フットワークも軽快に「JAL手ぶらサービス」

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ここ数年、お盆休みやGWなどの休みの長く取れるときは海外に渡航することが多くなってきました
(おかげで趣味であるキャンプに行く機会は随分と減ってしまいましたが)
そんな海外旅行に行く機会を増やしてくれた要因の一つが、下記の写真にある2010年10月にオープンした新羽田空港国際線旅客ターミナルです

何故、羽田空港だと海外への渡航の機会が増えるのか
それは羽田だと私の住む札幌からの便が多く便利なのと、夜に海外へ発着する便が豊富で時間的に使いやすいことに有ります

それに羽田空港からの便は観光とは無縁なビジネス客が多いのか、渡航先の空港がハブ化される一昔前の主要空港だったりします
たとえばソウルでは金浦空港、上海では虹橋空港、台北だと松山空港だったりと、施設は古いのですがそれぞれの都市との距離が近く、アクセスの良い空港へ向かってくれるのも魅力の一つです
こういった羽田ならではの利便性が私のいつもの旅のスタイルにピッタリだったりします  
 


 

そんな夕暮れ時の羽田空港国際線旅客ターミナル
このあと深夜にかけ出発便を多く抱えて賑やかになるのでしょうが、午後5時の空港構内はまだ閑散としていました

そうこの空港の特色として、日本では数少ない24時間運用の空港であることから、夜から深夜にかけての発着が可能です
これは仕事を終えた人がその日の夜に海外へ渡航できることを意味しています
私も今回の「体育の日」を絡めた3連休に台湾への渡航を目論みましたが、予約した羽田空港から夕方6時半に出発する便(JL039便)は、ここではまだ早い時間帯の便となるようでした

ちなみにこの便だと金曜の夜9時(台湾時間)に台北市街にほど近い松山空港に到着しますから、空港からタクシーでわずか10分ほどで台北市内のホテルへチェックインでき、その日のうちに台北の屋台に繰り出すことが可能です
しかも土曜・日曜と台湾で丸々2日間使えるのが嬉しいですね



 

さて金曜の夜に羽田を発つために、その日仕事をちょっと早退させてもらい夕方3時の便で千歳空港から羽田空港へ向かったのですが、会社から空港に向かうためにはどうしてもスーツケースが邪魔になります
特に私の乗る通勤列車は朝はギュウギュウ詰め
スーツケースを運ぶなど到底不可能です
そこで今回も宅配屋さんに自宅までスーツケースを取りに来てもらうことにしました
頼んだのはその名も「JAL手ぶらサービス」というものです

以下、JALのホームページより
『JAL手ぶらサービスをご利用になると、ご自宅でお預けになった手荷物を日本を出発する空港で取り出すことなく到着空港の手荷物ターンテーブルで受け取ることが可能す。
従来「JAL空港宅配サービス」に500円の追加料金が必要でしたが、2011年8月1日ご出発分より無料となりました。』
ちなみに私の地元の千歳空港までの宅配料は残念ながら現在有料となってしまいました
(JALの経営が悪化するまではフライトキャディサービスの無料枠で運んでもらえたんですけどね)

前日に宅配業者に預けたスーツケースが乗り継ぎ通り、千歳空港から羽田空港を経由し到着地の台北の松山空港で受け取れるのは本当に便利です
おかげでフットワークも軽快に海外まで出掛けられます
 


(JALHPより拝借)
 

自宅に取りに来たスーツケースを海外の空港で直接受け取るのは便利ですが、ひとつやっておかなければならない事があります
チェックインの際に手荷物を預ける替わりに「宅配伝票」を確認してもらう必要があります
そうですよねこれが無ければ当初予約した便を変えた時やキャンセルしたときに困ります
それに保安検査もまかせっきりですからテロに使われる危険性も考えられますもね

もっともこれはチェックインカウンターだけではなく自動チェックイン機でも確認してくれます
自動チェックイン機に宅配伝票とパスポートを翳すことにより
手荷物用のクレームタグ「手ぶら手荷物控え証発行」を発行してくれるというものです

今回実際に羽田空港でやってみました
ところが・・・・・・
自動チェックイン機の画面には
『係員にご確認ください』と表示されます

なにか間違えたか思う反面、もしかしてこれって・・・アップグレード?
もしかしてビジネスクラスに乗れると期待してしまいます
 


 

さっそく期待に胸を膨らませて自動チェックイン機、向かいのJALグローバルカウンターへ
 


 

ここで手続きしましたが、単にこの宅配伝票かパスポートの読みとりか何かが悪かっただけのことでした
期待して損しちゃいました



 

こうして荷物は無事、台北の松山空港のターンテーブルから出てきました
ここまでの間、一度もスーツケースに触る事無く渡航先の空港で受け取れるのって
初めてってわけではありませんが、なかなか感動モノですね
 


 

こうしたフットワークの軽快なサービスがあってこそ
私の普段のスタイルである弾丸旅行が可能となります

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2012年10月10日 18:41に書いた記事です。

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