾燥による野火が極端に多く、その焼けた大地からユーカリのような陽樹が生えるのも事実で、ここケネット・リバー周辺にユーカリの森が有るのも野火が多かった場所にほかなりません
野生のコアラが住むのもそうした理由があったからこそなんですね
・・・なんてことをガイドさんから聞きました
さてこのキャンプ場で目を引いたのが、薪ストーブの数々
オーストラリアの正月は真夏に当たりますが、寒流性の西オーストラリア海流の影響か朝晩は結構冷え込む様でキャラバンパークのサイトにはこうした薪ストーブが当然のように置かれています
薪もこれでもかとばかりに積み上げられています
どこかで見たことが有るな~と思わせたのが
この「OZPIG(オーストラリアの豚)」と言う名の薪ストーブ
なかなかいい愛称がつけられていますね
火傷から守るストーブの柵の中にもOZPIGが置かれています
きっと子供連れのキャンパーなんでしょうね
ドラム缶型の薪ストーブもあちらこちらのサイトで見かけました
日本のキャンプサイトでお馴染みの焚き火台をここで見かけることはありません
ここは合理主義の欧米と日本のキャンプ文化の違いが有るのかもしれません
(と言いつつオーストラリアって欧米だったかって不安になったりします)
こうして薪ストーブを囲んで一杯
これぞオージースタイルのようです
ついでにBBQの本場たるオーストラリアではプロパンガスのBBQコンロを使うようです
ほとんどのキャラバンサイトには「ウエーバー」のプロパンガスBBQコンロが持ち込まれていました
最近では家電量販店のヨドバシでも展示されている「ウエーバー」
「ウエーバーがなければバーべキューが始まらない」と評されるBBQコンロですが
アウトドア先進国のこの評価を見て私もオーストラリア製のBBQコンロを1台買って帰ることに
こんな鉄板焼きコンロもあります
そうここは私にとってアウトドア先進国オーストラリアのキャンプ用品展示場にほかありません
やけに小さなテントと思いきや
実はこれペット用のテントでした
このあたりもいかにもオーストラリア
約68%の世帯でペットが飼育されていると言われるペット王国ならではのキャンプ道具です
BARテーブルをキャンプサイトに持ち込んでいる方もいらっしゃるようです
次回は是非ともキャビンにでも泊まって
夜な夜な日本酒抱えあちらこちらのサイトに突撃したいものです
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