天空のBAR「SIROCCO(シロッコ)」

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ニューヨーク州では基本的に家の庭でのガーデンパーティーやレストランのテラス席(屋外のテーブル)など以外は屋外での公共の場で飲酒は禁止されています
さすがは禁酒法があった国アメリカならではの法律ですが、そんなアメリカ人でも夜空を眺めつつ一杯やってみたいという方も多いのではないでしょうか
 
そんなアメリカ人の需要にしっかりと答えたのが、いまニューヨークで流行っているルーフトップバー
ニューヨークのビルやホテルの屋上にそういったバーがあります
特に人気なのがエンパイア・ステート・ビルディングなど街を一望できる場所にある「230 Fifth」というルーフトップバーがこんな感じだそうです
 

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(ルックツアーNETより拝借)
 

一昨年前の正月にニューヨークを訪れた際に行ってみようかと思いましたが
夜のニューヨークは不安があったのと、異常気象で空港が封鎖されるほど雪の降った寒い正月でしたから、残念ながら行くことができませんでした

ところが今回訪れたバンコクにもそんなニューヨークのルーフトップバーをまねたバーが数件あるのだとか
宿泊するシャングリ・ラ ホテルから近いこともあり
歩いてそのルーフトップバーへ足を運びました

それが世界一高い場所にあるオープンエアーのバー「SIROCCO(シロッコ)」
 


 

ルブアホテルのエントランスのあるホールからエレベーターに乗り63階へ
到着しエレバーターを下りビルの屋上へ足を運ぶと
ビルの屋上らしき風が舞っていました
そう「SIROCCO」の名の由来となったのはこの風
イタリア語で、初夏に地中海の上をアフリカに向けて吹き抜ける季節風を「SIROCCO」と呼びその名が冠されていました

これって熱帯のあって天然のエアコンともいえる居心地の良い空間を作ってくれるのにも役に立っています、しかもあの「蚊」も居ませんし

この日は多少曇っていて満点の星空とまでは行きませんでしたが
そこには宝石を散りばねたような夜景が広がっていました
さすがは人口約828万人を数えるバンコク
しかも平均年齢が34歳の若さが勝るタイのお国柄
将来は東京とその人口が逆転するともいわれる世界有数の都市です
 

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写真の手前がレストラン
ここはお忍びで海外から著名人やタイのセレブリティな方々など多く訪れることから
レストランに向けてのプライバシーのある写真は撮影を遠慮してほしいとの事でした
もっとも転落の危険もある場所でもあるわけです
 

そしてレストランの奥(上の中ほど)に見える
ビルの片隅が少し飛び出した円盤状のスペースが
天空のバー「シロッコ」
スターウォーズかなにかに出てきそうな雰囲気のある洒落た空間
さっそく行ってみることにします
 

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動画を見てもらえばわかるかもしれませんが、ここで交わされている会話のほとんどが英語
ここを訪れる方々は欧米の観光客ばかりのようで
どこに行っても見かける中国系の観光客はおろかタイ人も見かけることはありませんでした
アジア系かなと思えるような人もいましたが、英語に交じって日本語を話されていたのできっと日本人なのでしょう
日本人はこういった場所が好きなようです(かくいう私もそうですが)
 

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ふと振り返りエレベーターの方向を見ると
そこにはこのホテルご自慢のドームが見て取れます
 

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ドームの脇には生のオーケストラがいて絶えず心地よい音楽を奏でてくれています
クラシックのみならずなにやらジャズの演奏もあったりもするのだとか
 

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ということで私も何か飲もうとしましたが
受け取ったメニューが暗すぎて読めません
と、こまっていたらスタッフが察知してくれたらしく
ポケットライトで照らしてくれ
350バーツ(1,200円)くらいのビールを頼むことに

ちなみにこんなに高いビールを頼んだのは
京都の先斗町の川床でビールを飲んで以来でしょうか
 

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ということでバンコクの夜景に向け
親日国タイに対し乾杯
 

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ついでにタイの渋滞解消に寄与してきた
チャオプライ川にかかる橋などの日本の政府開発援助によってできた橋や高速道路などを眺めつつ
さらなる友好を願い乾杯です

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このページは、r-ohtaniが2015年8月 9日 18:21に書いた記事です。

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