奥尻航路

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近くて遠い島、奥尻にはそんなイメージがある
札幌から島へ行くルートとして、まず飛行機があげられるが千歳からの直行便はなくHACの運行する函館経由の便のみ、これだと時間のロスそのうえ割高となってしまう
そこで陸路を自家用車で瀬棚まで行きそこからフェリーで向かうことにした
ただ札幌から瀬棚までは200km超と結構な距離、しかもフェリーの出港が午前9時20分ということもあり
札幌を夜も明けやまぬ4時半に出発した
 
 
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少し早めにフェリーターミナルに到着、2Fの食堂で朝食をとっているとこれから乗船する「ニューひやま」が入港してきました
船体側面には奥尻島の海岸線を美しく彩るエゾカンゾウが描かれております

ちなみに「ニューひやま」は北海道南西沖地震の際、間一髪で津波の被害を回避し、その後の復興に向けて不眠不休で人や物資を運んだそうです
 
 
okusiri02.jpg
 

今回の渡航は海の日を絡めた連休にあたりフェリーも混雑してるだろうと
2ヶ月前に一等ラウンジを予約しておきました(割引が利いたと言うのもありますが)
ただ行きは連休中日の朝、割と不便な時間ということでしょうかそれほど混雑しておりません
これなら二等席の座敷でごろ寝も悪くないななどと思ってましたが
帰りの便は大変でした、数社のツアーが大挙して加わり乗船、40分前には乗り始めそして席取り合戦です
ちょっとした階段まで席として利用され、フェリーで貸し出しているのかゴザをひいて甲板で過ごす方までおりました
帰りは指定席である一等席の価値が倍増といったところでしょうか
 

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この一等席の席自体は飛行機でいうところのビジネス席よりは少し広めで、目一杯席を倒せばゆったりと寝ることが出来ます
ここで昨晩の睡眠不足を補います
一時間半たっぷり寝てきました、おかげで船上からの風景の記憶はありません 
 

okusiri05.jpg okusiri06.jpg
 

帰りもそうでしたが、波も無くいわゆる凪ぎ状態
昔々バイクを載せて新潟や水戸に渡ったとき、それに一昨年焼尻に行ったときや流氷観光(あたりまえか)もそうでしたが、今のところ揺れるフェリーの経験がありません
う~ん、「晴れ男」ならぬ「凪ぎ男」の称号も悪くないな
 

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このページは、r-ohtaniが2008年7月22日 20:54に書いた記事です。

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