ローマでナポリタン?を食す

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イタリアで本場のパスタ「ナポリタン」を食べてきたと言うと笑われるのかもしれません
そうです「ナポリタン」は日本発祥の料理として広く認知されているからです
でも本当にそうなのでしょうか?
確かにトマトケチャップで味付けしたスパゲティ・ナポリタンは日本が起源の料理と言って差し支えないでしょうが、そんなナポリタンには実は元となった料理があったようなのです
かといってその元となった料理はイタリア料理ってわけでもないようです

大正時代から日本では洋食と言えばフランス料理でした
そのフランス料理には付け合わせとして、パスタが皿に添えられていることがあります
そんな付け合わせのパスタはフランス料理の教科書ともいえるエスコフィエの料理集の中にも「ナポリ風ガルニ」という料理で紹介されていて
茹でたスパゲッティにチーズとトマトピューレとバターを和えると書かれています
そんな料理が大正時代に日本に伝えられていた可能性があり、それがナポリタンの起源となったという説があるくらいなのです
そういえば今でも弁当の片隅にナポリタンの添え物があったりしますね

まあまったく何もないところから「スパゲティ・ナポリタン」が生まれたという話よりはこちらのほうが信ぴょう性が高いように思えます
 
 

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写真の料理
メニューのパスタの貢にあった
ナポリタンン・ソースと書かれたスパゲティを頼んださい出てきたものです
 

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食べたのは今年正月に伺ったイタリアはローマ
バルベニーニ駅近くの
「テラッツア バルベリーニ (TERRAZZA BARBERINI)」というお店です
 

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日本人ご用達のお店らしく
店の玄関には「JCB」使えますよって宣伝されています
いかにもスパゲティ・ナポリタンらしきメニューがあったのもそんなわけなのかも知れません

IFには惣菜やデザートの並ぶカフェというのかBARというのかそんなお店
 

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奥には立ち飲みのBARがあり
なんとなく土曜の夕方FMでやっている東京一の日常会話
「アバンティ」のウェイティングバーを髣髴させました
 

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2Fは本格的なイタリアンレストラン
予約はしていませんでしたが、快く入店させていただきました
 

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スパゲティ・ナポリタン?の他に頼んだのは
「マルゲリータ」とイタリア名産の生ハム「プロシュート」
こちらの大変美味しかったですし
イタリアンビールとスパークリングワイン(プロセッコ)のハーフボトルも頼みましたが、会計は€52(日本円で5千円ちょっと)と割安
スタッフの対応も良く満足の夕食となりました
 

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このページは、r-ohtaniが2013年3月27日 06:43に書いた記事です。

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