石垣酒蔵巡りの最近の記事

川平湾の駐車場から歩いて10分ほど
沖縄県の最高峰「於茂登岳」を望む地に地釜手作り泡盛「高嶺酒造所」はありました
1949年の創業以来、全工程手造りで泡盛造りを行う酒造所です
ちなみに先日まで滞在した「西表島」はその石垣島の名峰「於茂登(おもと)岳」の西に位置するので、「いりおもて島」の名がついたのだとか
 

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そんな高嶺酒造所ではガラス越しの見学ギャラリーで工場見学は自由
手作り製法や直火式地釜蒸留での製造過程を見ることができるんです
残念ながら新型コロナ感染防止のためスタッフによる解説はありません
ちなみに見学通路に並ぶ甕は今ではステンレスタンクに替り、ほとんど使われていないようです
 

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さて高嶺酒造所での酒造りはまずタイから輸入した硬質のタイ米を蒸し
蒸し上がった米を麹棚に移し、純粋培養された「黒麹」を散布しよく混ぜ合わせます
その後、二晩置いておくと「米麹」が出来上がります
 

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さらに於茂登連山の天然水に泡盛酵母を溶かした水に「米麹」を仕込み
酵素と酵母の働きで発酵させること約2週間、「もろみ」が完成します
 

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そしてここ高嶺酒造所の最大の特徴である「直火式地釜蒸留」
昔ながらの製法にこだわっていて、レンガ製の直火蒸留釜による蒸留が行われています
発酵の完了した「もろみ」を特製の地釜に入れ水の沸点よりアルコールの沸点が低いことを利用して蒸留するとチョロチョロと芳醇な香りの泡盛が生まれるんだそうです
 

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これもまたそうした蒸留窯なのでしょうか
脇には土に埋められた甕も見て取れます
 

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続いて高嶺酒造の於茂登の試飲
主要銘柄の『於茂登』は無論
3年以上熟成させた古酒、ひらがなのラベルの『おもと』や
極めつけは、2008年県知事賞受賞酒『おもと6年古酒43度』などを試飲
 

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試飲コーナーはショップにもなっており
もちろんここでお土産を物色
 

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石垣島にそびえる県内最高峰の於茂登岳からの命名された『於茂登(おもと)』30度と
結構貴重なこの泡盛と言う事で、13年ものの「おもと」甕入りを購入
このあと居酒屋を予約していることもあり足早に高嶺酒造所をあとにしました
 

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そんな高嶺酒造所、youtubeにアップされた動画があったので載せておきます
ちなみにFacebookにその時の様子をUPしたところ
北海道の某酒蔵の杜氏より、私も高嶺酒造所で「古酒のボトルキープ」をしているとのことでしたが
高嶺酒造所のHPを覗いたところその名を見つけました
私も預けてくればよかったと多少後悔
これは次回の楽しみとします
 

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