東京国際アニメフェアーの中国館

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羽田空港から、宿となる銀座に直接向かおうと思いましたが、ふと朝NHK-TV見たものが気になり
天王州アイルでモノレールから、りんかい線に乗換え東京ビッグサイト(国際展示場)へ
そうですこの日ビックサイトでは「東京国際アニメフェアー2012」のパブリックデーになっていました
 


 

もう終わりかけの夕方5時すぎに伺ったため、帰路の電車へと向かう大勢の人とスレ違います
案の定、会場は空いていました
 


 

今回のアニメフェアで見たかったのは48社が出展しその存在感を露わにした中国企業
国際アニメフェアですから、当然海外からの出店もあるとは思いますが、NHK-TVでは「中国勢は海外進出の足がかり、存在感際立つ」と中国はその展示の半分を占めていると伝えていました

お隣の国韓国は韓ドラやK-POPを国策として後押しているようですが、中国でも同様、アニメなど映像産業を輸出の柱に育成する戦略を採っているようで、国が育成を全面的に支援しています
政府がアニメ・漫画に関わる人材を育成しておりインフラはすでに整っいているそうで、あとはウォルト・ディズニーや手塚治虫・宮崎 駿のようなクリエーターの出現を待つのみなんだそうだ(^^ゞ

もっともアニメ産業の下請けは最低賃金など有ってないようなもので、一枚描いていくらという計算で給料が成り立つそんな人々に支えられ制作されているんだとか
今後、中国などの低賃金で仕事をこなしてくれる人々が、日本のアニメ界を支えてくれるんだろうとそんな一面が見たくて、ついつい寄り道して見に来てしまいました

ところが・・・・・・
 

 

その中国館には誰もいません
展示物も壁に貼られているもののみ

もしかして先日まで行われていた「ビジネスデー」が終わったから帰っちゃったの?
華橋のしたたかさを見たような反面、一般客が来場する「パブリックデー」でのアピールを忘れるようじゃ、そう「おたく」を無視するようじゃ、中国もまだまだかなと勝手に思ってしまいました
 


 

とはいえせっかく来たので、日本ブースも回ってみます
日本のブースは例の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正を巡り、アニメ原作者を抱える多くの大手出版社が参加していません
そんななか、日本のブースではコスプレイヤーさんがブースを華やかに彩り盛り上げていました
カメラを構える方々も礼儀正しく声をかけつつ写真を撮られたようで、撮られる方も慣れた感じでポーズをつけていました、もはやモーターショーのコンパニオンの世界ですね
 


そんな私も「初音ミク」と「キカイダー」に一声かけて・・・と、ちょっと違うか
 


 

でも会場で人気なのは、どちらかというと「ゆるキャラ」だったようです
とくにこのメロン熊に齧られるのが人気でした
 
 


 

今回のアニメフェアは前述の大手出版社が参加しないさみしい開催だったそうで、来場者も激減したそうです
確かに書店で直にマンガ週刊誌など手にとってみると、石原都知事が何を言いたいのかわかるような気がしますので何も論じませんが
この件は別として
私の見た感じ会場内外、特に一般客の中に外人さんを多く見かけました
日本アニメの海外での評価の一面を見てきたような気がします

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2012年4月 1日 11:04に書いた記事です。

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