飲みテツ

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SLニセコ号は急勾配が連続する二つの峠
「稲穂峠」「倶知安峠」へとやってきました
牽引する蒸気機関車のC11は豪快に煙を吐きはじめ、吐く息(蒸気)で周りが真っ白になってきました
機関車は「何だ坂、こんな坂・・・・シュ・シュ・ポ・ポ♪、シュ・シュ・ポ・ポ♪」と謡っているようにも聞こえます
まるで重荷を牽いた馬車の馬が喘いでいるようです

蒸気機関車は生き物に近い乗り物という人がいます
石炭を食い、水を飲み、息(蒸気)を吐く
乗ってみると何だかそんな気がしてきます

そんなシーンを撮りに大勢の「撮テツ」たちがカメラを構えていました
SLの機関士もそんな方に答えるためか、高らかに汽笛を鳴らします
 

slniseko26.jpg
 

そうそう、撮テツのエピソードに、今話題の人がいます
自他共に「テツ」として名高い現役の外務大臣(元国土交通省大臣)である前原誠司氏のことです
その前原氏、主にSLをメインとした「撮テツ」
SLニセコ号を撮りに北海道も訪れた事があるらしい(新婚旅行も小樽でC62を追いかけたとか)
ちなみに前原氏がSLニセコ号を撮影しようと有名な撮影ポイントについた時にはかなりの方がすでに場所を確保しており、後ろからの撮影になったため、わざわざホーマックで脚立を買い高い位置から撮影したとの事だった

その前原氏、自身のホームページでこう語っている

『私にはSLに関する夢がある。それは、梅小路に在籍するC622(現在、本線走行は不可能)と札幌の苗穂に静態保存されているC623の両機が、本線走行が出来るように動態復元され、重連(機関車が2両連結で客車や貨車を引っ張ること)で小樽と長万部の函館本線(山線)を急行「ニセコ」として復活することだ。現役時代を見られなかった私にとって、考えるだけでワクワクする「夢」である。』
(前原誠司の「直球勝負」より)
何とか夢を叶えてもらいたいものです 
いやもとい新幹線を札幌まで通してもらうのが先決でした

さてSLを撮るのは何も写真だけではないようで、その音色を取ろうと
何だか高そうなマイクを構える人たちもいる
「テツ」といっても一まとめには出来ないようだ
 

slniseko27.jpg
 

他にもテツには乗車するのはもとより「駅舎」「時刻表」「キップ」と拘り方にもいろいろ有るようだ
ちなみに我が家は「乗りテツ」いやもといタイトルの通り「飲みテツ」だろうか
 

skniseko28.jpg
 
そうこうしている間にSLニセコ号は倶知安駅に到着しました
さて次は温泉です

コメント(4)

SLニセコ号ですが我が家も数回写真写しにでかけていました重い望遠レンズ担ぎ(500mm4.5F)山の中であの雄大なSLが黒い煙吐きながら登って来る写真写しました、

頑固爺さん こんにちは
そうですかSLの走っているところは、見てないのでよく判りませんが、迫力あったでしょうね
今度写真見せて下さい

飲み鉄…新しいようなそうでないような(笑)

昔は列車に乗るとなんでおじさん方はお酒を飲むのだろう?と不思議に思ったものですが、いい加減おばさんになった今になるとなんとなくわかる気もします。

いこう斎さん こんにちは
私はおじさんなんで、公共の交通機関イコール酒ってなっちゃうんです

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2010年11月 8日 19:11に書いた記事です。

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