もう9月に入ったというのに残暑という言葉がぴったりの北海道
暦ではそろそろ山で初冠雪って季節のはずなのですが、30度を超える真夏日が続きます
そういやクアラルンプールも暑かったな~とツインタワーまで話は進みましたが、そこからなぜか韓国方面に流れてしまい、なかなか進まないマレーシア客船クルーズの旅
この毎晩のねっとりとした暑さに手伝ってもらい、クアラルンプールの夜を思い出しつつblogにUPしていくことにします
もうすでに真夜中だというのに人通りの絶えないクアラルンプールのブキッ・ビンタン通りから、数本裏に入った通りへ
そこにはこの街最大の屋台街「ジャラン・アローの屋台街」があります
まあ正確に言うと屋台街ではなく食堂街なんですが、この辺は言葉のあやだと思ってください
ちなみに通り(道路)の事をこちらではジャランと言うんだそうです、そういや日本のR社の旅雑誌にありましたね
ですからジャラン・アローは「アロー通り」と言う事になります
通りと言う事で、こんな狭い道でも車はちゃんと通ります
ちなみに2つ重ねてジャラン・ジャランで散歩だそうです
今晩はアロー通りをジャラン・ジャランと言ったところです
とはいえまったく屋台がないわけでもありません、そんななか魅惑の屋台を見つけました
そうこの時期旬を迎える果物の王様「ドリアン」の屋台です
残念ながらこのドリアン、アルコールとの相性が悪く、このあとビールと決め込んでいたので食べることは出来ませんでした
とはいえここジャラン・アローも随分観光化されているそうです
白人の観光客も随分と見かけました
観光化されて価格も高いと言いますが、元々物価が安いところなんでそんな気にはなりませんでした
ということで今回伺ったのは
このジャラン・アローの一番奥にあるミッキーマウス(偽)の看板で有名な
「黃亞華小食店」という名のお店
このお店チキンウィング屋として名をはせたお店です
今晩はここでちょっと遅い晩飯にすることに
マレーシアといえばサテ(沙嗲)でしょう
店の前でサテを炭火で美味しそうに焼いていたので、まずはこいつを頂きます
雞と牛肉、豚肉のサテをピーナッツベースの甘辛いタレに付けていただくことに
もちろん店の人気メニュー「チキンウイング」も
手羽先を甘辛のタレをつけて炭焼きしたもの
見た目は多少焼きすぎかとも思いましたが、焦げているわけではなくパリっと焼けていてこいつが美味かった
そしてタイガービールを頂きます
ここでようやくクアラルンプールでの初ビールとなりました
さてビールを一本飲みほし
もう一本追加しようとしたところ
目ざとくアサヒの缶ビール風のキャンギャルがやってきました
そしてやはりというか「アサヒビール」か「カールスバーグ」はいかがと言ってきました
海外に行くと、そこそこの国の方が愛飲するビールを飲むのが私の拘り、マイルールとしています、ポリシーと言っても良いでしょう
それにタイガービールはシンガポールを筆頭にここマレーシアやタイ、ベトナムに醸造所のあるいわゆる東南アジアのビール
ここに来たのなら飲まないわけにはいかないでしょう
しかもシチュエーションは野外である屋台(ホーカー?)
しつこく勧誘するキャンギャルに対し
「ノー・アサヒ」「ノー・カールスバーグ」と強く・強く言って断らせてもらいました
そしてタイガービヤ・プリーズとのたまったところ
何食わぬ顔して「タイガービール」を持ってきてくれました
日本ではレストランなどで、こんなにしつこく勧誘を受けることことは無いでしょうから
ほとんどの日本人は、いいよアサヒでと言っちゃうんでしょうネ
海外に行くと「ノー」と「イエス」ははっきり言えということが、良く分かる出来ごとでした
ちなみにこれって日本を取り巻くあの国の方々最近の政治を絡めた言動にも通じるようにも思えます
アジアの人々は日本人の美徳である「遠慮深さ」と言うものは、海外では通用しません
チャンスがあればとりあえず言ってみる、これがアジアなのだと思います
断るときにはしっかりと「ノー」と言うのが、これらの国々の方との本来の付き合いなのではないかな~なんていかにも安物のプラスチック製の机とイスに腰かけつつ、これまた安物のプラスチック製の食器でサテを食べビールを飲みつつ、そんなことを考えてしまいました
このジャラン・アロー
華僑が多いのか、どちらかとい言うと中華街の雰囲気でしたが
そんななかにシンガポールでおなじみの「スチームボート」のお店を見つけました
30度を超えるこの暑い中、鍋ってところがよいですね
残念ながらこの日ラウンジや機内で食べすぎてこれは食べることが出来ませんでした
次回はこれにチャレンジしたいものです