「富士の高嶺に降る雪も♪京都先斗町に降る雪も~♪」
お座敷小唄として知られるこの歌に出てくる「先斗町」
町名としてそんな町はありませんが、花街として全国に知られる小路です
ちなみに「ぽんとちょう」で一発変換できました
この小路は舞妓さんのいる置屋がある五花街の一つで
運が良ければ茶屋に通う舞妓さんの姿が見られるとか
運が良ければというのは舞妓さんの数があまりにも少ないから
置屋での修業は厳しく、昔ながらの古風な伝統に則り行われるせいか
長続きせず、しだいにその数が減っているのだとか
日本の文化である舞妓さんだけにちょっと残念ですね
たまたま行った夕暮れ時の先斗町で幸運なことにその舞妓さんらしき方に出会うことができました
「半だらり」の帯が舞妓さんを主張していますが、首筋の特徴ある「おしろい」そしてその立ち振る舞いから数少ない本物の舞妓ではないかと思っています
その日の夜、花街小路をぶらぶらしていたところ芸妓さんを見かけました
この芸妓さん舞妓として修業した後の姿
本来花街の主役は芸妓さんのはずなのですが、映画「SAKURA」の影響もあるのでしょう
芸妓さんよりも舞妓さんのほうが上方花街の代表的存在になってしまったようです
このあと行った鴨川納涼床でも舞妓さんを見かけましたが
どちらにせよふらり立ち寄った祇園界隈で舞妓さんと芸妓さんの双方に出会えたのは幸運でした
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