サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学ツアーまずはスタジアム編

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過激とも言われるほどのサポーターやサッカー好きの国民性を持つスペイン
もはや生活の一部と言っても過言ではないでしょう
そんなスペインに来たのなら一度は見ておきたいのが、「リーガ・エスパニョーラ」でした
けれど今回のスペイン旅行、日程の関係でマドリード&バルセロナともに試合観戦はできません
まぁせっかくマドリードまで来たのですからヨーロッパの名門フットボール・クラブ「レアル・マドリード」の本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム」
ここは試合のない日はスタジアム見学が可能ということで、スペイン初日に予約し伺うことにしていました
 

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スタジアム見学たる「ベルナベウ・ツアー」はツアーと名乗っては言っても別段ガイドがついて団体行動してくれるわけでもなく、完全な個人行動によるツアー
パンフレットを渡され案内表示に従い先に先にと進んでいくだけというものです

ちなみに私の住む札幌にもプロサッカー・チーム「北海道コンサドーレサッポロ」は有りますが、応援に行くのは年に1回程度のファンですから、ここスペインにおいても同様で、さほど知識はありません
ということで今回はHISのガイド付きツアーで伺うことにしました
 

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そのHISのツアーの待ち合わせは、今回宿泊するホテルの最寄り駅たるペエルタ・デ・ソル
現れたガイドさんはスペイン在住の日本人の方、スペインに暮らして二十数年というキャリアを持つ方のようでした
幸いなことにこの日のツアーは私ども夫婦のみ、まるで日本人ガイドを個人的に雇い入れたような形となりました
すぐにマドリード地下鉄10号線でサンティアゴ・ベルナベウ駅に向かいます
そうスタジアムの最寄り駅にはスタジアムの名称であるサンティアゴ・ベルナベウの名がつけられているんですね
 

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地下鉄を降りてすぐに、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムが目前に飛び込んできました
異様にでかいのが見て取れます
 

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ちなみにそのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの名はレアル・マドリードでプレーしキャプテンも勤め上げ、引退後は監督を経て会長として1940年代から70年代にかけて黄金期を築き上げ、今なお広く尊敬を集める故サンチャゴ・ベルナベウ氏に因んで改名られたものです
ベルナベウ氏の生前に改名されたためか、当の本人はその前のチャマルティン・スタジアムの名で呼んでいたのだとか
 

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そんな解説をガイドさんから聞きつつも、まずはスタジアム正面へ
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウと書かれたスタジアム名の上には
「1902」「2002」の文字が見えます
1902年はレアルマドリードの創立を
2002年はその後の100年祭を意味しているようです
 

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さっそくBの螺旋階段を昇り最上段へ
全周4層の巨大スタジアムの最上段からピッチを一望してみました
さすがにでかい、8万人収容と聞いて少し疑ってかかってましたがこれならそのくらい入るかもと思えるほどでした
まあ私の基準は札幌ドームや東京ドームの4万人そこそこというのが基準なものですから
なぜそんなに収容できるのかこのあとその事実も明らかとなります
 
 
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そしてこの巨大なスタジアムを覆う屋根
戦いの場である選手は雨で濡れても構わないが、観客は濡らさない
そんな心意気を 感じます
もっともピッチに近い席までは届いていませんが
しかもこの屋根にはなんと熱線ヒーターまで兼ね備えられています
そうここスペインは地中海気候といえど北緯40度
日本の盛岡(NY・北京)あたりとなることから冬はそれなりに寒い
冬季間の観戦にはありがたい設備のようです
 

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もっともそんなことが気にならないのが、この縦に長いガラスで覆われた席
パルコ(貴賓席)のようですが、ガラスは防弾ガラスだったりして

他にも眼下にレアルなどのサッカーの試合を見つつ食事やお酒が楽しめる贅沢なスペースがありました
 

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まあ観戦はしなくとも気分はリーガ・エスパニョーラのレアル戦
ってことで席に座って観戦気分を愉しみます
 

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さてこのあたりで前述の8万人収容の種明かしです
なんでそんなに入るかというと単に席が狭いんです
席ではドリンクホルダーがないどころかひじ掛けすらない席が延々と続いているんです
こんな席でラテン系のごっつい男性が並んで座れるのといった席の狭さでした
なるほどこれなら8万人収容も数字上なら可能でしょう

ちなみに下層階は折り畳み式の古いイスでしたが、改装された新たに設置されたのでしょう上層階は固定式の席でした
 

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ちなみにホーム前のVIP席アウトドアボックスにはメインスポンサーであるエミレーツ航空の名前が入った席が燦然と並んでいて、革張りなのか布張りかわかりませんが、シートにはすべてカバーが掛けらてていました
どうやらここはエミレーツ航空のゲストが入れる席、そして奥にはラウンジがあるようです
 

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そんなエミレーツ航空のVIP席の後ろに、ガイドさん曰く
「豪腕」でならすレアル・マドリードのペレス会長の定席があると聞いて座ってみました
まぁそれなりの席ですが、さほどVIPを感じさせない席ですね
 

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VIP席は無理としてこんなゴール裏あたりのピッチに近い席での観戦も迫力ありそうですね
 

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もちろんそんなときは売店でビール(MAHOU)と生ハムサンド(ボカディージョ)
片手に観戦したいものです
 

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さていよいよピッチレベルまで降りてきました
ちょうど渡すが伺ったお盆休みのころ、芝の補修作業も終了
青々とした見事な芝のピッチをこんな間地かで見ることができました
 

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さてこのレベルまで来ると
どうしても座りたい席がありましたが、希望通り座ることができました
そうサッカーの中継でもよく目にする実際に選手が座るベンチシートです

いや~満足満足、今度ここでの試合中継があれば気にしてみてみたいものです
 

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そうここにクリスティアーノ・ロナウド選手やジダン監督(あんまり座らないか)が座ったりしてると考えると、座った感触まで楽しめませんでした
アウディのロゴがありましたが、間違えなくレカロだろう座り心地でした
 

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次はトンネルをくぐりレアル・マドリードのミュージアムたる
歴史上最高クラブルームへ
サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム見学ツアーまだまだ続きます
 

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このページは、r-ohtaniが2016年12月 9日 20:19に書いた記事です。

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