2016年8月アーカイブ

さていつものごとく前置きが長くなりましたが、ようやくワーナー・ブラザーズ リーブスデン・スタジオへたどり着きました
 

london237.JPG
 

映画ハリー・ポッターシリーズの第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から第8作の『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで全8作を約10年間にわたり撮影が行われたのがこのリーブスデン・スタジオです
と言うことで登場人物であるハリー、ロン、ハーマイオニー
いやもといダニエル・ラドクリフやジュリー・ウォルターズ、エマ・ワトソンたちが映画撮影が行われた10年あまりの年月を過ごした、ある意味彼らの故郷ともいえる場所でもあります
スタジオのエントランスにはクリスマスツリーとともに、そんな彼らの少年期の写真が掲げられていました
 

london238.JPG
 

さてここワーナー・ブラザース・スタジオは前述のとおり
以前映画ハリーポッターシリーズの撮影が行われた場所でしたが、現在ではその撮影に使われたセットや小道具類がいまも残されていて見学ツアーが行われています
それが「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」というツアー
まぁツアーと言っても自分で歩いてまわるだけなんですけどね
まさに映画の舞台裏を覗くハリーポッターファン羨望のツアーなんです
かくゆう私もこのロンドン旅行の前にハリーポッターシリーズをDVDで鑑賞、にわかハリーポッターファンとしてやってきました
さてこのツアー、入場者を制限する関係からか当日券はありません
それに加えここを訪れたのは元日ということで混雑が予想されたため、入場できなくならぬよう早めに予約を入れておきました
予約した時間は午後1時ですたが、少し前に着いていましたので、日本語対応のオーディオガイドを借りて列に並びます
ツアーの開始時間まで30分ほどびましたが、途中にハリーが少年期を過ごしたとされるダーズリー家の階段下物置などのセットがおかれ退屈しのぎにちょっと記念撮影させていただきます
 

london239.JPG london240.JPG
 

スタッフの説明の後はホグワーツ魔法学校の大広間への扉へと進みます
ここでいよいよ魔法使いや魔女が魔法についての理論や実技を学ぶための全寮制の教育機関へ入ることになるのですが、ちょっとだけ胸が高まります
 

london241.JPG
 

扉があき魔法学校の大広間へと通されました
さていよいよホグワーツ魔法学校入校!です
 


 

この大広間といって真っ先に思い出すのが、魔法使いや魔女を適切な寮に振り分ける『組分け帽子』
創立者の名前にちなんだ「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」の名の付いた寮に組み分けを行い帽子自ら宣言する映画のシーンを思い起こします
が、残念ながそんなイベントはなく組み分け帽子をかぶる機会はありませんでした
まぁ体験入校といったところですからね・・・しかたありません
 

london245.JPG


魔法学校の大広間は映画では
生徒・教授が食事や式典をする為の広間でダンブルドア校長の合図とともに豪華な料理があったという間に並ぶシーンが思い起こされますが、今回伺ったのはクリスマスの時期と重なっていたこともありクリスマスツリーやリースが飾られていたことからこれらはクリスマス料理だったのかもしれません
 

london243.JPG
 

ちなみにここではクリスマスやハロウィンなどに「Dinner in the Great Hall」というイベントがあり
この大広間を使い本当にディナーが供されているのだとか
次回はぜひとも参加してみたいものです


5-84.jpg
 

大広間の奥ではダンブルドア校長、マクゴナガル副校長、スネイプ先生などのマネキンを背にしてスタッフが熱を帯びて解説してくれます
が、スタッフによる解説はここまでこの後は自由にスタジオを見て回ることに
 

london244.JPG
 

さてまずは魔法の杖から見せてもらいます
ここでちょっと脱線しますが、私自身魔法というものは昔々本当に実在していたのではと思うこともあります
現代のコンピューターがそうですが、今後ますます発展していってらもしかして音声認識(呪文)と杖で何かを作動させる、知らない人が見たら魔法としか思えない何かが過去(古代)にあってその記憶の片鱗が魔法として現代に残っているのではと思うことがあります
とすれば魔法の杖とは現代ではマウス
呪文はコマンドということになりますね

さて映画の話に戻りますが、このそれぞれのキャスト毎に作られた魔法の杖
小道具さんの職人技で作られていましたが、杖の先にはLEDが埋め込まれていたものも撮影用に作られていたのだとか
そんな苦労して作られた魔法の杖でしたが、ハリー役のラドクリフ君、結構な乱暴者のようで
この苦労して作った魔法の杖でドラムを叩いたりしてずいぶんと壊したようです


london257.JPG

 
そんなハリーが入寮したグリフィンドール寮を覗いてみます
この寮に入るためには太った夫人の肖像画の前で合言葉に答えて入らねばなりませんが、今回は素通りできました
まぁ合言葉は忘れていたんですけどね
(その程度のにわかファンなのです)
 

london247.JPG
 

ちなみにこうした絵画は実際に手間暇かけ描かれたもの
特にホグワーツ内の動く肖像画はスタッフを模して描かれているのだとか
  

london251.JPG
 

まずは映画によく登場する
グリフィンドール寮の談話室
こうした骨董品のような調度品などは小道具の美術製作の方が自作されたり
オークションなどで購入したりして調達したのだとか
 

london248.JPG
 

グリフィンドール寮の部屋
ハリーとロンの部屋にもお邪魔しました
1作目のハリーやロンの体形を考えて作られたベットは次第に手狭となり
ラドクリフ君たちは撮影中ベッドからはみ出ないように体を折り曲げねばならなくなったようです
 

london255.JPG
 

ロンがクリスマスパーティに着ていたお古のローブ
どう見ても女性用ですね
ちなみにテーブルにはネズミの形をしたホワイトチョコレートらしきものが列をなしています
これは『ハリーポッターと炎のゴブレット』内での大広間のテーブルを埋め尽くしたたくさんのデザートが再現されているようです
 

london246.JPG
 

これまた映画でよく登場した鳥のブロンズ像
ダンブルドア校長の執務室へ入るには
「レモンキャンディ」と合言葉を唱えねばなりません
 

london249.JPG
 

が、そんな苦労なく校長には会えました
ここで特に目を引いたのがダンブルドア校長の執務室の調度品、いや~細部に至るまで凝っていました
それに部屋を埋め尽くす本の背表紙には手書きの文字が綴られこれまた雰囲気を醸し出しています

そうそう前述の組み分け帽子はここに置かれていて見ることができました
 

london250.JPG


魔法薬教室にはスネイプ先生が立っていられましたが
後ろに並ぶ小瓶の中に入れられたものはそれぞれ違い小道具さんの苦労がひしひしと伝わってきました


london252.JPG
 

続いてハグリッドの小屋
これは小さいほうのセット
 

london254.JPG
 

そして大きなハグリッドの小屋のセット
この2つを使いこなし
ハグリットの巨大さを映像にしたのだとか
 

london253.JPG
 

第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」に出てくる
心の一番底にある一番つよい「のぞみ」を映し出す「みぞの鏡」が置いてありましたので、私も覗いてみました
が、御多分に漏れず特段何も映ってはいませんでした

 
london256.JPG
 

長くなってしまったのでこの辺で
「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」はまだまだ続きます

さて「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
続いてのエントリーはハリー・ポッターの映画を支えた大道具・小道具たち
そう舞台裏に視点を変え見学いたします
まずは大道具からまいります
大道具といえば筆頭はホグワーツ城の巨大模型
細部まで非常に精巧に作られておりますが、これまた映画でホグワーツ城を遠景から撮影する際、使われました
 

london278.JPG
 

ちなみにこの巨大模型が作られた時の動画を見つけました
なかなか壮観ですね、作業はまさに建築、高所作業車やクレーン車まで使われています
いったいいくらお金がかかっているのでしょうか
 


 

そうんなホグワーツ城の巨大模型も周囲に歩道が用意され見学コースになっていました
ということで私もここで記念撮影させてもらいます
 

london276.JPG
 

映画にもよく登場した大きな時計の振り子
時間は何時を指しているのかわかりません
 

london277.JPG
 


魔法省のエントランス・ホールの噴水にある
「魔法使いの下敷きになっているっているマグル像」
この像の上には『Magic is Might(魔法は力なり)』と刻まれた石板が載っていました
これってギリシャ彫刻をも思わせるような美術品
大理石を削って造ったかのように見えますが、実は石鹸で作られているのだとか
 

london267.JPG

そんな魔法省のセットはこんな感じ

london271.JPG
 

ヒッポグリフのバックビークもここで作られました

 
london275.JPG
 

つ付いて小道具
まずはメイクの道具
なんだかさっきまで使われていたかのような展示です
 

london259.JPG
 

カツラなども多数展示
 

london260.JPG
 

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に登場した
三大魔法学校対抗試合のトリウイザード・カップと金の卵も大切に飾られていました
 

london258.JPG
 

ゴブリンやグリンゴッズのマスクなどなど
まさに映画そのものの顔がずらり
 

london273.JPG london274.JPG
 

クィディッチのセットはちょっとこれインテリアに一つ欲しいかも
 

london261.JPG
 

さてこのショーケースは『ヴォルデモート卿』の6つの分霊箱
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』トム・リドルの日記に
『ハリー・ポッターの死の秘宝part1』にでてきたロケット
これらが大切に保管されています


london264.JPG
 


「隠れ穴」と呼ばれるロン・ウィーズリーの家のセットはこの通り
 

london262.JPG
 

ロン・ウィーズリー家ではマフラーの編み棒が勝手に編んでいたりとまさに魔法の家
ちなみにその奥の時計は針がハサミになっていて、いったい今何時を指しているのか判りません
この時計、次回DVDで観たときに再度確認しようかと思います
ちなみに台所では包丁が勝手に食材を切ったりする演出もなされていました
 

london263.JPG

ピンクの服でお馴染みのアンブリッジ先生のコーナー

london265.JPG london266.JPG

『ハリーポッターと死の秘宝』でのマルフォイ邸の会議シーン
チャリティ・バーベッジ教授が吊るされていてきみの悪いシーンが再現されていました

london269.JPG london270.JPG

なかなかお洒落な掃除機を発見
どの話しに出て来たのか判りませんが、これまたDVDで鑑賞した際に探して見ようと思います

london272.JPG


これらの大道具・小道具
映画の美術製作の方がこの映画を支えてきたのだと思わせるようなものばかり展示されていて、やはりこのワーナーブラザーズ、リーブスデンスタジオ
ファンなら一度は観に来る価値のあるところのようです

ハリーポッターシリーズの映画の中で特に印象に残っているのが
賢者の石の冒頭部分でハリーとハグリットがホグワーツ魔法学校入学に必要なもを揃えようと向かった場所、それがロンドンとダイアゴン横丁を繋ぐパブを通り抜けて出た先にある魔法使い&魔女の買い物天国「ダイアゴン横丁」
中世のヨーロッパの街並みを思わせるこの横丁
初めてハリーポッターの映画を見ていた私を魔法の世界に引き込んでくれました
 

london279.JPG
 

そんなハリーポッターの映画の中で重要な位置を占めるダイアゴン横丁ですが、このセットにはモデルとなった通りがありました
それがヨークの旧市街にある通り「ザ・シャンブルズ」
J・K・ローリング自身がダイアゴン横丁を『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ著をイメージしていたらしいのですが確かに中世のヨーロッパを思わせる趣のある通りですね
 


シャンブルズ通り (トリップアドバイザー提供)
 

ワーナー・ブラザーズ・スタジオ メイキング・オブ・ハリー・ポッターには実際に映画撮影に使われた、セットがツアー用に残されていて、いつでも魔法界のウインドウショッピングが楽しめるようになっています



魔法薬の調合に使う鍋を売る店
ポタージュの鍋屋を抜けるとそこは魔法界
いや観光客がウインドウショッピングを楽しんでいます


london280.JPG

それにしてもこのダイアゴン横丁を訪れたのは今年の元旦
日本人を多く見かけるかと思いきや、日本人を見かけることはほとんど有りませんでした
このロンドンのワーナー・ブラザーズ・スタジオ メイキング・オブ・ハリーポッターって日本であまり紹介されていないのでしょうか?

london281.JPG

多くの観光客が足を止めるのが、オリバンダー杖店
 

london284.JPG

オリバンダーの杖の店の中をイメージした店内には17000個以上の杖の箱が積み重ねられているそうですが、これまた一つづつ手作りなんでしょうね

london282.JPG

そんな魔法の杖はスタジオを出た所にあるオフィシャルショップでも売られていました
けれど1本が£27(5千円くらい)とポンドのレートが悪かったため、とても買う気にもなれませんでした


london283.JPG

さてワーナー・ブラザーズ・スタジオ メイキング・オブ・ハリー・ポッター ツアーはまだまだ続きます

海の日の連休は古山貯水池へ

| コメント(0)

またしばしBLOGの更新をさぼっていましたが、また今日から再開
お盆休みの海外渡航から舞い戻り時差ぼけの中、たまりにたまった仕事と格闘
いつの間にか、秋の気配を感じる季節になってきました
またロンドンの話でもと思いましたが、今年は何とかキャンプに行けているので忘れないうちに書き綴らせていただきます
 

16furusan30.JPG
 

ということで海の日の中日に訪れた、「古山貯水池自然公園」
本当は岩内オートキャンプ場マリンビューを目指したかったのですが、残念ながら1か月前には満員御礼
しかたなく頼んだ古山貯水池でしたが、これが大正解
というのもこの海の日の連休は初日の土曜は私が仕事で日曜は我が家の奥さんが仕事
そんな状況でしたが日曜とその翌日の祝日を使ってのキャンプです
奥さんの職場はこの古山から車で30分ほどの距離のところにあることから、昼に設営を済ませたら夕刻職場に向かいに行くというプランでキャンプを強硬することに
 

16furusan26.JPG
 

朝我が家の奥さんをめぐみ野の職場に送ったついでに恵庭の道の駅「道と川の駅 花ロードえにわ」で食材探し
まずはベーカリー工房カリンバで翌日の朝食用にパンを購入
 

16furusan17.JPG 16furusan18.jpg
 

新鮮広場「かのな」で
朝採りトウキビ恵庭ゴールド、巨大なピーマン、ミニトマトあいこと州の野菜を調達し
古山貯水池を目指します
 

16furusan15.jpg 16furusan16.JPG
 

設営を済ませたら今晩の焚火ための薪割り
 

16furusan19.jpg

 

ひと汗かいたところでビールと行きたいところですが、このあと車を運転しなければならないので
山岸涼子著『ツタンカーメン』読みつつ、ノンアルコールビール
 

16furusan29.jpg
 

奥さんを迎えに行ったあとはいよいよアルコール解禁
先般買い置きしておいた「発泡にごり酒スパークリング50獺祭」を開栓します


16furusan20.jpg
 

合わせるのは恵庭産の野菜たち
 

16furusan21.jpg

 

トウモロコシは皮のまま焼くと風味が落ちずにおいしく焼けますし
新鮮なピーマンは丸ごと焼くと種まで食べられますが、
こいつがちょっと辛くて癖になる味なんです
 

16furusan22.jpg 16furusan23.JPG
 

そんな感じでキャンプしていたところパラパラと小雨が降ってました
サイドオーニングを出そうか出さないかそんな感じの雨でしたが
ここ古山貯水池にはもともとあった雑木林をうまい具合に残して作られていて、そんな大木が天然のタープとなり、木の下でキャンプ楽しむことに
 

16furusan27-thumb.jpg

 
夜はもちろん焚火
日本のお酒で一番焚き火に合う酒、奄美黒糖焼酎紅さんごに移行します


16furusan24.JPG
 

翌朝は最近は定番となった
ベトナムコーヒーを楽しみつつ
昨日恵庭の道の駅で買っておいた
カボチャプリンパンにカボチャメロンパン、リンゴパンを朝食にいただき
早めにキャンプ場を後にしました
 


16furusan25.JPG

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、2016年8月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年7月です。

次のアーカイブは2016年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。