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81)マレーシア・タイ客船クルーズ2012 アーカイブ

2012年08月11日

はじめての客船クルーズ

今年の夏休みはこれ
「スーパースター・リブラ」で行く
穏やかな海・アンマダンで過ごす
魅惑のアジアクルーズ
3泊4日でペナンからプーケットそしてクラビとアンダマン海の島々を巡る客船の旅です
 

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夏休みはダルビッシュの応援にアメリカ行きも考えましたが、今回以前から狙っていたはじめての客船クルーズに挑戦です
というのも最近BS放送のテレビのチャンネルを捻ると?豪華客船の旅をやっていることが多く
ついつい見とれて1時間見てしまったりしたのが影響しているようです

この豪華客船の旅、例のイタリア沖での大型客船座礁事故以降、人気急上昇なんだとか
怪我の功名と言っては亡くなられた方に非常に申し訳ないのですが、あの事故の報道で日本人23名が無事救助されるのが確認され、豪華客船クルーズにこんなにも日本人が参加しているんだと気づかされた事件でもありました
この事件以降旅行会社への問い合わせが増えたんだとか


さて客船クルーズ、申し込んだのは良いのだけれど、私実は船酔いしやすいんです
今回乗船するスーパースター・リブラは総トン数42千トン
日本の飛鳥Ⅱクラスの大型客船でしかもスタビライザー付きであまり揺れないらしい
穏やかなとパンフレットに謳われるアンダマン海

けれど油断大敵、渡航前に酔い止めの薬買ってこなきゃ

2012年08月20日

今ひそやかに海外旅行ブーム?

ジャルパックやJTBをはじめとしたツアーの台頭による海外旅行の大衆化後、すっかり息をひそめていたかのように思われた海外旅行ですが今年に来て復活の兆しがでてきたようです

JTB調べでは
「夏休みの旅行者は2000年以降最高の人数に」
気になる海外旅行人数は前年比4.6%増の272万人と、これまで最高だった2001年夏の266万人を抜く見込みだったそうだ

最近よくその名を聞くようになったLCC(ローコストキャリア)の普及や円高とあいまって今年の夏、海外へ足を延ばす人々が増加したようです
ここ数年その傾向はあったのですが昨年は震災の影響で旅行は自粛、一昨年はJALの経営破たんなどの影響があり、海外に出掛ける人の数は減ったかのように見えていました
ところがここにきて海外旅行のブームがひそやかに進行しているようです

特にJALは経営再建策として不採算路線からの撤退を余儀なくされましたが、こうして海外旅行者が増え始めるとまた路線の復活があるのでは・・・と今後に期待しております 

そんな背景があるのか、出国ラッシュとなる8月11日(土)の新千歳空港は朝7時にもならないというのに御覧の混雑ぶり
チェックインカウンターの前には手荷物を預けたりチェックインを待つ人々がこれでもかと並んでいました
 

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こうした混雑も航空会社のチェックインカウンターで長い列に並ぶことなく、チェックインが済ませられるのもステータスの利点
JALで言えばファーストクラスカウンターや写真のJALグルーバル会員専用カウンターでチェックインが可能です
 
 
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そのステータス
私の場合JALなんですが、今年は家族会員としてのステータス
そこから脱却して単独でのJALグローバル会員加入を目指しています
定年後に旅行を楽しむ際の必需品として今年一年かけてこのステータスを獲得するつもりです

現在(旅行終了後)のところ、そのステータスとなる「サファイア」まで後わずかのところまできました
そう一度サファイアに到達しJALグローバル会員になったら、あとは毎年会費を払い続けてればそのステータスは継続されるんです

 

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お盆で混雑した空港のセキュリティをさっさと潜り抜けて
JALサクララウンジで朝からビールとなります
ちなみに、ここに入るためにもステータスが必要です
 

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そう私の旅はたいていがここから始まります
ここで樽生ビールを飲んで世俗(仕事)のことを忘れ、旅行モードに切り替える、新千歳空港のJALサクララウンジはそんな場所になってきました
 

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さて以前ここに有った「レッドブル」を飲もうとしたところレッドブルは姿を消し
替わりにリポビタンDが置いて有りました
 

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特に今回はアンマダン海のリゾートを巡る優雅な客船クルーズ
早いうちに心身ともにリゾートに染まらねばなりません
リポビタンDを飲んでファイト一発
この船「スーパースター・リブラ」を目指します
 

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2012年08月25日

JALサクララウンジの特製ビーフカレー

私は無類のカレー好きです
海外から日本へ帰った時も、お茶漬けや蕎麦でじゃなくカレーが食べたくなるほどです
そんな私ですが、成田国際空港に来ると何を差し置いても食べたくなるのが
「JALの特製ビーフカレー」
程よく煮込まれた牛肉がたっぷり入ったコクのあるカレーです
こういうと同調していただける方も多いのではと自負しております
 

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といってもこのJAL特製ビーフカレー
成田空港のレストランで出しているものではありません
提供しているのは国際線の出国審査を抜けた制限区画内にあるJALサクララウンジ(もちろんJALファーストクラスラウンジでも)で味わうことが出来ます
 

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久々の訪問になった成田国際空港本館の国際線側のJALサクララウンジ
ラウンジの受付に機材の廃品で作ったオブジェクト発見
「ザ・バー」を尻目に階段で3階に上がり、ダイニングエリア、「ザ・ダイニング」へ
 

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お盆と言う事で大勢の旅行者でごった返していました
私もこれは当初から予想していて、AAのラウンジに行こうかとも思いましたが、やはり成田国際空港に来たのならこのJAL特製ビーフカレーを食べねばなりません
 

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といってもまだ朝の10時前
朝食のメニューしか有りませんでした
 

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あいなめの塩麹焼き
これまた名物の辛子明太子を肴に・・・
 

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樽生ビールと
成田空港のエプロンを眺めつつスパークリングワイン
 

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そして待ちに待ったお約束の10時半
カレーを置くはずのカウンターに並んでカレーを
新潟産 コシヒカリの炊き立て御飯にかけていただくとします
まあ・・並んでまでとも思いましたが、実はこの後すぐになくなりました

ここを出るころには結構な方がカレー鍋が来るのを待つ列が出来ていたくらいです


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美味いんだけどほどほどにしておかなきゃ

2012年08月26日

日本食ブーム

それはシンガポールのコンラッドホテルに宿泊した時のことでした
ちょっと背伸びしてエグゼクティブフロアを利用、ビールのつまみにとビュッフェを覗いていると、スタッフが「お寿司」を運んできました
いかにもスーパーとかで売られているようなお寿司で、こんなものでも海外の方は喜ぶんだろうかと思っていたところ
それを見た白人のご婦人方が「キャー」と黄色い声をあげ、お寿司を皿に盛っていかれました
席に着かれた後も、はしゃいで何か喋っていたようです
早口でとても聞き取れんなせんでしたが喜んでいた様子は今でもはっきりと覚えています

日本食は海外でブームだとは聞いてましたが、それを間近に見た瞬間でした
 

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海外特に健康志向のアメリカから始まったとされるの日本食ブーム
当初日本レストランの主力メニューはお寿司でした
確かに海外の繁華街を気にして歩くと、あるある
スシバーなどの日本食レストランが、これでもかと軒を並べています
まあよく見ると日本人じゃない方がやっているようですが・・・・

最近では日本食と言ってもこのお寿司にとどまらず、色々な日本食が海外に進出しているようです
中国でも同様のようで香港でやっていた吉野家はあまりにも混雑していて入店できなかった記憶があります
ちなみに日本のラーメンも人気のようで香港っ子たちの家のキッチンには必ず「出前一丁」というインスタントラーメンが備えられているそうです
たしかに街のあちこちで日本のラーメンチェーン店「味千ラーメン」の看板を見かけました
こんど一度チャレンジしようかと思っています

なんで中華の本場でわざわざ日本のラーメンと思いましたが
香港国際空港のキャセイパシフィック航空のラウンジにある有名なヌードルバーには「日式湯麺」と書かれた日本式のラーメンというメニューがあり
ここを訪れるほとんどの方がこの日本のラーメンを頼んでいきました

さて話を成田国際空港に戻します
本館にあるJALサクララウンジを出て連絡シャトルでサテライトへやってきましたが、まだ少し時間に余裕があります
久々にサテライト側のサクララウンジも覗いて行くことにします

 

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この日、お盆休みの初日とあって成田国際空港は混雑していましたが、ここはご覧のとおり閑散としていました
まずはビールです
ソファーにしっかり腰を下ろし、窓の外を見ると尾翼に鶴丸マークの機体が
そうこのあと乗り込むクララルンプール行きのB767がボーデングブリッジに着けられていました
 

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ところで空港ラウンジに は地域の特色が出ていることが多く
香港国際空港のキャセイのラウンジのヌードルバー
サンフランシスコ国際空港のBAで食べたクラムチャウダーなど
海外ではそんなラウンジでのお国自慢的な料理も旅行の楽しみになっています


さて成田国際空港はというと
羽田国際空港がいかに拡張しようとも、成田国際空港がいまだ日本の玄関口であることに変わりありません
しかもJALは腐っても日本のフラッグシップ
そのJALのラウンジであるサクララウンジを訪れる外国人も多いことでしょう

前置きが長くなりましたが、ここにもありました
そうお寿司です
まあ江戸前というわけにはいかないようですが、これぞ日本の空港のラウンジ食ですね
房総の海の幸ということにしておきましょう
 

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もっともここから旅立つビジネスマンも多いのでしょう
いかにも日本人らしい「おにぎり」もありました
海外で頑張られている日本人の力の源を私もとも思いましたが
ただこのあとビジネスクラスの食事を控えてるんで、ここはビールだけにしておきます
 

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2012年08月28日

北海道尽くしの機内食(成田~クアラルプールJL723便)

成田のサクララウンジでゆったりしているうちにいつの間にか搭乗時間となりました
ラウンジを後にし急いで搭乗口へ
と、ここで目指す搭乗付近にはすでに人の列が・・・・・そうですこの日はお盆休み初日
海外に出掛けるピークの日にあたるようで、成田発のクアラルンプール行きは満席、搭乗を待つ乗客が長い列を作っていました
 


 

さてこういったときに一般のお客様に先だって優先搭乗させてくれるのもステータスの魅力です
ビジネスクラスカウンター「SEASONS」のゲートをくぐり機内へ向かいます

航空機は基本指定席なんで優先搭乗しも同じと思ってましたが、飛行機はそれでなくとも狭い通路、しかも荷物を棚に入れつつ席に着かれる方をじっと待ちながら、なかなか進まない通路で自分の席に向かうのは結構ストレスが貯まります
それに席に着いたのは良いけれどすでに自分の席の上の荷物を入れる棚は満杯だったりもします
さっさと席に着いて落ち着きたいというのが心情でしょう
 


 

今回も渡航も5泊5日の弾丸旅行となります
特に帰路は空港から直接会社に向かうことになります
そう帰りの便の機内で一泊というスケジュールです
エコノミーで疲れを残しながらの旅は辛いので
ビジネスセイバー週末スティでエグゼクティブクラス(ビジネスクラス)を予め安いうちに予約しておきました
そうここ数年海外旅行が不人気だったのか?、JALが不評だったのか?おそらくはその両方でしょうが夏休みやゴールデンウイークでも割と簡単に航空券が取れていました
ところが先日のエントリーの通り
ここにきてまた海外旅行ブームの兆しが見えてきたようで、安いチケットなどちょっと躊躇しているとすぐなくなる、以前の状態に戻りつつあるようです
ただしエグゼクティブクラス(ビジネスクラス)と言っても古い機材
767-300ですから、残念ながらビジネスクラスシートはJALスカイラックスシートとなります
 


 

そして最近、話題の映画はなぜか飛行機の機内で見るのが当たり前のようになってきました
映画の新作公開からそれほどおかないで機内で上映してくれるのが嬉しいですね
DVDなどの発売なんかよりよっぽどこちらの方が早いようです
今回乗った767-300にはJENのエンターテイメントシステム「MAGIC3」が付いていましたので、ちょうど見たかった「バトルシップ」と「宇宙兄弟」をオンデマンドで堪能してきました
(いや~宇宙兄弟は泣けました)
 


 

シートベルト着用のサインが消え
まずは食前酒
シャンパン「ドゥラモット・ブリュット」を頂きます
これ一回やってみたかった
 


 


さてここで楽しみにしていたビジネスクラスの機内食です
このため朝飯を抜き、ラウンジでの食事も控えてきました
ビールなど泡ものも飽きてきたので焼酎に切り替えです
「芋焼酎 尽空」を飲みつつ
まずはメニューを眺めます
日本を発つときは和食をチョイスすることが多いのですが、メニューを見ると
「北海道 大地めぐみ御膳」
 


(JAL_HPより拝借)
 

たしかに美味しそうなんですが、ここまで来て北海道の食材食べなくても良さそうかと思い、洋食にすることとしました
わたくし生まれも育ちも北海道、そう道産子なんです
 


 

その名も「街の洋食屋さん」ってのを頼みました
なんだかちょっと心惹かれるネーミングですね

まずは
【洋食屋の前菜ボックス】
ビーフパストラミとドライビーフ 夏野菜のソテー添え ラビゴットソースと共に
照焼きチキンに焼き茄子とオクラを添えて
ガスパチョスープ
ズワイ蟹のサラダ
紋甲烏賊と赤玉葱の香草マリネ
有頭海老のハーブマリネ スモークツナにポテトサラダを添えて
 


 

【メイン ディッシュ】
特選国産牛のハンバーグステーキ 玉葱たっぷりの和風ソース
バターポテトと共に
フレッシュサラダ フレンチドレッシング
肉厚のハンバーグがなかなかいけました
 


 

パンは
パリの3つ星レストランでも信頼が厚い人気ブーランジェリー「メゾンカイザー」のパン
ちょっと温めてありました
それに北海道産手作りバター
う~ん、北海道からなかなか離れられません
 


 

ちなみにご飯も勧められてしまいました
このご飯、新潟県南魚沼産コシヒカリを機内で炊きあげるそうですが、そんなに食べるとこのあとクアラルンプールで何も食べられなくなってしまいます
自重することに

けれど合わせるお酒はサントリーウイスキー山崎12 年(シングルモルト)
いいウイスキーってことでたっぷり入れて作ってくれたようです
いつもバーボンをちびちび薄めの水割り飲んでいる私にはちょっと濃かったかな
 


 

デザートは
トンカビーンズプディングに自家製バニラアイスクリーム
アニス風味のパイナップルコンポートを添えて
「JAL CAFÉ LINES」の名のついたコーヒーとともにいただきました
 


 

我が家の奥さんはと言うと
「コンテンポラリーフレンチ」
特選国産牛フィレ肉のステーキが迫力ありました
A3ランク以上の肉厚の和牛(200gはあったんじゃないでしょうか)を「和の藻塩」(長崎県産)でシンプルに食べるという贅沢を機内でやるんですね~
 

ついでに
「おいしい国産チーズの取り合わせ」を酒の肴に
おいしいカマンベール ~十勝野フロマージュ~
鶴居チーズ・シルバーラベル ~鶴居村振興公社「酪楽館」~
スカモルツァ・アフミカータ ~白糠酪恵舎~
 


 

と全て北海道産のチーズ盛り合わせと
北海道にかかわる食材が豊富な機内食でした
やはりこれからの時期、食材といえば北海道になるのかな

2012年08月29日

クアラルン・プール国際空港

最近よくマレーシアで定年後のセカンドライフを楽しまれている方々の話をTVやWEBで拝見します
マレーシアは政策的に外国人が長期滞在しやすくするため、「マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)プログラム」という制度でビザの緩和を行っています
これは50歳以上の方で年金などの収入がありマレーシアの金融機関に一定額、定期預金をすれば最長10年の滞在許可が与えられるというもの

この制度よって長期滞在する日本人が増えたともいえますが、増えた理由には制度だけではなくマレーシアのお国柄が大きく影響しているのではと思っています
 


 

そう思えるのは、まずは人柄
マレーシアの人々は、あくせくせず
南国特有のおおらかさがあり開放的で包容力に富んだ気質
その上「親日」です
(まあ親日じゃないのは日本を囲むあの3国くらいなんですが)

そして都市部などインフラの整った地域の生活水準は日本とさほど変わりありません
しかも物価は日本の約3分1程度
治安も悪くはありません
かんじんな医療ですがクアラルンプールを中心に日本語が話せる医師のいる病院が有るのもポイント高いですね
こういった理由から多くの日本人が長期滞在する、もしくはしたい国の筆頭となっています

私も将来に置いて10年は無理としても1カ月単位で滞在してみたいそんなお国柄です
そうすればクアラルンプールを起点にLCCでインド・ベトナム・タイ・フィリッピンなど行き放題ですネ
 


 

そしてマレーシア政府の取り組む政策はなにも長期滞在だけではありません
観光においても90日間の滞在ならマレーシアへの入国は現在「出入国カード」が不要です
いつまでたっても反日で指紋・顔写真の登録が義務付けられている彼の国と正反対ですね
 



 

しかもビジネスクラス利用者は入国の際、このカードを提示すると優先審査レーンが使用できます
その優先レーンを利用するためクアラルンプールへ向う機内ではこんなカードを貰いました
夏休みなど入国審査が混む時期はやはり嬉しいサービスですね
 


 

さてクアラルンプール国際空港サテライトに到着後、シャトルで空港本館へ
ちなみに後日談となりますが、この空港私どもにとって非常に相性の悪い空港となりました
その話はまたあとでエントリーいたします
 


 

すんなり入国審査、そしてプライオリティの札の着いたスーツケースは両替とトイレに入っている間にいつの間にか出てきていました
スムーズに入国できたおかげで、両替も降りてきた乗客が並ぶ前にさっさと済ませることができました
 


 

制限区画を出て空港の外に出るとねとっと体にまとわりつく熱気が
そうですこの感じです
いよいよ南国にやってきたと感じる瞬間です
 


 

まずはタクシーに乗り1時間(遠い)
クアラルンプールを目指します

2012年08月30日

マレーシア・プロトンのタクシーに乗ってKLへ

マレーシアの空の玄関口クアラルンプール国際空港は別名「森の中の空港」
クアラルンプール(KL)市内から南に50kmにある森を切り開き作られた空港です
実際私の乗った飛行機が高度を下げ滑走路に向かうとき下を眺めると椰子の木なのかゴム園なのか、どこまでも続く森が広がっていました
 


 

ということで空港からKL市内まではその森を抜けはるかかなた、結構な距離がありますので空港に降り立ったあとはその交通手段が問題となります
もっとも主要空港には、つきものの空港連絡鉄道がここにもあります
KLIAエクスプレスというノンストップで結ぶ特急列車が出ていて、空港から28分でクアラルンプール・セントラル駅まで行くことができます
ところがその料金が問題です
KLIAエクスプレスの料金は大人一人片道RM35(930円ほど)と観光客の足元を見た料金設定
しかもセントラル駅からホテルまではタクシーに乗り換えねばなりません
ちなみにタクシーだと空港からKL市内のホテルまで1時間近くかかりますが、料金はRM70(1,860円ほど)
2人で乗ればKLIAエクスプレス料金だけでホテルまで行くことが出来ます
 


 

この辺の料金のマジックは観光客の皆さんも良くご存じのようで、KLIAエクスプレスのカウンターには誰も並んではいませんでしたが、タクシー専用のカウンターは常に多くの人が並んでいました

ちなみにそのタクシー専用のカウンターって何かと言うと
アジアに蔓延する雲助タクシーはここにも健在するようで、その対策としてKL市内に向かう観光客などは空港内にあるタクシー専用のカウンターで、定められた料金のチケットを予め購入しておいてそのチケットでタクシーに乗りこむシステムになっています
これだとあとで料金で揉めたりすることは無いので安心です
私どももここでチケットを買いいざタクシー乗り場へ
 


 

出迎えてくれたのは
マレーシアの誇る「プロトン」という自動車メーカー製のタクシーでした
 


 

そのプロトン、マレーシアのマハティール首相の国産車構想の元、政府のバックアップによって設立された国策自動車メーカー
かつては三菱自動車と資本や技術協力などの面で密接な関係だったおかげで、日本とも縁が深く私自身設立当初から知っていた自動車メーカーでした

写真は一番最初に作られた三菱ランサー(ミラージュ)をベースとした「サガ」です
ペナンのジョージタウンで見かけました
 


 

それまでは写真でしか見たことのない車でしたが、今回空港からクアラルンプール
そしてペナンの半日観光で実際に乗る事が出来ました
 


 

双方ともにプロトンの第二世代のサガのタクシーでした
乗ってすぐ運転手に「ジスカー・イズ・プロトン?」と問いかけると
誇らしげに「イエス」と答えます
そこで社交辞令ってわけでは有りませんが、「ナイスカー」と話しかけると
恥ずかしげではありますが嬉しそうに「サンキュ」と答えてくれます
一流工業国を目指すマレーシアにとって国産乗用車であるプロトンは誇りのようです
 


 

ちなみにその運転手さんは私が日本人だという事は良く判っていたようです
日本にも来たことがあるようで「浅草寺」で買った浅草雷門(交通安全)のお札をどうだとばかりに自慢してくれました
 
 


 

KL市内へ行く途中サッカーマレーシア代表のホームグランド「ブキット・ジャリル国立競技場」が見えてきました
いや~こんな暑いところでサッカーなんか良くやるな
けれど空港からタクシーでこれるくらいですし今度日本代表選なんかやる機会があったらまた訪れたいな~なんて考えてしまいます

さてこのスタジアムを過ぎるとKL市内はもう間近です

2012年08月31日

シャングリ・ラ・ホテル_クアラルンプール

マレーシアの首都クアラルンプールは、東南アジア有数の近代都市で、観光客のみならずビジネスで訪れる人も多く、ヒルトン・インターコンチ・リッツカールトンなどの高級ホテルが顔を揃えています
とこれらの高級ホテル、日本と比べると1/3といわれるマレーシアの物価安もあって、日本のビジネスホテル程度の料金で宿泊できます
 


 

今回宿泊した「シャングリ・ラ・ホテル クアラルンプール」も2人で1万2千円くらい
豪華な朝食ビュッフェが付きますので、これってかなりお得
無理に安いホテルを探すのが馬鹿らしくなってしまいます
もっともこれは週末スティというプランだったのもその理由です
えっ週末って逆に高いじゃないの、と思われるかもしれませんが
ビジネス客の多いここクアラルンプール、シャングリ・ラ・ホテルも週末の空室が多いようで、今回うまいことリーズナブルな価格設定のプランにはめることが出来ました
 


 

ガムランの音色で南国気分を味わいつつ部屋に向かいます

その部屋ですが、これでもデラックス・ツイン
スタンダードといえど流石一流ホテルですね
 


 

大理石を使用した贅沢な造りとなっているバスルームにはちょっと深さのあるバスタブ
シャワーブースは独立していました
 


 


ミニバーには
コーヒーポットにカップ
グラスもしっかり装備されています
 


 

余裕の冷蔵庫にはミネラルウオーター
冷やしてないのと合わせて4本有りました、さすがは南国です
セフティボックスも大きなタイプなので、小さめのバックが丸ごと入りました
 


 

クローゼットにはバスローブと
最近旅先でよく使うようになったアイロン&アイロン台
 


 

嬉しいのはブロードバンドインターネット接続が無料だったこと
Wi-Fiも無料なので、iPhoneが使いやすかった
 


 

以上がまた来ることを見込んでの覚書でした
そうそう忘れてはいけません
今回の部屋は何とツインタワービュー
一本しか見えませんが、部屋から見える眺めとしてはなかなかの夜景でした

そうこのホテルはペトロナス・ツインタワーまで歩いて行ける距離にあるブキナナス地区にあります
 


 

さて人気の朝食ビュフェの話は時系列で話を進めるため
また後日のエントリーということにして
まずはクアラルンプールの夜の街に繰り出すことにします

2012年09月01日

クアラ・ルンプール・タワーからの夜景

クアラ・ルンプール・タワー(KLタワー)はクアラルンプール市内ブキッナナスの丘の上に建つ高さ421mの 通信塔で、世界で4番目の高さを誇ります
高所恐怖症でありながら海外に行くと高いところに昇りたくなる私ですから、これは昇らねばなりません
 


 

クアラルンプールでタワーというとどうしてもペトロナスツインタワーを思い浮かべてしまいます
けれどツインタワーは朝早くに並んで整理券をもらわないと昇れないタワーです
今回の旅程だと時間的にも厳しいことから、替わりと言ってはなんですがKLタワーに昇り夜景を眺めることにしました
幸いなことにこのKLタワー、今回宿泊したシャングリ・ラ ホテルから歩いて10分程の所にあります

歩いてしばらく行くとブキッナナスの丘に到着、ここから標高94mの丘の頂上まで丘を登らねばなりません、この時夜の9時くらいでしたが未だ気温は30℃近く、ちょっと歩くだけで汗ばむ陽気でした
やはりタクシーにすべきだったかな、などと考えていると
丘の入り口付近の管理小屋の中から警備員らしき人が話しかけてきました
 


 

話の内容はというと、ここから無料シャトルがKLタワーまで出てますよ、15分間隔なんでそろそろ来ますよ・・・といった話でした
救いの神とはまさにこのことでしょう、まもなくシャトル(トヨタのハイエースでした)がやってきて
エアコンが効いた車に乗り込み、5分くらい走るとすぐにKLタワーの入り口に到着いたしました

さっそく展望台までの入場券を買いエレベーターに乗り込みます
ただその料金が年々上がっていて、この時RM47(1,250円)になっていました
 


 

忘れてしまいましたが確か日本製のエレベーターだったかと思います
高さは276mの展望台まで1分くらいで到着、その速さは耳が痛くなるほどです
展望台はもう閉店間際の9時くらいとあって空いていました
窓の外にはあのタワーも見えました
 


 

そうペトロナスツインタワーやその周りにあるKLCC地区の高層ビル群がこのKLタワー展望台から望めました
超高層ビルといえば以前アメリカがその独擅場でしたが、アジア地域の経済的発展と共にアジアにその座を譲り渡しているのがここ数年のアジアを巡る旅で見て取れます
アジアの時代ももうすぐそこなのかもしれません
 


 

一通り見た後(その間15分ほど、そうすぐ飽きるんです)
エレベーターで地上に戻ります、残念ながら1Fの売店は半分くらい閉まっていました
KLタワーの根元からタワーを見るとコンクリート製の塔であることが判ります
ちなみにコンクリート製としてはこの塔の高さは世界一なんだそうです
よく見るとRC(鉄筋コンクリート)造のペトロナツツインタワーもその陰に見えていました

次はこいつの根元を見に行くことにします
 

「昼は2本、 夜は1本?」ペトロナス・ツインタワー

今から十数年前、マレーシアにある会社が、どうせ建てるなら世界一高い自社ビルを建てようと目論んだそうです
しかもその会社が油を売って儲けたお金は膨大なようで、ビルは1本ではなく2本(塔)セットのツインタワーで

親日家の多いマレーシア、しかもその親分たるマハティール首相(当時)は過去日本に70回も来日、そのうえ息子や娘を日本の大学に留学させるほどの熱烈な親日家です
このビルを建てられるのは日本のゼネコンしかないとばかりに日本の「ハザマ」にその矛先が向いたのは当然の成り行きです
ところがそこへ何故か韓国のサムスン物産建設部門が割り込み、二塔もあるなら、そのうちの一塔は我々にを建てさせろということになり、別々の国の別々の業者が二塔の一塔づつ受け持つという前代未聞の発注となりました
(そのころの韓国では建設間もない三豊百貨店が倒壊したり、聖水大橋の中央部分が崩壊したりと手抜き工事が問題となっていた時期と重なっていましたので、よく受注できたものだといまでも不思議でなりません)
 


 

ちなみに最近のスポーツの中継を見ればわかるとおり、韓国はなぜか日本を強く意識しています
二塔のうち一塔を韓国の建設会社が建て、もう一塔は日本の建設会社が建てるとなるとライバル心を煽るようです
いまでは違うでしょうが高層建築の経験の少なかったサムソン側は工事の着工を1か月も遅らせてしまいました
ところが韓国の日本に負けてなるものかと、執念を燃やすとともにケンチャナヨ精神いかんともなく発揮し超急ピッチでビルの建築は進み、なんと「世界のハザマ」を凌駕し1週間も早く完成させてしまいました
もっともこんな話を日本の建築技術をよく知るマレーシアの人々がよく思うわけがありません
どこか手抜きされているのではと考える人の方が大多数だったようです
そのサムスンの建てたタワー2、実際にわずかではありますが傾いているようでマレーシアの建築の専門家などにより倒壊の危険性が指摘されています
おかげでハザマの建てたタワー1はテナントが埋まるのに対し、サムスンの建てたタワー2はテナントが埋まらないという事態にまでなってしまいました
 


ちなみに、タワー2の窓に明かりが少ないのは単にテナントが入っていないからだけではなく、電気の配線がめちゃくちゃで明かりが点かないところがあるからだそうです
地元の人には「昼は2本。夜は一本」と揶揄しているとか

もっとも今では補修工事は終わった(と発表されています)
実際に見に行ったときはハザマの建てたタワー1よりサムスンの建てたタワー2の方が明るかったように感じました

そうです今回の旅はこのペトロナス・ツンタワーにまつわる話が事実なのか、それを確かめるための旅でもありました
おかげでこの後の客船クルーズもシンガポールからではなくペナンからとなったくらいです

真実はわかりませんが、この建物もアジアの隆盛を語るのに十分な建物であることに変わりなさそうです
 


 

さて気温30℃のなかKLタワーより30分近く歩いてきたので、どこかで涼もうと地下のスリラKLCCにいったり
ツインタワー前の噴水のある公園で涼もうとも考えましたが、どこも人でいっぱいでした
 


 

ここは屋台にでもいってビールを飲むことにします
目指すはジャラン・アローの屋台街です

2012年09月06日

ジャラン・アローの屋台街「黃亞華小食店」

もう9月に入ったというのに残暑という言葉がぴったりの北海道
暦ではそろそろ山で初冠雪って季節のはずなのですが、30度を超える真夏日が続きます
そういやクアラルンプールも暑かったな~とツインタワーまで話は進みましたが、そこからなぜか韓国方面に流れてしまい、なかなか進まないマレーシア客船クルーズの旅
この毎晩のねっとりとした暑さに手伝ってもらい、クアラルンプールの夜を思い出しつつblogにUPしていくことにします
 


もうすでに真夜中だというのに人通りの絶えないクアラルンプールのブキッ・ビンタン通りから、数本裏に入った通りへ
そこにはこの街最大の屋台街「ジャラン・アローの屋台街」があります
まあ正確に言うと屋台街ではなく食堂街なんですが、この辺は言葉のあやだと思ってください
ちなみに通り(道路)の事をこちらではジャランと言うんだそうです、そういや日本のR社の旅雑誌にありましたね
ですからジャラン・アローは「アロー通り」と言う事になります
通りと言う事で、こんな狭い道でも車はちゃんと通ります

ちなみに2つ重ねてジャラン・ジャランで散歩だそうです
今晩はアロー通りをジャラン・ジャランと言ったところです
 


 

とはいえまったく屋台がないわけでもありません、そんななか魅惑の屋台を見つけました
そうこの時期旬を迎える果物の王様「ドリアン」の屋台です
残念ながらこのドリアン、アルコールとの相性が悪く、このあとビールと決め込んでいたので食べることは出来ませんでした
 



 

とはいえここジャラン・アローも随分観光化されているそうです
白人の観光客も随分と見かけました
観光化されて価格も高いと言いますが、元々物価が安いところなんでそんな気にはなりませんでした

ということで今回伺ったのは
このジャラン・アローの一番奥にあるミッキーマウス(偽)の看板で有名な
「黃亞華小食店」という名のお店

 


 

このお店チキンウィング屋として名をはせたお店です
今晩はここでちょっと遅い晩飯にすることに
 


マレーシアといえばサテ(沙嗲)でしょう
店の前でサテを炭火で美味しそうに焼いていたので、まずはこいつを頂きます
雞と牛肉、豚肉のサテをピーナッツベースの甘辛いタレに付けていただくことに
 


 

もちろん店の人気メニュー「チキンウイング」も
手羽先を甘辛のタレをつけて炭焼きしたもの
見た目は多少焼きすぎかとも思いましたが、焦げているわけではなくパリっと焼けていてこいつが美味かった

 


そしてタイガービールを頂きます
ここでようやくクアラルンプールでの初ビールとなりました
 
 
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さてビールを一本飲みほし
もう一本追加しようとしたところ
目ざとくアサヒの缶ビール風のキャンギャルがやってきました
そしてやはりというか「アサヒビール」か「カールスバーグ」はいかがと言ってきました

海外に行くと、そこそこの国の方が愛飲するビールを飲むのが私の拘り、マイルールとしています、ポリシーと言っても良いでしょう
それにタイガービールはシンガポールを筆頭にここマレーシアやタイ、ベトナムに醸造所のあるいわゆる東南アジアのビール
ここに来たのなら飲まないわけにはいかないでしょう
しかもシチュエーションは野外である屋台(ホーカー?)
しつこく勧誘するキャンギャルに対し
「ノー・アサヒ」「ノー・カールスバーグ」と強く・強く言って断らせてもらいました
そしてタイガービヤ・プリーズとのたまったところ

何食わぬ顔して「タイガービール」を持ってきてくれました
 

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日本ではレストランなどで、こんなにしつこく勧誘を受けることことは無いでしょうから
ほとんどの日本人は、いいよアサヒでと言っちゃうんでしょうネ
海外に行くと「ノー」と「イエス」ははっきり言えということが、良く分かる出来ごとでした

ちなみにこれって日本を取り巻くあの国の方々最近の政治を絡めた言動にも通じるようにも思えます
アジアの人々は日本人の美徳である「遠慮深さ」と言うものは、海外では通用しません
チャンスがあればとりあえず言ってみる、これがアジアなのだと思います
断るときにはしっかりと「ノー」と言うのが、これらの国々の方との本来の付き合いなのではないかな~なんていかにも安物のプラスチック製の机とイスに腰かけつつ、これまた安物のプラスチック製の食器でサテを食べビールを飲みつつ、そんなことを考えてしまいました
 


 

このジャラン・アロー
華僑が多いのか、どちらかとい言うと中華街の雰囲気でしたが
そんななかにシンガポールでおなじみの「スチームボート」のお店を見つけました
30度を超えるこの暑い中、鍋ってところがよいですね

残念ながらこの日ラウンジや機内で食べすぎてこれは食べることが出来ませんでした
次回はこれにチャレンジしたいものです

2012年09月07日

KLモノレールからの車窓

クアラルンプールでの今回の足は「KLモノレール」
路線総延長は僅か8.6kmの交通機関ですが、中心部の主要な場所を行き来できる便利な乗物です
その最寄り駅は今回宿泊したシャングリラホテルに近かったり
KLセントラル駅までも通じていることから何度か利用いたしました



 

ちなみに乗車賃はジャラン・アロー近くのブキッ・ビンタン駅からホテルのあるブキッ・ナナス駅までRM 1.20(30円くらい)
ホテルから空港へ向かう際もKLセントラル駅まではRM 2.10(60円弱)と大変安い料金で乗る事ができました



 

さて今回初めてのクアラルンプールということで、初のKLモノレール乗車となります
まずは乗車券を買おうと自動券売機へ
良く見ると額面の大きな紙幣は使う事ができないと書かれています
しかたがないので窓口で購入いたしました
 


 

乗車券はプラスチック製でコインの形をしています
改札機はどうやって通るのだろうと地元の方のやり方を良く見ていると
乗車の際はこのコイン型の乗車券をsuicaのように改札機にかざして改札を通り
降車の際はこのコインを改札機に入れて改札から出るようです
 


 

乗車客は多民族国家マレーシアらしく
様々な宗教観を醸し出していました
南国らしく肌を露出させた女性がいたりもしますが
大多数を占めるマレー系の人々は、イスラムの戒律を守り露出を控えた服装に加え髪にはスカーフを巻いています
ちなみに夜とはいえ30度くらいの気温、私どもは短パンにTシャツといったいでたちですら汗を噴き出ているというのに、戒律とは言え厳しいものですね



 

さてこのKLモノレール
日本の日立製作所の技術で建設工事は開始されたんだそうです
けれどアジア通貨危機の影響で日立は撤退を余儀なくされました
通貨危機がなければ今回は日立製作所の車両に乗っていたのかもしれません
親日のこの国で日本製のモノレールには乗ってみたかったものです

そんな列車内部はこんな感じ、2両編成足らずなんですが後ろの車両にはなんと車掌らしき人が乗り込みました
きっと人件費が安い国なんだろうな~
(乗車券は前述の通り30円くらいなのにですよ)
当然運転は有人で、デジタルのパネルの並ぶ運転席は斬新でした
そうこうしていると向かい側からモノレールがやってきます
車両通しがすれ違う際は高いところを走行しているだけあってちょっと怖かった
 


民族が持つ様々な宗教が共存するのが、ここマレーシアの魅力でもあります
高さのあるモノレールから外を眺めているとそんな車窓も楽しめました
まずは国教であるイスラム教の象徴であるモスク
 


 

インド系の人が多いのかヒンドゥー寺院も見かけました
バリで見かけたり、シンガポールのリトルインディアで見たものよりも大きな寺院でした
そしてここマレーシアの経済を牛耳る華人の仏教寺院

モノレールに乗っているだけで様々な宗教がある国だと気づかさせてくれました

2012年09月10日

シャングリラホテル・クアラルンプールの朝食ブュッフェ

アジア、特に東南アジアのホテルはその国の物価に比例し非常に安い値段で泊る事が出来ます
そんな東南アジアのホテルに泊まる場合は安いだけのホテルに泊るのではなく手の届く範囲で高級なホテルを予約する事にしています
というのもアジアの安ホテルはレベルを落とすと「とんでもホテル」にぶち当たる可能性が高いのと、ちょっと余計にお金を出すとかなりの高級感のあるホテルに泊れるからです
今回宿泊したシャングリラホテル・クアラルンプールも高級ホテルの割に1泊12千円(2名1室)と日本のシティホテル程度の料金で宿泊することが出来ました
しかもこれは豪華な朝食ビュッフェがついての値段です、しかもツインタワービューのおまけつき

さて今回は割と話題となることの多いシャングリラホテル・クアラルンプール
その豪華朝食ブュッフェのお話です

場所は1Fのレモンガーデンカフェ
各国料理のビュッフェが楽しめる広々としたレストランでした
 


 

レストラン入り口にはまるでパン屋さんと思わせるほどのパンの山
小振りなパンが並びます
焼きたてを食べるのか焼かれる前のものまでありました
 


 

チョコレートフォンデュです
皮つきの葡萄などの果物やマシュマロにつけて食べるようです
通常のチョコレートに加えホワイトチョコレートもありました

朝っぱらから誰が食べるんだろうと思いつつ写真を撮っていると、やってきました
えっ食べに来た人かって・・・違いますどうやら私同様写真を撮りに来た人のことです
 


 

ここレモンガーデンカフェのブュッフェは主に
洋食・中華・インド・インドシナ・マレーシア料理とグループ分けされ、それぞれのコーナーがありました
圧巻なのはその料理の品数
2~3泊くらいではとても全部食べることなど出来そうもない料理の数々でした

まずはインド・インドシナ料理
これでもかとルクレーゼの鍋が並びます
 


 

中を開けると
カレーだけでもチキンカレー・キーマカレー・ビーフカレー・ポークカレーと真っ赤に色漬けされたちょっと怖そうなカレーなどが並んでいます
ミーゴレンらしき唐辛子の入った麺もここに有りました
 


 

中華のコーナーはというと、フライパンに入れられたチャーハンや熱々の蒸篭が並びます
 


 

シュウマイなどの点心や饅頭などが豊富に並べられています
そういやこのホテルのチェックインのときにいかにも中国から来ただろう団体の方が来られていましたが
このレストランを利用する中国人も多いのでしょうネ
 


 

で、私はと言うと
こうしたブュッフェにはつきもののオムレツを実演して焼いてくれる方がいたので、ここでまずオムレツを1つオーダー
トマトベースのサンバルソースをたっぷりかけてマレーシア風?にしていただきます

もうひとつ、これまたオーダーして目の前で茹でてもらう麵料理
好みの麺と具をチョイスして麺を作ってもらいました
考えてみると、あまりブュッフェと関係なさそうなものばかりを頼んだようです
 


 

お寿司はここではサラダのコーナーにあります
欧米と違いここマレーシアでは日本食の人気はいまいち
(シンガポールでは結構な人気だったんですけどね)
サラダのコーナーにあったのはきっとお寿司が料理ではなく野菜の位置づけなのでしょう
 


 

南国らしくフルーツや絞りたてなのでしょうフレッシュジュースが並んでいました
マンゴージュースを飲みましたが、これが絶品でした
 


 

美味しそうなチーズの数々
それにスモークサーモンやハム
パンに載せて食べたいものですが、この辺でお腹いっぱい
 

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追加でビールを頼みたいのですが、このあとすぐにチェックアウトして空港へ向かいます
追加料金なしでさっさとチェックアウトしたいので
残念ながらビールはお預けです

2012年09月11日

初めての飛行機乗り遅れ

悪夢の始まりはマレーシア2日目の朝、朝食を食べた後にはじまりました
チェックアウトのため部屋を出ようと荷物をパッキングしていると・・・ある物が見当たりません
このあとクアラルンプール空港からペナン空港までひとっ飛びするのですが、搭乗手続きの際使用する「eチケット」を入れたファイルが部屋中どこを探しても無いんです
今回はスマートホンがあれば大丈夫とパソコンは持って来ませんでしたので、ビジネスセンターで再度印刷することすら出来ません
しかも今日乗るはずの客船クルーズのチケットも同じファイルに入れてありました
これは本当に困ってしまいました

部屋中探しまわったり、チェックンの際にカウンターに忘れたのではと電話で確認したりあれこれ手は尽くしたりと、こうしている間に時間は刻々過ぎていきます
心配してホテルのスタッフがすぐにやってきてくれたりもしましたが見つかりませんでした
そんなとき神の導きか、何気なく見た荷物置きと壁との隙間にファイルらしきものを発見
「eチケット」その他の書類の入っていたファイルがそこにそっくりありました

すぐにホテルとチェックアウト
空港までの交通手段を考えると、時間的にギリギリです
急いでKLモノレールでKLセントラル駅まで向かった後、KLIAエクスプレスに乗り継ぎます
ところがKLモノレールのKLセントラル駅からKLIAのKLセントラル駅までは、名前こそ一緒ですが、それははるか彼方にありました
歩いて15分はかかったのではと思います
アジアによくありがちな乗継です
 

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途中、頭に「チャナン」を載せたヒンドゥー教徒の団体に出会いつつ
いまだ工事中の通路を延々と歩いて向かいました
いや~昨晩KLIAエクスプレスに乗ってこなくて正解でした
アジアに来ていて夜中にこんな寂れた危なっかしいところは歩きたくは無いものです
 

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故障で動かないエスカレーターを駆け上り、急いでKLIAエクスプレスの切符売り場へ
ここでRM35(930円くらい)のチケットを買いすぐに乗り場へ向かいます
残念ながら電車は出たばかりのようでした

 


 

さてこのKLIAエクスプレスの始発となるKLセントラル駅
残念ながらあのイースト・オリエンタルエクスプレスは通過することはあっても停まる事はありません
通過するところだけでも見てみたい気もしましたが、ところでそんなのんきな話もしていられなくなって来ました
ここに着いた時は前の列車が出たばかり、しかも次に来るはずの15分おきに出ているはずのKLIAエクスプレスはいつまでたってもやってきません
30分はたったころでしょうか、ようやく列車はやってきました
列車に乗る人の姿はまばらで、余裕で席に座る事が出来ます
ただこのとき空港でのチェックン不可の時間が刻々と近づいていて車窓を楽しむ余裕は有りませんでした
 


 

クアラルンプール国際空港に着いたのが、搭乗時間の40分前
けれどLCCなみに厳しさで搭乗手続きは出来ませんでした
搭乗手続きは搭乗の1時間前に済まさねばならないとのこと
ついつい最近の旅慣れが悪い方に出てしまいました

ちなみに乗ろうとしたのは国際線ではなく、ドメスティク(国内線)なんですが・・・
ともかくも今回、飛行機に乗り遅れるという失態を演じることとなりました
もうかなりの数、飛行機には乗っていますがこれが初めての出来事でした

今年この航空会社はワンワールドに加盟されますが、もしそうなっていたら乗れていたのではと思わずにいられません
 


 


とはいえこの程度の事でめげているようでは何も出来ません
乗れないと判ったらすることと言えば次の便を手配することでしょう
チケットカウンターで次の便のチケットを購入します
変更手数料として2人でRM265(7千円ばかり)掛ってしまいました
教えられたチェックインの機械で搭乗手続きを済ませます

このチケットが買って搭乗手続きを済ませ、たとえ次の便にのれても心配ごとはまだまだ続きます
そうクルーズ船の搭乗時間もこの便だと間に合うか否かのギリギリの時間となってしまうからなんです
というのも13:55にここクアラルンプールを飛び立ち約1時間の14:50にペナンへ到着
空港では荷物を受け取ります
こそのあと空港ではタクシーチケットカウンターでチケットを買う作業があります
クルーズ船の搭乗手続きは15:30までですから
今回予約しているアジアンクルーズ「スーパースター・リブラ」の寄港しているジョージタウンのフェリーターミナルまで、空港からタクシーで30分はかかるでしょうから
まさにギリギリです
 

 

いつものJALなら出口付近のすぐ出られる席が予約できたはず
出口の少ない飛行機は前の方の席と後ろの方の席では機外に出られる時間が結構違います、前の方の席に座りたいのですがそうは問屋は卸ません

しかもいつもならプライオリティの札の付いたスーツケースはイの一番にターンテーブルから出てきますので、荷物を待つこともないのですが・・・・・今回はスーツケースが出てくるのをかなり我慢して待たねばなりません
マレーシア航空がワンワールドに加盟しJALのステータスが使えるようになるのは今年暮れってのが恨めしいです
 


 

ペナン空港を抜け出しタクシーに乗ったのが、15:00ちょうどくらい
さてスーパースター・リブラの待つジョージタウンフェリーターミナルまで30分は掛るはずです
チケットをタクシーの運転手に渡し、行き先を告げついでに「Harry up!」とはやし立てておきました
ところが意に反してタクシーはのろのろと加速します
車を良く見るとマレーシアのプロトンではなく、それは古い古いクラウンでした
20年以上は使っている風格さえ感じさせるタクシーです

それでも郊外に出るや否や、一声かけた「Harry up!」の効果があったのか、運転手は精いっぱい飛ばしはじめました
サスペンションは完全に経たっていて、加速するたび悲鳴を上げるような、そんなタクシーでしたがかなり頑張ってくれました
タクシーを降りたときチップをはずんだのは言うまでもありません
 


 

そんなタクシーの運転手さんのおかげで何とかフェリーターミナルに到着
スーパースター・リブラはまだ出向せず、その船尾を見せていました
 


 

ところがフェリーターミナルの入り口は閉まっています
あ~あ乗り遅れか・・・と思いましたが、たまたま通りかかった警備員の人が来て入り口を開けてくれました
まさに間一髪と言ったところでした
 


 

クルーズ船の搭乗カウンターで最後の乗客となった私どもの手続きを済ませてもらい
いよいよ乗船
スタッフに「ラスト2パーソン」だったとからかわれてしまいました



 

なんだあわただしいクアラルンプールからペナンの旅
実際間に合うか合わないかギリギリのところで、もしかしたら乗船できないそんなことも考えられる際どい旅でもありました
まあ「終わりよければ、すべて良し」ということにしておきましょう

そうこれからいよいよ初のクルーズ船での旅が始まります

2012年09月13日

スーパースター・リブラ「オーシャンビューエステート視界不良」

先月のお盆休みに楽しんだ船旅
「スーパースター・リブラ」で行く、 穏やかな海・アンマダンで過ごす 魅惑のアジアクルーズ
3泊4日でペナンからプーケットそしてクラビとアンダマン海の島々を巡る客船の旅

そう船に乗って穏やかなアンダマン海をクルーズ
レストランで食事を取ったりプールサイドでビールを飲んだり、夜は部屋で寝ているとタイのリゾート地プーケットやクラビに連れてってくれるそんなまったりとした旅を楽しんできました

そんな旅の予約はクルーズ専門店「ベストワンクルーズ」という代理店を通して申し込みました
 


 

ここを通して予約したのは夏休み期間中にもかかわらず、キャンペーンをやっていて通常料金の半額で予約できたからです(他の代理店でもやっていたようですが)
最近になって客船クルーズの旅も話題になり、ご多分にもれず日本人観光客の誘致も進めているようで、今回乗船した中にはお盆休み期間中と言う事もあってJTBのツアーの方も十数名ほど参加されていました
とはいえ全体(乗客定員1,480名)から見れば日本人の参加者はごくわずか
日本人にとっての繁忙期や閑散期はこうした代理店にとってあまり眼中に無いようです

ちなみに基本料金は3泊4日で一人28,100円でした
これにサービス料と燃料サーチャージが加わりますが非常にコストパフォーマンスが良かったと思っています
というのもこの料金は「オールインクルーシブ」
この料金には船に乗っている間の1日3回のレストランでの食事代も含まれている上
ショーなどエンターテインメントを楽しむことも出来るからです
(特別なショーや食事、お酒は含まれていませんが)

そう船に乗っている間は基本的にほとんどお金はかかりません
余談ですがあの日本の「豪華客船飛鳥」のスタンダードな料金は1泊3万超です

 

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ベストワンクルーズのホームページには様々なプランがあり
その中にタイトルの「オーシャンビューエステート視界不良」という何だかたいそうな名前が付いているプランがありました
その名の通り泊まる客室に窓はあるのですが、その窓の正面には救命ボートがあって「視界不良」の部屋です
前述の通りキャンペーンのおかげでコストパフォーマンスがよく、窓なしの部屋よりも安かったくらいです

とはいえまったく見えないというものではありません
ということで今回のクルーズはこのプランといたしました
 


 

しかも客室にいるのは基本的に寝ているときと着替えやシャワーを浴びているときだけ
あとはデッキのプールサイドやレストランあたりをうろうろしているでしょうから
客室や視界にこだわる必要はないんです

そう狭い部屋にいるよりは屋上のデッキでまったりしているほうがいいですしね
その時に他の乗客と会話なんぞ楽しめれば最高なんですが・・・


さていよいよ今回の客船クルーズのお話
忘れないうちに次々更新していきますよ
 


 

興味のある方がいるかもしれませんのでパンフレットも置いておきます
 

【スーパースターリブラ・パンフレット】

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「謎解きはディナ-のあとで」の姉妹船?

2013年公開予定の映画「謎解きはディナ-のあとで」で劇中に登場するスーパースター・ヴァーゴ(プリンセスレイコ号)として日本映画史上初、船内ロケが敢行されることが明らかになりました。
スーパースター・ヴァーゴを舞台に乗員乗客3,000人の中から真犯人を探し当てるために奮闘する姿を描くストーリーで、制作側によると「船上シーンが作品の8~9割を占める」予定。(謎解きはディナ-のあとでHPより写真とともに拝借)

こういうのを見るたびに、客船クルーズが今日本で脚光を浴びているんだと感じます

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今回私の乗った「スーパースター・リブラ」はこの映画の舞台となるスーパースター・ヴァーゴの姉妹船?です
ヴァーゴと比べると一回り小さいようですが、同じスタークルーズの船そして立ち寄る寄港地もタイのプーケット・クラビと同じ事ということもあり、この映画を今から楽しみにしています

そのスーパースター・リブラ、スペックはというと
乗客定員 1,480人
総トン数 42,276トン
巡航速度 19ノット
全長 216.4m
全幅 28.4m
船籍 パナマ
就航年 1988年
 


 

スーパスター・ヴァーゴの総トン数75,338トンは無いにしても、あの日本の飛鳥Ⅱとさほど変わらない大きさです
揺れのほとんどないアンマダン海のクルーズと相まって揺れはほとんどないと踏んでいました
そうです実は私、非常に船酔いしやすいんです
 
客船は揺れると屋上のプールの水が揺れますが、今回の旅を通してそんななことは全くありませんでした
 


 

ということで、船酔いの心配がなくなったところで
この船に乗っている間は朝昼晩とレストランの食事を存分に楽しみました

 

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スタッフも陽気な方ばかり、料理の写真を撮っても良いかと尋ねると
皆同様に手を休めてポーズをとるほどです
 


 

毎晩行われるショーも楽しもうと思いましたが、昼に活動しすぎて
夜は早めに就寝してしまったのが悔やまれるところです
 


 

あとは見渡す限り海が広がり、風の心地よいこんな開放的な空間で昼寝できたのも
客船クルーズの一番の魅力だったかもしれません
 

2012年09月22日

スーパースター・リブラの客室

さあ、また話をお盆休みのマレーシアのペナン島からのアンマダン海の島々を巡る客船クルーズに戻します
 

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飛行機に乗り遅れ、搭乗手続き終了ギリギリで何とか乗船することが出来た
「スーパースター・リブラ」
乗船手続きを済ませ向かった客室はというと、こんな感じでした

さて今回のクルーズはフォーマルなスタイルの船旅ではなく普段着でのカジュアルクルーズと気取った旅ではありません
このスーパースター・リブラも1988年就航の船とあってちょっと設備に古さも見られます
豪華客船による贅沢な旅というわけではありませんのでこんなものでしょう
(なんたってこのクルーズの料金は3泊4日飯付きで一人28,100円だったんですからね) 

 
 

 
 

今回泊った部屋は8階
客室としては最上階にあり、プールなどがあるDECK9は階段をちょっと昇ればよいだけなと考えこの階の部屋を予め予約しておきました

DECK8には着替える場所がありませんので、プールやジャグジーに行く際
水着のままバスタオルをかぶって行ける、この階はたしかに便利でした
 

 

ベッドはシングルベットが2つ
L字型に配置されています
昼間はソファーとしての利用を考えこうしているようです

多少狭いとも感じましたが、寝ているとキャンピングカーのベットを彷彿させました
キャンピングカーでいうとアメリカあたりのAクラスのシングルベットがこんな感じだったでしょうか
 


 

机に椅子、TVと電話が備えられていますが、この部屋にいたのは寝ているときとシャワーを浴びるときくらいでしたので机など使うことはありません
使ったとすれば机にあった電源くらいだったかと思います
 


 

クローゼットには浴衣とスリッパが常備されていました
客室用のようでこれを履いたり着たりして船内を歩くのはちょっとためらわれる程度のものです
古い船籍の船とあって客室にセーフティ・ボックスはありません
どこかの共有スペースにあるそうですが、これって結構不便でした

 


 

トイレやシャワーもホテルというよりキャンピングカーのものを少し大きくした程度のものが設置されています
シャワーにはシャンプーとボディソープが備えられていますが、当然のようにトイレにウオッシュレットはありません

  


 

洗面台はドライヤーもありそこそこ使えました
アメニティの一部はこうしてパッケージになっています
シャワーキャップやソーイングセットが入っているのですが、今回のスタークルーズのロゴ付きとあって、今回の旅の記念に一ついただいてきました
 


 

ポットのお湯は最初ははいってましたが、そのあとは欲しくなったらフロントを呼び出すんだとか

日本人が客との配慮か皆そうなっているのか判りませんが日本の急須と煎茶が置かれていました
まあ中国人客が多いとのことですから、これは客に合わせたんでしょうね
 


とこんな感じでした
また細かいところは後日UPしますね
さあ遅れて乗ったことですし救命胴衣をもって避難訓練(Evacuation Drill)を兼ねた説明会に参加しなければ

2012年09月24日

シーパスカード(船内カード)

ペナン島でのスーパースター・リブラ乗船の際、驚いたことにパスポートの提出を求められました
驚いたのはそれが「提示」ではなく「提出」だったからです
まるでこれは北○○に渡航したようなものではないのか・・・・と行ったこともないのにそんな思いが駆け巡りました
パスポートは本来、海外を渡航する際は、いつも肌身離さず携帯せねばならぬもので
ちょっと大げさですが命の次に大切な物です

それを船のスッタッフに預ける・・・・ちょっとだけ不安になり躊躇しましたが、預けなければ乗船できないようなので求めるまま預けることにしました(あとで調べたところ客船クルーズではこうしてパスポートを預けるのが普通のようです)

で、替わりに頂いたのがタイトルの「シーパスカード(船内カード)」です
このシーパスカード、客室の鍵としてだけのものではありません
今回初めて経験いたしましたが、このシーバスカードが上陸許可証となるとのことでした
寄港地であるタイのプーケットなどで下船する際はイミグレーションでパスポートを掲示し入国するのではなく、船を降りる際、シーパスカードが検査され上陸が許可されるとともにこのシーパスカードが寄港地での身分証明書となります
 
 


それに加えこのシーパスカード滞在中のお財布代わりとしてしようします
ビールなどの基本料金以外の物を頼んだ時やオプショナルツアーを申し込んだ時にこのシーパスカードをスキャンして支払いますので、いちいち財布を持って歩かなくても良いとのことでした

シーパスカードは寄港地や船内での身分証明書となりクルーズ中は常に携帯しなければならないとかで
このカードをポケットか何かにしまっておいて無くしたりしたら大変と今回乗船とともに売店で専用のストラップを購入いたしました

クルーズ専用のストラップのようでチェックの際、カードがケースからパッと出せる構造になっており、大変重宝しましたが
スタークルーズのロゴの入ったこのストラップとシーパスカードは帰国後もいいお土産になりました
 

2012年09月25日

スーパースター・リブラ出航前船内を散策


 

さてギリギリのタイミングで乗船したわけですが
部屋でほっとしている間もありません
まず翌日のガラディナーの予約(洋食にするかそれとも中華か、時間帯も早飯か遅いかのどちらか)が待っていました
乗客全員のこのイベント、かなりの人数をさばいたのでしょうショーが行われる「スターダストラウンジ」を会場に順番待ちまでして予約します
もっとも最後に乗船した為かさほど待たずに予約できました
ワインやシャンパンなどの飲み物の予約も受け付けていたので、ついついこいつも予約しちゃいました
 


 
 


ちなみにこのワインなどの飲み物はボトルキープが可能なうえ、システムが良く出来ていました
というのもボトルキープされたワインは船内のどのレストランで楽しむことが可能なんです
前日に洋食レストランで飲んだワインの残りを今日は中華とともに飲めるとこんな具合です

それに客船クルーズはその性質上、2人づれの乗客がほとんどかと思います
2人で一本ワインを食事の都度飲みきるのも大変ですし、できれば赤白2本頼んでボトルキープしたいものですが、このシステムですとそんなことまで楽しめました
 
 



 

つづいて日本人を対象とした説明会
英語だけかと思っていたこのクルーズですが、他にもこのクルーズにに参加している日本人の方もいらっしるとのことで
クルーズの概略やアクティビティなどの話は日本人スタッフから聞くことができました
どうやらその日本人の方々のほとんどはJTBかなにかのツアーのようでした
そういえばこのクルーズはお盆休み期間中、日本人も当然来てますよね

最後に義務となっている避難訓練(Evacuation Drill)を受けて終了

さてこれでなんとか義務も果たした感じですので、ようやくまったりとしたモードに入ります
船内をぶらぶらしたりして、晩飯までの時間を潰します
 


 

まず見かけたのがホテルなどのラウンジでよく見かけるオープンのインターネットカフェ
ちょっと広めの通路の片隅にありました
使ってみようとも思いましたが、1分15円程度とちょっと高いインターネット接続料に加え
インマルサット衛星を利用した回線だとすると64kbpsのデータ通信
もっとも船旅の良いところは電話やメールが来ないことを楽しむのが本質ですから、こいつには触らないようにいたしました
 


 

そこから先へ伸びる通路には何故か赤いカーペットが伸びています
その赤いカーペットの先には一攫千金を狙える「カジノ」がありました
特に今回の乗客のうち比率の高いのは中国人だったわけですが、一般的に中国人はカジノが大好き、中には航海中寝る間を惜しんで毎晩入り浸る方もいらっしゃるんだとか
下の写真はそんな中国人に絶大なる人気を誇る「バカラ」の機械です
 


 
 

私は写真のカジノにはギャンブルしに行ったわけでは有りませんが、寄港地に立ち寄るツアーの説明会がこの昼間使われていないカジノで行われていたので何度か訪れました

 


 


階段とエレベーターがあるところにはフットマッサージ用のソファがありました
こうしてあとで写真にして見ると、なんで航海中マッサージを受けなかったんだろうと後悔しきりです(ギャグのつもりではありませんよ)
料金は日本から比べたら安いし、時間は腐るほどあります
海を眺めるベストポジションでゆったりマッサージ受けたら気持ちよかったんだろうな~失敗したな~
何事も決心って大切ですね、あれこれ考えたり次回だとか損得など考えず
その時のインスピレーションに頼るってのが一番だと悟りました
 

2012年09月27日

ウエルカム船上BBQディナー

今回のスーパースター・リブラでのアンダマン海の島々を巡るクルーズ
お盆休みを利用して初めての客船クルーズを体験いたしましたが、初日はちょうどロンドンオリンピックの閉会式に当たり、どういった関係か判りませんが9階のプールデッキにて「オリンピック閉幕セイルアウェイパーティー」というものが開かれていました

キャプテン自らマイクを握りなにかスピーチをされていましたが、語学力が乏しく何言っているのかはさっぱり判りませんでした
 


 

さて客船クルーズが魅力ある旅になるか否かのポイントをあげるとすれば
「食事」「スタッフ」「寄港地」の3点ではないでしょうか

その3点のうち「食事」にかけるウエィトはかなり高いのだと思っております
今回のクルーズ記念すべき最初の食事は9階ののプールサイドやバー・レストランを解放して行われた
ウエルカム船上BBQディナーです

写真は午後6時からはじまるディナーの準備中のスタッフ
この日から毎昼夜続く食事のはじまりとあって皆さん何だか緊張の面持ちです
 


 

まだディナー開始前の人もまばらな時間帯、チャンスでしたので写真を数枚撮らせていただきました
プールサイドバー「Coconut Willy's」前に広げられたパンやデザートの数々
 


 

デザートの中心には「Welcam onboard SuperStar Libura」と書かれた大きなアメリカンタイプのケーキ
無傷の状態で写真に収めることが出来ました
 


 

ディナーの始まりとともに、皿を持って
BBQコーナーに並びます
写真は戦利品です・・・どうです美味しそうでしょう
 


 

そう今回の客船クルーズは普段着でOKのカジュアルクルーズ
ビュッフェスタイルの食事が主体でしたが、そんなビュッフェにはこうして人が何らかのサービスをしてくれるコーナーがあって熱々で心のこもった料理が楽しめました

その場で茹でてくれる麺料理も美味かった
 



 

いくつくらいなんでしょうか、この微笑んだお兄さんが大きな塊からデクパージュしてくれる骨付きローストビーフは絶品です
しかもこれがギンギンに冷えたビールと良く合うんです
 


 

今回のクルーズは中国人や中国系の方が多かったのですが、それに加えてインドやインドネシアから来られたであろう方々も結構いました
スタッフもその辺を心得てのことか、香辛料のきいた本格的なカレー料理(私が思うにですが)が数々並び、航海中カレー好きな私を虜にさせてくれました

こうした多国籍料理に欠かせない、鶏料理も並んでいます
アジアではポピュラーな食材ですが、イスラムやヒンズーといった宗教での食のタブーの少ない食材で当然のように人気もありました
 
 


 

料理もおいしかったのですが、それに加えディナーの会場となる9階のプールサイドは青々とした空の広がるオープンな空間
しかも船の回りはマラッカ海峡からアンマダン海へと続く、波の少ない静かな海ってことで、シチュエーションはこれ以上ない環境
気温も赤道間近というわりに、海風にさらされているせいか程よい暑さで過ごしやすく
ビールを飲むのにはもってこいの気候でした

ということでマレーシアからの出港を記念して「タイガービール」で乾杯です
いや~危なく乗り損ねるところでしたが、乗船で来て本当に良かった
 

2012年09月29日

船上のジョギングトラック

客船クルーズの魅力は食べたり・飲んだり・くつろいだり
至れり尽くせりの極楽クルーズライフですが、体重計が気になるのも確かです
ということで今回のクルーズでは毎朝、ジョギングでカロリー消費を心がけました
 


 

スーパースター・リブラ6階のデッキに掲示されている
「JOGGING DISTANCE 1LAP 378M」のサインボード

1周378mのジョギングトラックとなっていますが、毎朝ここで30分ほどジョギングして汗を流しました
 


 

ジョギングトラックの頭上や船べりには救命ボートが配置されています
そういえば歴史に残るタイタニック号の遭難で、あれほどの数の犠牲者を出したわけのひとつに、救命ボートの数が乗客・乗員の半分にも満たなかったという事実がありました

現在では定員の最低125%分の救命ボートの設置が義務付けられているそうで、安心とも思えますが、先般のイタリア中部で起きた大型豪華客船の座礁事故では船が横転してしまったため一部の救命ボートが使えなかったなんてこともあったそうです

もっともこの事故をきっかけに日本人が豪華客船クルーズに目が向いたってのが皮肉なことなんですが
 

 
 

さて朝日を浴びながらのジョギングを考えていましたが、それに反し周りは真っ暗です
時計を見るとすでに午前6時半だというのに・・・・
私の住む札幌は日本では東の方に位置し夏のこの時期、朝の5時前には日の出を迎えることから
なんだか変な気分です

本当に真っ暗で船尾のバスケットボールコートからはイスラムの象徴「三日月と星」が覗いています
と・・・三日月で思い出させてくれましたが、そういえば出航したムスリムの多いマレーシアのペナンから、すでに船はタイのクラビ近海まで来ているようでした

そうですタイの時間ではまだ朝の5時半でした(^_^;)
 


 

そうこうしている間にしだいに周りが明るくなってきて、パンガー湾のクラビ周辺の奇岩の一部が見えてきました
よく見ると船はここで停泊しているようです
夜寝ているうちにここまで運んでくれたのですね、なんだか得した気分です

ちなみにこの船首にあるプールはクルー用なんだそうです
 
 


 

さてジョギングで汗を流したら、そろそろ朝飯にしますか

2012年09月30日

スーパースター・リブラ「オーシャンパレス」で朝食

ジョギング汗を流した後は「オーシャンパレス(海華宮)」へとやってきました

中国人など中国系の方の乗客の割合の多いこのスーパースター・リブラ
朝食会場では一番人気だろう中華のレストランである「オーシャンパレス」には大勢の中国系の方々が来て混雑していると思いきや
中国や東南アジアから来られた方はおもったよりも朝がのんびりのようです
というか日本人があくせすしすぎるのかな~


 

まだ早い時間(といっても朝の7時)が功を奏したか、レストランは閑散としていました
そこで案内されたのは窓際の2人掛けの席、明けつつある海が見えるベストポジションです
 
 



 

中華の朝食ですから、コーヒーではなく中国茶から始まります
席に着くとすぐに中国急須に入れられたプーアル茶(普洱茶)が出てきました
 
 

 

さてオーシャンパレスでの朝食はビュッフェではなく、料理はスタッフがサービスしてくれます
といってもいっぺんに持ってきてくれるんですけどね
連日の暴飲暴食で疲れ切った腹に優しい鶏の中華粥を中心に排骨、炒麺、点心、中華ちまきといったところです
そうそう奥に見えるのは見た目は日本の焼きそばらしき食べ物
食べてみるとそれは香港や台湾あたりで食べることのできる「炒麺」と思わしきXO醤味の焼きそばでした 
 


 

骨のない「排骨」っぽい料理
ちょっと薄いのですが日本でいうところの「とんかつ」でしょうか
サンバルのようなソースを付けて頂きました
あんかけの焼売っぽい料理も美味しい
 


 

中華にもデザートはあります
中華ちまきの中には餡の入った餅が入っていました
これってもしかして「柏餅」の原型と思わせるそんな一品でした
 


 

帰り際レストラン入り口に茶器のセットを発見
こんな茶器を今度どこかに行ったときに買ってこようと思っているのでついつい足をとめてしまいました
よく見ると隣には日本の急須もありますね、写真で見て初めて気が付きました
 

2012年10月01日

客船クルーズ中の新聞「スターナビゲーター」


 

オーシャンパレスで中華の朝食をとっていたらいつも間にか日は昇ってしまい
船からの日の出を見逃してしまいました
う~ん、タイミングって難しいですね
明日はなんとしても日の出を拝むことにします
 
 

 
 
なんだか動いているような気がして確認をしに船尾に行くと、船の航跡が見えました
朝方は時間調整のためか停泊していましたが、どうやらクラビに向かってゆっくりと航行中のようです
その後ろから漁船が接近してきました



 

 
防波堤での海釣りなどでは大型船が通った後に釣れたりもしますが、こんな広い海でそんな話って聞いた事は無いですよね
けれど漁船は航跡に向かって操舵してきます
 


 

そんな朝の優雅なひと時を過ごした後は部屋に戻ります
すると部屋のドアの前にプリントされたものが挟まっていました
 


 

ドアの前に挟まっていたのは
「スターナビーゲーター」
この船の公開中の新聞のようなもののようです
船内で行われるショーの予定やレストランの情報
寄港するタイのクラビでのアクティビティも掲載されていました
 


 
 
よく見ると日の出の時間も載ってましたので
明日は見逃さないようにしなきゃ

2012年10月03日

最初の寄港地「クラビ」へはテンダーボートで

タイ南部の町「クラビ」は、切り立つ石灰岩の岩壁と熱帯のジャングルに抱かれた秘境のビーチリゾートで、アンダマン海沖に浮かぶ130もの島々を観光するいわゆる「アイランドホッピング」の拠点となっている場所です

そう今回のクラビ寄港の際のエクスカーションはこのアイランドホッピングたる「ハンガー湾ツアー」を申し込んでありました
 


 

最初の寄港地はそんなタイの秘境クラビでしたが、乗ってきたスーパースター・リブラでは大きすぎて港に停泊できないようで、船はクラビのアオナンビーチ湾沖合に停められ、そこからテンダーボートで移動となるようでした
写真はそんなテンダーボートに乗り移る出入り口となるところです
 


テンダーボートに乗りこむと早速「緊急連絡先」が書かれたカードを渡されました
これには迷子になったら連絡する電話番号が書かれています

しかしながら実際に迷子になった時、自分の居場所等を電話を通じて会話できるか心配です
ここは是が非でも迷子にならぬよう気をつけるしかありません
 


 

スーパースター・リブラの全景を撮ろうと窓際に座りましたが、テンダーボートは出港するとすぐにターンしてしまいました
そうですどうやら私は反対側の席に座ってしまったようです
 


 

テンダーボートはすぐにクラビのアオナンビーチ港に到着
なるほど大型客船では入港できない港です
小さな漁船の様な船が大きなエンジンを載せて待機していました
どうやらこれらの船の中には漁船以外に、現地の方々の移動手段だったり、ツアーなどに使われている観光船であったりするようです
見かけによらず随分と変わった船もあったので後ほど紹介させていただきますね
 


 

アオナンビーチでは名の知れぬ赤い龍のマスコット(龍神ナーガ?)の着ぐるみに迎えられました
ちなみに赤道から近いこのクラビ、歩くだけでも汗が噴き出すような処で着ぐるみとは中に入っている方は大変だろうな~

ちなみにこれが私にとって初めてのタイへの入国となりました
イミグレーションもなにもない事にちょっと感動です
いわゆる上陸許可ってやつですね
 


 

港からバスが停められている場所まで、ちょっと歩きましたが暑いのなんのって
日差しが真上から迫ってくる感じです

途中幌付きの「バイクタクシー」と小型トラックの荷台を改造した「トゥクトゥク」を見かけました
いかにもタイの乗物と言う感じです
昔はこれがタイでの交通手段だったのでしょうが、現在これらは随分と観光化しているようでした
 


 

さあエアコンの効いたバスに乗り込み「パンガーベイリゾート」を目指します
 

2012年10月04日

寄港地クラビでのエクスカーション「パンガー湾ツアー」


アオナンビーチ港からバスに揺られパンガーベイリゾートへやってきました
スーパースター・リブラのアジアンクルーズ最初の寄港地クラビでのエクスカーション「パンガー湾ツアー」がこれから始まります

ここの船着き場からロングテールボートに乗りこみ
雄大なパンガー湾に点在する不思議な形の島などの景色を眺めるクルージングとなります
 


 

まずはどこまでも続くマングローブの密林
タイ産の炭を何度か使用した事がありますが、その原木はきっとこういったマングローブだったんですね
サテが美味しいのもこいつのおかげかも

 


 

続いて船は洞窟が海に浸食されあらわになった先史時代の壁画に立ち寄ります
 


 

同じく浸食された岩場の陰にはカヤックツアー(ダッキー)の観光客が楽しそうに静かな海を漕いでいました
 


 
 
船はさらに沖に進み
水上生活を営む1500人ほどの回教徒の漁民が暮らすパンイー村へ

シージプシーと呼ばれる人々が暮らすこの島には、海べりから海上にかけの高床式の水上コテージが軒を並べています
もっともこの島にも観光の波は押し寄せているようで、レストランなどの観光施設が軒を並べているせいか、水上生活と言うイメージにはほどお遠く
その家並みは豊かそうでした
 


 

そんな景色を眺め辿り着いたのが、ビンカン島
ここが目的地になっていますので一度船を降ります
 


 
 
このピンカン島から数十メートルのところに
大きなくさびを海に打ち込んだような形の岩があります
映画『007・黄金銃を持つ男』で登場し一躍有名となった
「ジェームズボンド島」(もちろん仮称)だそうです
 


 

1時間余りの「バンガー湾ツアー」も終わり
ロンギテールボートは再びパンガーベイリゾートへ戻ってきました
ここで、ようやく遅い遅い昼食となります
 


 

長くなりましたので、その話はまた次のエントリーで

2012年12月14日

海のタクシー「ロングテイル・ボート」

台湾旅行の話をしばらくの間エントリーしていましたが、実はその前のお盆休みに楽しんだマレーシア・タイの客船クルーズの話が途中で停まっていました
今日から再開です
 
話はどこまでだったか過去のblogを確認してみると
タイのクラビでのアクティビティ
アンダマン海沖に浮かぶ130もの島々を観光するいわゆる「アイランドホッピング」の途中、ジェイムスボンド島へ行った所まででした
気分をすこしずつ南の島へ切り替えつつblogを更新することにします
 

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さてそのアンダマン海
この波一つない静かな海を荒らすかのように
高らかなエンジン音を響かせ走り回る舟があります
それがタイの海のタクシーとして活躍する「ロングテイル・ボート」です

観光ツアーにも好評のようで、ジェイムズボンド島では十数隻のロングティル・ボートを見かけました
ここでは観光客の落としていく船賃は重要な収入源のようです
 

 
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さてこのロングティル・ボートの特徴はと言うと
10mほどの木造船に自動車のエンジンを積んでいることでしょうか
それに船を操舵するはずの舵が見当たりません
 

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どうやって舟を操っているのか
舟につけられているのはエンジンに直結されたシャフトの先のプロペラのみ
炎天下の中、じーと見ていると
このエンジンごとプロペラの位置を替え操舵しているようです
止まる時はプロペラをシャフトごと、水面から出して駆動を停めます
見ていても飽きないほどその操舵方法は単純で面白かった
 


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ところでこのロングティルボートに備えられ、ピカピカに磨かれたエンジンのヘッドカバーにはイスズやらスズキのロゴが見られます
もちろんこれは船舶用のものではありません
おそらくは廃車となった車のエンジンが流用されているのでしょう
(もっとも彼らにとって商売の大切なアイテム、宝物なのかもしれません)
 

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ちなみに海でエンジンの故障は死と直面する問題です
信頼が有るものしか使われないというのが、海の掟のようで
「エンジンの中で一番信頼性が必要なのは船外機である」と言われるほど信頼性が求められます

たとえ途上国であろうとも、船外機にはたいてい日本のメーカーである「ヤマハ」や「ホンダ」のロゴが入っているのが証拠ですね
専用の船外機ばかりではなく、こんな特殊な用途に使われるエンジンもメイドイン・ジャパンというのが誇らしい限りでした

そんな日本製のエンジンを積んだのだろうロングテイル・ボートがまた一台
けたたましくアンマダン海を駆け抜けていきます
 

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2012年12月15日

タイ・パンガーベイリゾートで昼食ビュッフェ


 

タイ南部の町「クラビ」でのハンガー湾ツアーから
「パンガーベイリゾート」へと舞いもどったあとは、ちょっと遅めの昼食となります
 

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緑深いマングローブが茂る川沿いを見渡せる
リバーサイドレストランでのビュッフェランチ
 

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テーブル中央にはなぜか天ぷらが鎮座しています
日本人目当てのお店ってわけでもなさそうですし、これってタイ風天ぷら
タイ風ピリ辛ソースを醤油代わりにいただきましたが
タイ米との相性も抜群でした
 

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ビュッフェは南国らしく果物が豊富です
モンキーバナナにライチー、甘さ控えめの西瓜(日本の西瓜が甘すぎるのかも)、ちょっと芯の残る感じのパイナップルなどなど
 

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こんな感じで皿に盛り
初めてとなるタイ飯を頂きます
スープが辛くて旨かった
 

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もちろんビールも頂きます
銘柄は「シンハー」
タイといえばシンハーですね
タイ王室にも認められた由緒あるプレミアムビールです

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昼食を終え、ハンガー湾ツアーは終了
テンダーボートでスーパースター・リブラへと戻ります

さて今晩は「ガラ・ディナー」です 
 

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2012年12月22日

客船クルーズの「ガラ・ディナー」

「クラビ」でのハンガー湾ツアーから
スーパースター・リブラに舞いもどり、そそくさと着替(おめかしして)えて
スターダストラウンジへ
 

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この日の晩飯はガラ・ディナーでしたが、その前に
プレ・カラディナーパーティがこのスターダストラウンジで行われていました
ここではクルーズスタッフの紹介とショーバンドによるエンターティナーショーが楽しめます

ちなみにクルーズスタッフの紹介での一番人気はキャプテンではなくショフ長だったようです 
 

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さていよいよ楽しみにしていたガラ・ディナーです 
ところでそのガラ・ディナーとは
日本の携帯電話で言われるところの「ガラ系」
ガラパゴス諸島に例えられ世界標準とは異なる進化をした日本の晩飯のことではありません
もっともそんなものがあれば食べても見たいものですが

特別な催しであるフランス語の「ガラ」に晩飯のディナーを合わせた文言のようで
クリスマスやら大晦日の夜など特別な日の晩餐に供されるようです
ホテルなどでガラ・パーティの名のもとに多く半ば強制的に供されるちょっとお高い食事ってこともありますが
今回のスーパースター・リブラでの客船クルーズはオールインクルーシブ
食事はすべて含まれているので安心です
 

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この日フォーシーズンレストランで夜の9時からの第2回目のガラ・ディナーを予約してありましたがこれが大正解
クラビでのアクティビティから戻ったのはすでに午後6時
しかも昼食を食べ終わったのが午後の3時でしたから、午後6時45分からの第1回目のガラ・ディナーではちょっと早すぎたようです
それにこのガラ・ディナー予約時にスペシャルシートと言われていたので気になっていたのですが
席は主催するキャプテンの真後ろの壁際の席があてがわれました
200人近くいる客席の中ではちょっとうれしい配慮です
 

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さてこれまた予約時に頼んでおいたワインです
なんとこのワイン、ボトルキープができます
この予約券を見せればここで飲みきらなくとも次の日に好きなレストランで出してもらえるという優れものです
 

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ただしこの日というかいつもそうだと思いますが、クラビは暑くのどがカラカラだったので私はビール
愛想の良いスタッフに給仕され乾杯です

愛想の良い理由の一つにこのスーパースター・リブラに乗船している客のほとんどが中国系の人々というところにあるようです
彼らは食事を取る際、ほとんどの方は一緒にお酒を頼むことがありません
もちろん宗教上飲まない方もいるでしょう(もっとも中華家の方はあまりそういった意識はないようですが)
お酒がオールインクルーシブに含まれないいわゆる別料金ってところにもあるでしょう
けれど一番の理由は基本冷たいものは体に悪いと言われていることにあるのかもしれません
あちらこちらで「お湯」が頼まれていました
 
こうしたところでも日本人はお金を落としていく、良い客のようです

 

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さて肝心の食事
フレンチレストランでしたのでコースで供されます
まずは前菜
うちの奥さんが「海老のムースを巻いたスモークサーモン」
私が「チキンカツ」なんと日式とメニューには書かれています
 

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次にスープは
「マッシュルームスープ」と「雲呑スープ?」
 

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さてメインは私が「牛肉のグリル」
なかなか肉厚で旨かった
 

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それに奥さんが「家鴨オレンジソース」
 
 
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デザートは昔懐かしいティラミス
それに加えホールごとケーキを持ってきたスタッフがいました
 

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どうやら誕生日を迎えた方がいたようです
クルーズスタッフ総出でお祝いです
 

スーパースター・リブラの船上バー

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ガラ・ディナーでお腹いっぱい食べてしまった事もあり、すこし散歩でもしょうと船上デッキへやってきました
もう12時近くだというのにドアを開け室外へでるといくぶん穏やかでありますがムッとした熱気がおそってきます
けれど海からの風は心地よく
ここでまた海風をかんじつつ一杯、飲みたくなりました
 

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さてこのスーパースター・リブラの船上デッキにはスポーツバー風の「プールバー」
 

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そして海とプールを見下ろせるバー「ココナッツウィリーズ」があります
今晩は海とプールが眺められるココナッツウィリーズで、シンガポールスリングをいただく事に
 

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360度どこを見渡しても海、クラビ沖の漁火をながめながら
シンガポールの夕日では無く、おだやかなアンマダン海の漁火を呑み干すことにします
  

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下のデッキを見ると先ほどプレ・ガラパーティの舞台で歌っていた女性が生バンドをバックに歌っています
リクエストを求めているとだれかが「タイタニック」とリクエスト
沈没のイメージがあり、おいおいとも思いましたが、よくリクエストされるようで任せろとばかりに
即バンドが音を奏ではじめ、歌声を響かせていました
 

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するとどうでしょう、インド系らしき方がデッキ中央へ出てきて踊り始めました
インド映画の印象通りやはりインド系の方々は踊りが堪能なようです

2012年12月23日

スーパースター・リブラの船上ジャグジー

アジアンクルーズ3日目の朝
日課となったジョギングトラックで汗を流していると、「早起きは三文の得」の言葉通り
こんな素晴らしい朝日を見せてくれました
まるで旭日旗のような景色です
 

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さて汗を流した後は部屋でシャワーといきたいところですが・・・・
今回乗ったスーパースター・リブラが就航したのは1988年
24年前の船ですからこうした設備は最近就航した船と比べるとどうしても見劣りしてしまいます
 

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シャンプーやシャワーなどはなんだかビジネスホテル風ですが、日本のそれよりも少し手狭です
スタークルーズのロゴの入ったアメニティは記念に持って帰りました
 

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部屋でシャワーを浴びるのはあきらめ、船上デッキにあるジャグジーを風呂代わりとすることにします
真っ青なアンマダン海上空の空を眺めつつ
「いい湯だな♪」
いや~気持ちよかった
 

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おっと失礼いたしました

2012年12月25日

スーパースター・リブラ「アンダーウオーター_エスケイプ」

エントリーに揚げさせていただいた「エスケープ」
いわゆるマジックの脱出物ですが、脱出物で私が最初に思い浮かべるのは
なんといってもアメリカのプロマジシャン『ハリー・フーディーニ』です
 

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この漫画「栄光なき天才たち」の中にも「中国の水牢」の話が出ています
手錠をかけられ、足枷をはめられ、逆さ吊りにされ、水が一杯詰まっている箱に沈められた後、上のふたには厳重に鍵がかけられます。これを実演する前には、観客数名を舞台に上げて、手錠、鎖、足枷、水牢、その他、舞台の床まで徹底的に調べさせて、観客がすべての疑念を取り払ってから始めていました。
数分して、フーディーニが突然、びしょぬれの姿で、息も絶え絶えに現れたときは、観客は総立ちで拍手したものと思われます。
 

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客船クルーズはお客を退屈させるわけにはいきませんから
さまざまなショーが行われます
そんなスーパースター・リブラで行われたショーのなかで
いかにも客船クルーズらしかったものに「アンダーウオーター エスケイプ」
ハリー・フーディーニの中国の水牢同様
鎖にかけられたCharles Bachは船上のプールの中でそれを見せてくれました
 


 

水中での脱出物
まれに失敗もあるようでハラハラドキドキ見させてもらいました

2013年12月05日

「スーパースター・リブラ」でイングリッシュ・ブレックファスト

さて今年もなんだかんだ言って正月にはローマ、ゴールデンウイークはサンディオエゴそしてお盆休みは香港と海外にいったほか、9月の連休に石垣の小浜島、11月は沖縄の瀬長島と廻りなんだかんだと忙しいし年となりました
blogも一通り書き終えたのですが、ここで書き残したことがあるのを思い出しました
そうです昨年のお盆休みに行ったマレーシアやタイを巡るアンダマン海での客船クルーズの話が途中で寸断したままになっていました
 


 

まぁ覚えているかどうか不安ですが、写真を眺めつつ昨年の客船クルーズの話に舞い戻りたいと思います
とりあえず昨年更新した「マレーシア・タイ客船クルーズ」を読み返してみると
タイのクラビに行って夜のガラパーティ、船上のプールでのマジックショーまで更新しているようなのでその辺りからまたはじめさせていただきます

クルーズ3日目の朝、ジョギングをしているとまるで「旭日旗」のような風景が望めました
早起きは三文の得といったところでしょうか
 

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さて客船クルーズの食事は「オールイン・クルーシブ」
船賃に加算されております
有料とされているちょっと高級なレストランを除いてどこのレストランでもOK

昨日は中華だったこともあり、今日は洋食にしようということで
「フォーシーズン」というこの船のメインダイニングでとることにしました
もっとも昨晩のガラディナーの際、スタッフに明日もサービスするから必ず来てねと念を押されていて行かざるをえなかったということもありますが
 

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朝食はビュッフェ
いわゆるバイキングってやつです
 

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ただし席に着くとコーヒーか紅茶か
ついでに玉子料理はどうすると尋ねられます
最近のビュッフェにつきものの、一品だけオーダーするビュッフェだったんです

で、頼んだのがこのオムレツ
 

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そうですビュッフェとなっていますが
基本はイングリッシュ・ブレックファストの形式をとっていました

 

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もっともこうしたこった料理も並びます
けれど今日は船で早めに昼食も取らねばならないため
ちょっと軽めの朝食といたしました
 

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2013年12月09日

「スーパースター・リブラ」で昼食ビュッフェ

アンダマン海をゆくスーパースター・リブラの旅も航海2日め
船はタイのプーケット島へとやってきました
 

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「アンダマンの真珠」とも呼ばれるこの島
埠頭近くにはいかにも豪華そうな、それでいて低層階のホテルが見て取れました
 

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そうこうした客船クルーズの良いところは食事したり、いや寝ている間も船は目的地に向かってくれているということではないでしょうか
のんびりした船旅なのですが、けっこう効率的であったりもします

とはいえ埠頭についたらすぐに上陸・・・・・とはいきません
これから手続きに結構な時間がかかるようです
そうですこれから上陸許可証による上陸、パスポートにハンを押して入国するわけではないんです

ということで上陸前に腹ごしらえ
船尾にある「マリナーズ ビュッフェ」で昼食バイキングといたします
ビッフェに行ったところみなさん考えていることは同じ
大勢の方がテーブルに陣取っていました
 

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写真でも判るとおり今回のこのアンダマン海をめぐる客船クルーズ
乗船する人々は発着するペナンということでマレーシア人が多いのは当然として
その他に中国系の方インド系の方と多種多様な人種で構成されていました
特にその様相が目立つのか、インド人が多いように見えていましたが
ビュッフェに並ぶ料理もインドらしくカレーがたくさん並んでいました
 


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特に写真右のグリーンカレーが辛くて美味かった
もっとも多かったのが最近の経済事情からか中華系の方が多く乗船しており、このクルーズ全般に中華料理も多いのが特徴でした
 

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この魚のすり身団子汁も麺を入れていただきますが
なんとなく台湾は九分の傳統魚丸を思い起こします
他にも肉料理など毎回違った料理が並びますが、この辺りはさすが東南アジアなんだと感じさせました
 

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ということで接岸したディープシーポートの望める席でまだいったことのないインドを思いつつ数種類のカレーのビュッフェをいただくとします
 

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おなか一杯となったところで
いよいよプーケット上陸
バスでパトンビーチへと向かいます
 

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2013年12月10日

タイのバイク事情

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今回訪れたタイのプーケットやクラビ
庶民の足として活躍するのは他の東南アジア同様バイクとなる
2人のりなど当たり前、3人乗りを目にすることも少なくない
 

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もちろん公式に2人3人乗れるバイクタクシーなるものもある
特に「サレーン」と呼ばれるバイクタクシーがそれだ
いわゆるサイドカー付のバイクなのだが
タイの気候を反映してか、屋根つきのサレーンを見かけた

たとえばクラビで見かけたのがこれ
 

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日本人らしき女性を乗せているのも見ることができた
 

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もちろん今回訪れたプーケットも同様の屋根付きサレーンが私の乗るバスを結構なスピードで追い越して行った
 

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そりゃタイの人々もエアコンの効いた車に乗るほうが楽だろう
けれどタイの平均所得や車に対する税率を考えると
まだまだバイクが庶民の足として定着しているようだ

そうそうプーケットではお昼前バイクの荷台にこんな荷物を積んでいるバイクを見かけた
ずいぶん大きな鍋を積んでいるようだが、きっと中身が入っているんだろうな~
屋台にでも運ぶ途中と推測いたします
 

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バスでプーケットのディープシーポートからパトンビーチへ向かう途中
車窓だけでもいろいろと楽しませてくれました

2013年12月11日

プーケットのパトンビーチで飲むシンハービール

アンダマン海をゆったりクルーズする「スーパースター・リブラ」は2つ目の寄港地プーケットへとやってきました
昼飯を食べてからゆったり上陸
このプーケットでエクスカーションに選んだのが・・・・
ディープシーポートからエアコンの効いたバスに一時間ほど揺られ
継ぎ足し継ぎ足しで訳の分からなそうな電線が象徴するような猥雑な街
「パトン」です


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目的の場所はプーケットでは一番人気ともいえるパトンビーチ
といっても実際に行ったのは昨年のお盆休み、もう一年以上前の話なんですけどね
 

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ビーチを歩いているとあちこちから声をかけられます
そうここにあるビーチベット&パラソルは有料で貸し出されていてその売り込みにビーチボーイたちは余念がありません
ほどよさそうな場所で100バーツ(日本円で250円くら)払い
ここでまったりすることにします
 

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ここではやはりビールが飲みたい
どこで売っているのとビーチボーイの親方に聞いたところ
100バーツ(やはり日本円で250円くらい)だよ・・・との返事
そうここのビーチボーイたちはビールも売っています
手元のクーラーボックスはそのためのものでした

銘柄はと聞かれ当然のように「シンハービール」を頼みます
そう私の旅のポリシーは旅先で飲むビールは地元の方が飲むビール
タイ産では一番メジャーなこいつをまずいただくことに
 

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ビールを飲みつつまったりしていると
とあるものに目を奪われました
それがこのパラセイリング
モーターボートにひかれたパラセールを一人が操縦しお客を乗せて
真っ青なプーケットの青空めがけて羽ばたいていきます
 

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動画に撮ってみましたが、結構な勢いで飛んでいきます
高所恐怖症の私にはちょっと無理な乗り物のようです
 


 

海でひと泳ぎしたり
ビーチでまったりシンハービールを飲んだりしましたが、
ここパトンビーチは(オカマ)バーなどの繁華街も人気のポイント
まだ昼間ですが、すこし街を歩くことにします
ということで水着から着替えたいのですが、そんな場所はなさそう
どうしたらいいのとまた親方さんに聞いたところ
通りを挟んだホテルに有料トイレがあるとのこと
 


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言われるままに向かったちょっと風格のある
「PATONG INN」の手前の有料トイレを10バーツ(25円くらい)で借りて着替え
パトンの繁華街に繰り出します
 


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2013年12月20日

プーケット、昼のパトンビーチ周辺の街を散策

プーケットの人気観光地パトンビーチ
ビーチも人気がありますが、繁華街も魅力があります
本当なら夜に出歩きたいのですが、今回は客船クルーズの旅
このエクスカーションが終われば夕食ごろまでに船に戻らねばなりません
 

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そんなパトンビーチ周辺の繁華街では
まず「サワディークラップ!」とばかりに
タイ式に合掌のポーズであいさつをしているドナルド・マクドナルドが迎えてくれました


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繁華街でも大きく派手な看板を掲げている店がありました
これがパトンビーチでトップの人気を誇るディスコ
TIGER DISCOTECS
実はこの数日後、火災があり死者まで出してしまったんだそうです
日本じゃとんでもない問題になる所ですが、そこはタイ
すでに再開しております
 

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タイはイスラム圏の国ようにアルコール法度ではなく
毎日燦々と太陽が照り続けるところですからビールが美味い
シンハービールやチャーンビールなどタイのビールがどの店にも並んでいます

生ジュースもどこぞの国のように冷凍物をわざわざ解凍して出すような国では無いので
これまた美味い
 

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ビールのつまみは
炭で焼かれた鶏
サティも美味しいが、肴も丸まんま焼かれていました
しかも焼かれていたのはどうみてもナマズ
美味しいんだろうか
 

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こんな感じでパトンビーチの繁華街をブラブラ
そんなタイはデコトラやデコバスが有名ですが
こんなミシュランのビバンダム君を飾ったデコトラにも出会えました
 

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トラックはふそうかな

2013年12月21日

本場タイのプーケットでタイ古式マッサージ

タイといえば2500年の歴史を持つタイ古式マッサージ
本場タイに来たのですからこれは受けずに帰るわけには行きません
アンダマン海を巡る客船クルーズ、寄港地であるプーケットからのエクスカーションでパトンビーチを選択していましたが、連れてこられたパトンビーチのショッピングセンター「ジャンクセイロン」にマッサージの店があったのでさっそく入ってみることに
 

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店の名は「NIUM MASSAGE & SPA」
フットマッサージ、オイルマッサージ、タイマッサージとメニューに書かれていますが、受けたのはもちろんタイ古式マッサージ
60分で300バーツ(日本円で千円弱)でした
 


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マッサージ中「シンガポリアン」という言葉が出てくるので、聞いてみると
マッサージをしてくれるスタッフからは、どうやら私はシンガポール人と間違われているようでした
そういやここからシンガポールまでは飛行機で2時間とかからない目と鼻の先にあり
訪れるシンガポール人も多いのでしょう
私が日本人だと言っても嘘でしょうと聞き入れてくれないので
まあいいやってことで最後までシンガポール人で通すことになってしまいました
 

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タイ古式マッサージ自体は初めてではありませんでしたが
そこはやはり本場のマッサージ
痛かったけど身も心も軽くなった気がします

2013年12月22日

プーケット・ディープシーポートの臨時屋台村

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プーケットでのエクスカーション「パトンビーチ観光」からディープシーポートに戻り
スーパースター・リブラに乗船しようとしたところ、その乗船口付近に人垣が出来ていました
理由は客船クルーズの乗客目当ての屋台
もっとも乗客目当てといっても屋台でくつろぐ人々には結構な数のスーパースター・リブラ船内で見かけたスタッフの姿も見られます
 

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屋台はTシャツなどの土産物やタイ料理の屋台
そこにはサティなどを炭で焼いた香ばしい匂いが漂っていました
行ったことはありませんが、なんだかバンコクの屋台街を髣髴させてくれます
ちょっと得した気分ですね
 

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ここでお土産にTシャツを購入
タイ料理の屋台にも入ります
 

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そうそうもちろんその前に飲み物の屋台でビールを買っておくことも忘れません
そうですこうしたアジアの屋台でビールが飲みたい場合にはあらかじめコンビニなどでビールを買ってから屋台に向かうのがデフォルトとなっています
コンビニはありませんでしたが飲み物の屋台があったのでここでビールを買い食べ物の屋台に向かいます

ここでなんと「ドリアン」を見つけました
ただしアルコールとの相性は最悪、もちろんあとで食べようにも船内には持ち込めないでしょう
う~ん、これは残念
 

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ドリアンは残念でしたが、タイの屋台は堪能いたしました
まずはバッタイ
つーんと来る辛さが堪りません
 

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サテももちろん頼みます
オーダーするとちょっと離れた場所にあったBBQコンロで焼いてくれます
これがよく冷えたタイ産のチャーンビールに合います
 

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青いパパイヤを使った「ソムタム」もあったので
こいつも頼みました
これもマンガ「大使閣下の料理人」で出てきた有名な料理ですね
マンガを思い起こしつつ「アローイ」と言いながらいただきました


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合わせたビールは、これまたLEOというタイ産ビール
あのシンハービールのセカンドラベルです
前述のチャーンビールの安売り攻勢に負けたシンハービールが対抗策として出してきたビールらしいのです

ちなみにこのビールを買う時にちょっとしたドジを踏んでしまいました
支払いにタイのバーツではなくマレーシアのリンギットで表示された価格を払ってしまったのですが
バーツとリンギットでは為替ルートで10倍も違います
気が付いたのはすでに食事をしていた時でしたので後の祭りとも思いましたが、試しにさきほど行った屋台に行ってその旨話したところ、なんと調べてくれた上でバーツと交換してくれました
 

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いや~タイって、いいところなんですね
この程度のことでタイが大好きになってしまいました
今度はバンコクにも行ってみね~と

2013年12月23日

タイ・プーケットのお土産

海外での土産物はどちらかというと、そこに住んでいらっしゃる方々が普段買いものするスーパーマーケットなどでその土地ならではの調味料などを土産に買うことの多い私ですが、さすがに今回行ったタイのパトンビーチなどにスーパーマーケットはありませんでした
かわりに伺ったのがパトンビーチの「ジャンクセイロン」などのショッピングセンター
 

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ここで買ったのが、あのドリアンのキャンディ
「泰國榴槤牛奶糖」とココナッツのチップス「香蘇椰子」
 

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あとはタイ料理の調味料
 

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「オーシャンプラザ・パトン」では
海外に行くといつも買ってくるiPhone用の充電器
私はその国々のプラグをお土産に買ってくることにしています
 

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ちなみにこのプラグはCタイプと呼ばれているものですが
この後行ったローマで同じタイプのものを買ってしまったりもしました
 

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プーケットのディープシーポートに舞い戻り
乗客やクルー目当てに出来ていた臨時の屋台街
 

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ここでは何故かWRCのWRカー
ミニカントリーマンのTシャツを買うことに
 

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これはバーツに両替したのはいいけれど
物価が安すぎて全然お金が減らずに船に舞い戻ってしまい
なにか買うものはないかと困っていたところで見かけたので衝動買いしてしまいました

2013年12月24日

スーパースター・リブラ_オーシャンパレスの夕食

今回乗船したマレーシアのペナンからタイのクラビ・プーケットをめぐる客船クルーズ
スーパースター・リブラには中国人、インド人、 マレー系の方、欧米の方等多国籍の乗客の方が乗船していましたが、なかでも中国系の方が断トツで多かったように見られました
 

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ということでこの船で一番人気のレストランは当然中華料理の食べられる「オーシャンパレス(海華宮)」
いつも混雑しておりました
ところが今回、夕方船の前に急きょできた臨時の屋台村
ここでタイ料理とビールを飲んでしまったため、お腹はすいておらず
晩飯は抜きかな~などと思って下りんなしたが

この船での食事はオールインクルーシブ
食事代は船代に含まれております
もったいないという貧乏性から夜遅くにこのオーシャンパレスを訪れました
 

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するとどうでしょう
いつも混雑しているはずのオーシャンパレスががらがら
どうやら中華系の方々の食事は早めの時間帯に集中しているようです
さっそく席に案内されます
窓際の席をアサインされましたが、残念ながら夜遅くのため海は全く見えませんでした

お隣の方は流暢な英語で話をされていますが、会話からしてどうやらシンガポールから来られている家族のようです
 


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料理は手で剥いて食べる海老をはじめ
美味しそうなものばかりですが、さすがに夕方食べてしまったため
あまり触手が伸びません
ビールよりもおなかにやさしいジャスミンティに手が伸びたりもしました
 

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ところがデザートに出てきたこいつは別格でした
仙草ゼリーでしょうか亀ゼリーなのかは判りませんが美味かった
 

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これでスーパースターリブラでの夕食は終了です
明日の朝、朝食を食べたらもうはや下船となってしまいました

2013年12月25日

スーパースター・リブラでマレーシアの伝統料理「ロティジャラ」を食す

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クルーズ4日目の朝
いよいよスーパースターリブラでの滞在もこの朝食で最後となります
向かった先はマリナーズ ビュッフェ
 

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このマリナーズビュッフェ
南国ならではのフルーツを使ったジュースをはじめ
西洋料理のみならずインド料理そしてインドネシア料理に飲茶や粥などの中華とビュッフェの種類も豊富です
 

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こうしたスタッフがテーブル越に麺料理など熱々の料理をさっと作ってくれるのも嬉しい
フィリッピンの方々がスタッフに多いようですが皆さん朗らかで好感が持てました
 

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今日は何を作っているのかと覗いてみると
チャパティパンのようなプレートに生地を流し込んで焼いています
網目状に焼けるのが特徴のクレープとも思えるものでした
 

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さっそく聞いてみたところ「ロティジャラ」って言うんだそうで
なにやらマレーシア料理なんだとか
これは挑戦してみなければなりませんね
カレーをソースに頂くようで、この生地の空間にソースが絡まって美味かった

聞かなければ、カレーとちょっと変わったナンくらいにしか思いませんでしたが
これはマレー料理だったんですね
マレー半島はインドに近くしかも華僑の多くいるところ
純粋なマレー料理というものを想定していなかったのでちょっと得した気分です

 

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そうこうしている間に下船時間
とはいえ2千人はおりますからそう簡単に全員が降りれるものでもありません
いつになったら降りれるんだろうか
できたらさっさと降りてペナン島観光に行きたいな~
なんて考えていたところ、察してくれたのか
何と日本人を最初に降ろしてくれました
 

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これはいつも準備万端でさっさと降りてくれるからなんだろうな~
十数名の日本人が一緒に降りて行きました
ちなみに私は乗船の際
「ラスト2パーソン」と言われていたので、最後に乗って
ほぼ最初に降りたことになります

2013年12月26日

東洋の真珠ペナンをタクシーでめぐる

マレージアのペナン港を出港しタイのクラビ・プーケットをめぐる3泊4日の客船クルーズもあっという間に終了
お世話になったスーパースター・リブラはマレーシアのペナンのフェリーターミナルに帰ってきました
下船したらすぐにペナン島を観光してくれそうなタクシーを探します
フェリーターミナルには私どものような客目当てのタクシーが駐車場でたむろっていました
その中の一人に「1時間幾ら」と話しかけたところ
それならお前が担当だと一人のドライバーを紹介され
半日貸切でRG120(日本円で3,600円くらい)ということなのでお願いすることに
車内には観光名所の場所が書かれたパンフレットが置かれていました
 

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タクシーの車種はプロトン
どことなく三菱のランサーを思い起こす車種です
もっともここマレーシアにはトライショなどの人力の乗り物もありますが、ここはやはりタクシーで
 
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タクシーはさっそく東洋の真珠と言われるペナン島のジョージタウンを廻ります
さすがはその歴史的街並みが2008年にユネスコの世界遺産に登録されていることだけはありますね
車窓の景色だけでもけっこう見ごたえがあります
けれど私どものお目当てはあくまで現地の方々の生の生活
インド街ではそんなふうけいも見て取れました
 

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羊肉でしょうか肉を売る店
香辛料を売るお店にも出会えました
 

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インドのカレー料理たる
「ブリヤーニ」のお店も見て取れます
 

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その運ちゃんがインド人街で「テンプル」「テンプル」と言っているので見てみると
「マハ・マリアマン寺院」がそこにありました
結構有名なヒンドゥ教の寺院なのですが、運ちゃんに言われなければ判らないほどこじんまりしていました
 

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他にも中華系の寺院、そしてイスラムの寺院と
多宗教・多民族たるマレーシアをものがるには十分な景色が広がります
 

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道すがら市場もありました
運ちゃんに停車してもらい中を観察
すでに朝市は終わってましたがなんとなく雰囲気は見て取れました
 

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もちろんマレーシアの仏教寺院にもいってきました
それがこの「寝釈迦仏寺院」
全長33mの巨大な寝釈迦仏が横たわる寺院です
手前にはちょっとおどろおどろしい、金箔貼られたミイラが置かれています
 

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ちなみにこの涅槃物
足の裏などは圧巻でした
 

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ところでこのタクシーの運ちゃん
依頼が多いのかバックマージンがあるのか判りませんが、お土産屋さんは行かないのかとしょっちゅう訪ねてきます
こちらはそんな時間はないときっぱり断りつつ、まあ一軒くらい行ってあげてもよいかななんて考えていました

そんな運ちゃんに頼んで次はペナンヒルへ

マレーシアのペナン島、ペナンヒルへ

2010年にペナン島を訪れた際
行き損ねたペナンヒル
高いところ好きの私としては心残りの場所でもありました
今回は貸し切りのタクシーでの観光
訪れないわけにはいきません
ということでタクシーの運ちゃんに頼んでペナンヒルへ登るケーブルカーの山麓駅へ
ここで往復チケットRM30(日本円で900円くらい)を支払いケーブルカーに乗り込みます
 

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山頂からの眺めは「海のシルクロード」たるマラッカ海峡やジョージタウンが一望できなかなかの観光地でした
 

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山頂にはヒンドゥー教寺院やイスラム寺院があったりして
多民族多宗教国家を思い起こさせてくれます

 

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帰りももちろんケーブルカー
山頂からジョージタウンが見えてくるさまはなかなかのものでした
 

2013年12月28日

ペナン島タイ式中華の海鮮レストラン「山城中泰河鮮」

「土産屋」を強調する今回の観光タクシー
土産物はいりませんが、そろそろお腹もすいてきました
ということで海鮮の美味しいレストランを紹介してもらうことに
 

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連れて行ってくれたのは、山奥であるバリックプラウというところにあるレストラン
「BP Anjung Indah」
華僑がやっているのか「山城中泰河鮮」と漢字で書かれていました

結構広いレストランにはこれでもかと水槽が並んでいます
これは美味そうなものが食べられそうです
 

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夕方少し前ということもあり
店内にはだれもおらず、客は私どものみ
通された席も海の見える一番良さげな席に案内されました
 

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メニューをみて、びっくり
なんとカブトガニの料理まで有りました
日本では天然記念物なんですけどね
メニューを見ても良く判らないので
結局水槽を見て食材をさがすことに
水槽には美味しいそうでカラフルな手長エビが泳いでいました
 


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テーブルについたら、まずはビール
そうここは常夏まとわりつくような湿気もあり
ビールが美味いんです
 

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で、食べたのが
このシャコ
50cmはゆうにあります
 
 
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こいつは油で揚げてもらい
ガーリック味で頂きます
 

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もうひとつ頼んだのが、チリクラブ?
 

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カニミソたっぷりで美味かった
紹介してくれたタクシーの運転手さんに感謝・感謝
お土産屋さん一軒くらい行っても良かったかな
 

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2014年01月09日

クアラルンプール・キャセイパシフィックのラウンジ

2012年に行った、マレーシア・タイを巡るアンダマン海の客船クルーズのお話もこれが最後のエントリーとなりました
それにしても、ぽつぽつアップしていたため、なんだかんだで2回も年を越してしまいました
その2年もの間にこの客船クルーズでの旅の人気も急上昇
最近は客船クルーズの雑誌が発刊されたりTVでも頻繁に取り上げられるようになったり
そしてなにより新聞広告にツアー募集の広告がしょっちゅう掲載されるようになっています
 

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こう話すとなんですが
私の家でブームになるものが、のちにブームになるものが結構あります
まず一つがアウトドア
といってもおもにキャンプですが、私がキャンプをはじめたのは30年ほど前
キャンプがまださほど一般的ではなく、キャンプというとボーイスカウトのキャンプや登山家たちのキャンプというイメージが強かった時期でした
そのせいかアウトドア用品も専門店や釣具店くらいでしか手に入らないうえ、まだ結構良いお値段で売られていた記憶があります

その後始めたキャンピングカーでのキャンプ
私自身20年ほどのキャリアがありますが、まさかこんなにキャンピングカーが流行るとは当時予想だにしませんでした

あとこれは蛇足ですが「嫌韓」
26年前に韓国を訪れていてそれからのキャリアのベテランです
まさか、まさか・・・・・こんなものまでブームになるなど想像の範囲外でした

こんな感じで我が家で流行ったものが一般的になるケースが多く
つくづく我が家は庶民なんだな~と思います 

さて、いま我が家の流行りというと・・・・
ちなみに下記の写真はマレーシアのペナン島の空港で写したエア・アジアの機材です
こうしたLCCを使った旅が流行り始めているようですが、我が家は頑固に日本の翼にこだわっています
こだわり過ぎてJALのステータスを取ったくらいです
そうこうした航空キャリアのステータスをフルに使った、個人旅行
もしかするとパッケージツアーに飽きた方が増えブームになるやもしれません
もちろんこうした客船クルーズをセットとした旅行も含まれます
 

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前置きが長くなってしまいましたが、タイ・マレーシアのクルーズ旅行を終えた私どもは
帰国のためペナン島の空港へとやってきました
ここからマレーシア航空でクアラルンプールに飛び
その後日本に帰るというスケジュールです

残念ながらマレーシア航空はまだワンワールド加盟前でして
マレーシア航空のラウンジには入ることが出来ませんでした
 

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代わりと言っては何ですが
経由地のクアラルンプールではキャセイパシフィックのラウンジにお邪魔しました
 

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ラウンジはさほど広くは有りませんがし、ロングバーもロングには程遠いテーブルでしたが
さすがにキャセイ洗練されています


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料理もオードブルやサンドイッチ
 

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マレーシア料理などもあって楽しめます
タイガービールとの相性も抜群でした
 

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いや~このタイ・マレーシアを巡るアンダマン海の客船クルーズの話もこれで終了
なかなか筆がはかどらず2年いあやもとい3年越しのエントリーになってしまいました

最近では情報も豊富になり、こうしたblogでの紹介も多くなってきた
客船クルーズ
いつの日か再び船に乗り込むのを夢見て
終わらせていただきます
最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました
 

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About 81)マレーシア・タイ客船クルーズ2012

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