あらし山吉兆_洞爺湖店でミニ懐石「野々宮」

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今回のキャンピングカーで行く、ミシュランな旅
ターゲットに選んだのは、ミシュランガイド北海道2012 特別編で二つ星を獲得した
ウインザーホテル洞爺にある割烹料理
「あらし山 吉兆」
 

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京都で老舗のお店が北海道にも出店していると聞いて以前から目をつけていたお店です
政治家が通ったりして批判されるような類のお店ですから
もちろん食事代は天井知らず
夜にお邪魔なんかしてしまうと、安いコースにちょっと飲み物を加えると2人で10万円くらいかかってしまうのではないでしょうか
そんなことで行きたくとも足が遠のいていました
 

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ところがそんな私に良い情報が飛び込んできました
ツアーバスのグルメツアーの中にこの「あらし山 吉兆 洞爺店」の名を見つけたのです
ツアー料金も1万円以下とリーズナブル
もしやと思い調べてみるとありました

そうランチメニューのなかに極端にリーズナブルなコースが一つ
それが「野々宮」
吉兆を気軽に味わえるお昼限定のミニ懐石をご用意いたしました。
 フロア席のみ 5,940円
 6品:八寸、煮物椀、焚合、焼物、白御飯、果物
 ※1日20食限定です。

ちなみにメニューの名になっている「野々宮」とは
京都の野宮神社から名を頂いたそうです
嵐山本店からも近く、吉兆と関わりのある神社ということです

こういった割烹料亭でリーズナブルなメニューを出すこと自体珍しいと思いますが
まあ私のようなちょっと敷居が高いと感じている人に来てもらいたい
このメニューの名である野々宮」にそんなお店の思いを感じます
 

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てなわけで今回「あらし山吉兆 洞爺湖店」初潜入です
メニューにあったフロア席ってのはこんな感じ
食堂のようなスタイルを思いうかべていましたが、私自身吉兆をなめていました
個室の座敷とはいかなくともこれで充分ですね

窓からの景色には洞爺湖が・・・・残念ながら曇っていてよく見えませんでしたが
 

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さてそのリーズナブルな料金の「野々宮」
こんな感じでした

まずは
八 寸 
 季の物盛り合わせ
 出汁巻きが美味かったって・・・・味覚は小学生なみですね
 

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八寸は本来酒の肴ということでしょう
生ビールとともにいただくことに
 

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注目すべきはビールの下にひかれたコースター

こう書かれています
ちなみに私はひらがななのに読めなかったところ、仲居さんがすらりと読んでくれました
もっともきちんと教育されていると思いますが
 

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「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」
(永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな)

宝船の絵に上の文を書いて枕の下に入れて眠るといい夢を見ることができる
縁起物だったんですね
流石は日本文化を大切にする吉兆といったところでしょう
お土産にもらって行こうと思いましたが忘れてしまいました
 


煮物椀
 海老真丈
 漆の器でしょうか、なんだがこれだけで美味しく感じます
 

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焚合
 茄子やトマト、ピーマンなど季節野菜の焚合せ
 夏の暑い日の冷やしてあるのが心地よいです
 
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焼 物
 幽庵焼きは鯖だったかな
 このあたりは流石は吉兆といったところでしょう
 ユリ根の天婦羅も美味い
 

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御 飯
 白御飯は道産の「ゆめぴりか」なんだとか
 なべの底にある、おこげの部分が美味い
 香の物と伴にいただきました
 

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果 物
 フルーツゼリー寄せ
 グレープフルーツと梨のゼリーだったかな
 一緒に付いてきたスプーンは冷やした状態で持ってこられています
 

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そうそうこの時は少し早目の我が家の奥さんの誕生祝だったのですが
会話を聞いていた仲居さんが、気を利かせてくれ誕生祝ってことで
『赤飯』をサービスしてくれました
ケーキとかじゃなく赤飯と言ったところが割烹料亭なのでしょう
きめ細かいサービスもさることながら
初めて食べる本格的な赤飯は塩味が効いていて美味しかった
 

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ミニ懐石料理はこれで終了
会計はコースに加え飲み物に生ビール2杯に月浦ワインを入れて
トータル1万6千円くらい
 

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来年また訪れたいお店となりました

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2014年10月25日 10:45に書いた記事です。

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