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86)台湾2011 アーカイブ

2011年04月06日

台湾からの義援金100億円突破

「義援金100億円突破=支援桁外れ、親日ぶり示す-台湾」
台湾当局のまとめによると、東日本大震災の被災者への義援金が1日までに、官民合わせて計100億円を突破した。米国が赤十字を通じて集めた寄付が3月30日現在で約99億円。人口が約14分の1の台湾が同規模の義援金を集めたことは「桁外れの支援ぶり」 (日台関係者)で、台湾人の親日ぶりを端的に示している。 ・・・・(中略)・・・・・同部が把握していない寄付も相当程度あるとみられ、実際の金額はさらに多いとみられる。
(台北時事より)
 

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九州ほどの大きさしかなく、人口も2千万人ほどしかいない台湾
物価も安く、ほっかほっかの饅頭や美味しい麺を食べても100円~200円の国ですから
お金の価値自体も日本人の感覚とは大きく違うはずです
そんな国からの100億円もの義援金
親日といってしまえばそれまでですが、余裕があるから贈られるなどというレベルではないかと思われます
ただただ感謝にたえません
 

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台湾へは4年ほど前に義理の父を連れて行ったっきりです
直接謝意は伝えられないでしょうが、また台湾へ行ってみたくなりました

そういや前回も物価が安かったせいか使い損ねた台湾ドルが余ってたな

2011年04月07日

台北MRT悠遊カード「easy card」

海外に行った際、足は地元の方と同じように電車や地下鉄、バスなどが便利
けれど料金表を見てもよく判らなかったり、小銭を用意するのが面倒だったりします
そんな旅の味方がIC付電子マネーカードで、いまアジアの街にはたいてい
suicaやkitacaのようなICカードが使えるようになりました

今回伺う台北にもMRTや市内バスそして台湾鉄道が張り巡らされていて
それらの乗車の際使える台北MRT悠遊カード「easy card」というものがあります
 

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その「easy card」台湾観光協会のHPには2011台湾ウエルカムプレゼントとして
NT$50がチャージされたMRT悠遊カードをプレゼントしてくれる書かれています

さっそく申込み、届いたのがこいつです
 

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一昨日FAXで申込んだところ、今日すでに自宅に届いていました
台湾観光協会さん素早い対応ありがとうございます

この「easy card」今回だけではなく、これから何度も末永く利用させていただきます

さて届いたのはこれだけではなく
なんと「故宮博物院」の入場券まで頂いちゃいました
 

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前回は台北のホテルからタクシーで向かいましたが、今回はMRTとバスを乗り継いで向かいたいと思います
それにしてもいつもながらのこの親日ぶりが身にしみるな~

2011年05月17日

ダブルプレミアで初のJALサクララウンジ

JALのステータスが夫婦そろってプレミアになって、初のJALサクララウンジです
そう今年はこのステータス(プレミア)を存分に楽しもうとあれこれ旅行を画策中です

その第一弾としてゴールデンウイークに台湾へ行くことにしました
ついに160億円を突破する義援金を贈ってくれた台湾に感謝をこめて、観光に伺おうというものです
(日本政府はなにもできないようですからせめて個人でといったところです)
 

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今年のゴルデンウイークは旅行者が少ないといわれながらも、さすがにGW初日ということで混雑する千歳空港でしたが、ファーストクラス・チェックインカウンターで楽々チェックイン
脇にあるファーストセキュリティを通りサクララウンジへやってきました
 

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エスプレッソにしようとも思いましたが、ここは朝から生ビール(サッポロクラシック)
台湾旅行に向け乾杯です
 

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さて今年4月から携帯電話などの電子機器は飛行機のドアがあいている間は利用できます
狭い機内で電話されても迷惑ですが、あっしまった携帯の電源入れっぱなしだったなんてときに便利ですね
そんなわけで一枚デジカメで撮影してみました

今回Jクラスはとれませんでしたが、かわりに足元の広いJクラスのすぐ後ろの席をGETしました
これも「プレミア」の恩恵です
 

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すぐ隣のスポットには、仙台空港へ第一便として飛び立った
JAL新鶴丸「 がんばろう日本」が駐機しておりました
旅の初めからなんだか得した気分です
 

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2011年05月18日

GWの羽田空港新国際線ターミナル

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2月のハワイ旅行に続き、今回もまた羽田空港新国際線ターミナルへやってきました
千歳空港~羽田空港は便数が多いのでやはり便利です

ただGWだというのにターミナル内は閑散としています
震災の影響による自粛もあるかもしれませんが、海外への渡航はその発着数や渡航先の多さからいってもまだまだ成田空港が本家ということなのでしょう
 

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おかげでGWだというのに並ぶことなくセキュリティを通りスムーズに出国審査を済ませられました

さっそくJALのラウンジを目指します
ここ羽田空港国際線のJALのラウンジはサクサラウンジのほうが、広くゆったりして居心地が良いのですが、今年せっかくダブルでプレミアのステータスを確保できたこともあり、ファストクラスカウンターでまったりすることにします
 

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ラウンジのカウンターにはパイロットの方が作られた飛行機の紙製模型が飾られていました
 

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ファーストクラスラウンジにはソファーもありましたが、今回は空いていることもあり
窓際の個別シートを選択しました
ここからは羽田空港の滑走路が望めます
 

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ブッフェには成田空港のFラウンジほどではありませんが、美味しそうな食事やお酒が並びます
今朝は朝飯も食わずに空港へ向かったのでここで朝食をとることにしました
 

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といいつつまだ午前中ではありますが、朝食をいただきつつビールとシャンパンもいただきます
そうここファーストクラスラウンジにはスパークリングワインではなくシャンパン
ビールもプレミアモルツやエビスビールなどのプレミアものの生ビールが置かれています
 

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食事は残念ながら午前中ということで、お目当てのカレーはありませんでしたが
ご飯に人気の明太子、クロワッサンやスープストック・トウキョウのスープでしょうか、おいしいスープをいただきます
 

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といいつつラウンジではいつもついつい朝から食べ過ぎてしまいます
まあこのあとの路線はエコノミーなのでたいした機内食は出ないでしょう
ここで食いだめです
 

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おなかがくちたところで、眠気をもようしてきました
まだ時間に余裕があるのでマッサージチェアーでマッサージとしゃれこみます

なんだか高級そうなマッサージチェアーには
「匠もみ」と書かれたプログラムがあり、かなり強力なマッサージを受けました
 

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さていよいよ台湾に向け出発です

2011年05月19日

JAL空弁”遊食楽園”

ラウンジでまったりしている間に搭乗時間となり搭乗ゲートへとやってきました

このGW、かなりの方が震災の影響を鑑み
海外旅行を自粛したと聞きましたが、この台湾に向かう機内はほぼ満席という状態
乗客の中には今回の震災に対する台湾の方々の160億円を超える義援金に感謝しつつ
台湾観光する方もいらっしゃったかも知れません

搭乗ゲートは混雑していましたので
優先搭乗させていただきました
皆さんが搭乗する前だったのと今年4月からの電子機器の利用の緩和のおかげでこんな写真が撮れます
 

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座席は久々のエコノミークラス
渡航先は台湾、寝ていけばいいなと機内食は食べないつもりが
なんだか美味しそうな機内食
JAL空弁”遊食楽園”
「京風おばんざい、お弁当シリーズ」

そうヘルシーな和食が出てきましたので思わず食べてしました
 

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やっぱり日本人は和食だよな~と思わせる機内食でした
 

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ふと窓の外を眺めると高知県西部の足摺岬が見て取れます
今年こそうどんやら皿鉢料理を食べに訪れたいものです
 
 
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お腹がくちたようでこのあと熟睡
目覚めたのは台湾の松山空港(四国のではありません)におり立つ寸前でした
到着後すぐに両替、タクシーをひろってホテルに向かいます
 

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タクシーの車内から見れる松山空港はこんな感じです
 

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2011年05月20日

亜都麗緻大飯店(ランディス タイペイ ホテル)

今回の台湾での宿は亜都麗緻大飯店(ランディス タイペイ ホテル)
松山空港からタクシーで10分ほど、そしてMRT(地下鉄)中山國小駅からも徒歩5分と立地条件の良いホテルで、観光客もそうですがビジネス客が多いホテルなんだそうです
料金も一泊(2人)10kほどとリーズナブルなわりには施設はそれなりに立派でした
撤退はしましたが、このホテルはもと「リッツカールトン」ということで納得
 

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松山空港からはタクシーで10分もかからずに到着
早く着きすぎたせいか、部屋の準備が出来ていないとのことでレストランに招かれティータイム
ウエルカムドリンクって訳ではありませんが、飲み物が振舞われました

コーヒーか紅茶と聞かれましたが、もちろん中国茶をリクエスト
やはり台湾のお茶は美味しいですからね

ちなみにレストランのスタッフは写真の通りメイド風ですが、ルームサービスの方も何故か同様のスタイルでした
 

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部屋はツインのスタンダード
滞在中はほとんど出歩いていますのでこれで充分です
 

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部屋のテーブルウエルカムドリンクとペットボトルがあります
ここ台湾の水道の水は煮沸しなくとも飲めますが、お水のペットボトルが置かれていました


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お風呂は浅めの洋風タイプでjはなく深めの日本風のもの
そういえば先日TVでいま世界で日本風のお風呂を導入する高級ホテルが増えている
なんて話がありましたが、わかるような気がします

いつものようにお風呂にたっぷりのお湯と入浴剤を入れてまったりです
 

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ドリンクバーには毎日、氷がたっぷり置かれていました
冷蔵庫は小さめですが買ってきた飲み物など数本は入れられるタイプなので重宝いたしました

そうそういつもと違ったスーツケースで来てしまったため
栓抜きを忘れビール瓶が開けられず困りました

部屋には置かれていませんでしたが、ルームサービスで持ってきてもらうことに
そこで来られたのが、いかにもメイド風のスタッフだったというわけです
 

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2011年05月22日

悠遊カード「イージーカード」de台北観光

MRT北投駅で見かけたラッピングされた車両です
北投温泉まではこんな観光列車を利用しました
 
台北市内を行き来きするのに便利な公共交通手段がこのMRT
5分も待てば車両がやってきますので時間が読め観光の強い味方になりました
 

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こういった公共交通機関は料金表を見てもよく判らなかったり、小銭を用意するのが面倒だったりしますが、このIC付電子マネーカードがあれば、そんな不安も払拭
まるで地元の住人のように楽々と乗車できます
 

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そんな便利なIC付電子マネーカードの台北MRT悠遊カード「イージーカード」を2011台湾ウエルカムプレゼントとしてあらかじめ台湾観光協会に申し込んでいただいてありました
 

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使い方は簡単
チャージしたイージーカードを改札機にかざすだけです
(ちなみに片道切符であるICトークンより2割ほど割引されています)
 

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車内の路線図のように台北市内を網羅している
車内はどちらかというと立ち席がメインのようでした
 

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ちなみにこのイージーカード
台北市内を走る路線バスにも利用できる
 

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MRT同様にこのカードを読み取り機にかざすだけでOK
なんだか私の住む札幌の公共交通機関よりも進んでいるような感じがする

こういった機器の導入には莫大な資金が必要で、なかなか進まないと聞いているが、日本周辺の新興国のほうがこういったものの導入が早い
GDPが3位に落ちたとはいえ、まだまだ日本は金満国家
こいったICマネーや決済システムに日本では様々な利権などが働いて一台あたりの設置単価が高騰しているのではと思わずにいられない
 

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さてホテル到着後、荷物を置いて30分後には台北駅からの列車に乗り込みたい
MRTを2本乗り継ぐのだが間に合うだろうか・・・

台湾の鉄道「自強号」

その機関車の表情から豬車と称される特急列車「自強号」です
プッシュプルの機動車で南アフリカ製なんだとか(瑞芳駅にて撮影)
松山空港到着後ホテルに着くや否やMRTで台北駅まで急いだのは、この特急列車「自強号」花蓮行きに乗り込むためでした
 

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台北近郊の人気観光スポット九分へ
日本から到着後、すぐに向かおうという魂胆です
九分近くの基隆駅へ向かう普通列車はかなりの数出ていますが、瑞芳駅行きの特急列車はさほどありません
特に九分の日中から夕暮れににかけての風景を見ようとするとこの列車以外にありません

そんなお目当ての列車に乗り込もうとMRTで台北駅に着いたのは発車10分前でした
乗り継ぎに歩かされ間に合わないかと思いきや台湾鉄道の切符売り場やホームはMRTの改札を抜けたすぐ先にありました
 

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MRT同様このまま電子マネーのイージーカードでも乗り込めますが、座席指定である「有座」の切符が欲しくて窓口へ
あらかじめ書置きしていたメモを見せたりと筆談で難なく有座席を手に入れました

切符の値段は片道76元(230円くらい)
40分の列車の旅と考えると安いですね
 

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切符を買ったのが発車間際だったせいか隣どおしの席は手に入れられませんでした
ところが列車に乗り込み隣接していた方(白人の方でした)が、会話などで私どもが夫婦と分かり席を譲ってくれることに
 

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ちなみにこの自強号などの座席は指定であっても、席が空いていれば座っても良いようで多くの乗客がデッキで座席が空くのを待っていました

このシステムを使い帰路は指定は取れませんでしたが、座って帰ってくることができました
もう一つ付け加えると座れたというより私が日本人だと判ると席を詰めてくれたというのが正確だったかと思います
 

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帰りの列車ではそんな台湾の方との会話もできました(もちろん日本語です)
ずいぶんと津波のことで心配されていました
一個人から数名にですが、ここで台湾からの沢山の義捐金に「謝々」と言えて嬉しかったです

2011年05月24日

どこか懐かしい感のある台湾の駅舎

台湾の鉄道は良くも悪くも日本統治時代に大きく発展しました
それに加え台湾は今回の義援金でも判るように大の親日家
どこぞの国のように日本のゆかりのあるものをむやみに壊したりせず
当時に敷設された路線の駅舎やホームなどがいまだ残っていたり、たとえ建て替えられようとも当時の面影が残っていたりします
 

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九分に向かう途中に乗り換えた、この瑞芳駅も駅舎は建て替えられているだろうが、ホームから眺める風景には、まだそんな面影が残っていました

なぜかこんな地でとも思いますが、郷愁を感じずにいられません
台湾の田舎に行くと日本の面影の残っているところも多いと聞きますがよくわかる気がします
こういっては失礼ですが台湾は「言葉の通じない日本」
そんな印象を持つくらい、日本のイメージを強く持ちます 


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ここから向かう九分
やはり日本統治時代に金山として発展しその面影を色濃く残しています
その頃の様子が、ホームからの連絡通路に写真で伝えられていました
 

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さていよいよ今回の台湾旅行で楽しみにしていた九分へ向かいます
バスはこうして写真を撮ったりと、とろとろしている間に逃してしまいましたので
タクシーで向かいます

看板に描かれているように固定料金のようなので安心です
でもNTD180と書かれている
日本円で540円くらいは台湾にしたらちょっと高いか・・・・
 

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2011年05月25日

夕暮れの九分散策

映画「非情城市」のロケ地となった九分
昔は9軒しか家がない小さな集落だったそうで、私の住む札幌の「八軒」や「二十四軒」になにか通じるもののありそうな地名でした

この九分、ノスタルジックな風景を求め多くの観光客が訪れたおかげか、さびれた廃坑の商店街もにぎわい、レトロ調の茶芸館などが次々軒を並べるようになったようです

そんなノスタルジックな雰囲気の漂う狭い路地を薄暮から夕暮れにかけ散策してまいりました
 

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九分といえば迷路通りと階段と茶芸館
タクシーを九分の入り口となる舊道口につけてもらい
坂道を降りていくように巡ります
 

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夕暮れ時ということで時間が遅かったせいか日本人観光客はまばらです
どちらかというと台湾の若者らしき姿が多かった
なるほど台北からの日帰り観光スポットとしてその地位は確立されたようです
 

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雨の多い九分の商店街はプロムナードのようになっており
一階は商店、二階から上は住居のようです
住み心地はともかく風情がありますね
 

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こんな狭い路地ではありますが、正面から車がやってきました
とはいえ途上国特有のクラクションを鳴り響かせての通行ではなく
車が来たと察すると路上の皆さんはさっと道をあけます
 

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路地には食べ物屋が多く
酥臭豆腐の独特の匂いと大きなエリンギからは香ばしい香りが立ち込めていました
 

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「千と千尋の神隠し」に出てくる中国風の古い町並みはこの九分がモデルだそうですが、千尋のお父さんお母さんならずとも触手の伸びそうな料理があちらこちらに並びます
 

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そんな酒家(料理店)のひとつ「九份傳統魚丸店」です
本来ならここで傳統魚丸湯(魚の団子スープ)を食べようと思ってましたが
台湾行きの飛行機を待つラウンジで食べ過ぎたのと、追い打ちをかけるよう機内食まで食べてしまったので夕食時になっても何か食べられるようなおなかの具合ではありませんでした

残念ながらここは見てるだけです
 

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仕方がないのでお茶でもすることにします

2011年05月26日

九分 阿妹茶酒館

せっかく九分まで来たのだから、何か食べようと思ってましたが
満腹で入りそうにありません、代わりにお茶でも飲みに行くことにしました
伺ったのが「千と千尋の神隠し」その舞台となった湯婆婆の屋敷のモデルにもなった茶屋「阿妹茶酒館」です
 

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ここは茶屋だけではなく酒家(料理屋)としてもやっているようです
手作り点心が美味しいとか
お酒も置いてありました
 

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けれどやはりここは「お茶」
屋上にある「茶室」(本気にしないでください)
いやもとい、お茶飲み空間に案内されました

メニューにはその名前も知らない高そうなお茶の名前が並びます
ここで台湾に来たら飲もうと決めていた「東方美人」
遠くイギリスの地でオリエンタルビューティと名付けられたお茶を頼みます
 

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東方美人茶100gとお湯代合わせてNTD600(2,400円ほど)安くはありませんね
けれど2人で100gものお茶は飲めませんので、余ったお茶はこんな箱に入れてお土産にしてくれました
 

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もちろんお茶の淹れ方も教えてくれます
日本語の解説をまじえながらってのが味噌ですが
 


 

 
帰りにはこんなはがきもプレゼントしてくれました
 

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初めての「東方美人茶」
雰囲気もいれてなかなかのお点前でした

2011年05月27日

台北の屋台「士林夜市」

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夜の台湾観光といえばやはり夜市
ということで九分から帰ったその足で「士林夜市」へとやってきました
 

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夜市といえば屋台ですが、鮮やかな緑色が目についたのがこれ
「檸檬愛玉冰」
台湾の高山で採れる「愛玉」という植物を原料としたゼリーですが、これに台湾産のレモンシロップをかけ頂くそうです
 

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札幌は大通りにある屋台でも人気の「とうきび」の屋台もありました
醤油を刷毛でぬって炭火で炙る、食欲をそそる屋台です

台湾では関東炊きと名前のつくことの多い「おでん」の屋台もありました
 

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上海で虜になった焼き小龍包の屋台もあります
「生煎包」と言うそうですが、行列のできている店で帰ってホテルで食べようと
お土産を買います

お店の名は「上海 大上海生煎包」
「肉包」と「菜包」双方を購入
采包みが野菜の甘みが出ていて美味かった
 

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射的などの娯楽的な屋台の区画もありました
子供のころに戻って楽しむのも一興ですが、残念ながらその勇気がなかった
 

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さてそろそろお腹もすいてきました
次は台北のホーカーズ「美食広場」です

2011年06月06日

士林夜市「美食広場」

さてしばし寄り道していましたが、台湾の旅に戻ります

アジアの都市には必ずと言っていいほど屋台が存在ましす
現地の方々が普段食べているその土地の料理などが、格安で食べられ
雰囲気も味わえるのですが
今一つ衛生面が気になるところでした

そんな不安を払拭するかのように、最近アジア各地にはホーカー(屋台村)などと呼ばれる施設があちこちの国にできました
こういったところは屋根つきのところが多く突然のスコールにも安心できますし
水道も完備され食器などを共同で管理したり共同の水洗トイレがあったりします
こういったホーカーに屋台を集め観光客にも安心して来てもらえるよう努力されているようです
 

美食の国、台湾にも当然あります
台北で一番大きな夜市である士林夜市にも「美食広場」と名づけられた屋台村があります
 

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大きな建物の中に150件ほどの屋台が隣接しています
テイクアウトのお店がほとんどですが、中にはテーブルと椅子のあるお店もあり
台湾食べられる屋台のほとんどが網羅されているようです
 
 
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ソーセージの串焼きや蒸し落花生のお店など触手が伸びそうですが、ここは行っておきたいお店がありました
 

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それが「豪大大雞排(ハオダダージーパイ)」
20センチ以上はあるのではと思わせる巨大なフライドチキンです
私が行ったGWはNTD55(165円くらい)ですので決して安いわけではありません
けれど買うまでは15分くらい並ぶほどの盛況ぶりでした

 

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買ってすぐに熱々をほおばりましたが、どうしてもビールが飲みたくなり美食広場場内を探しまくりました
ここ台湾の人も気温は暑いのにかかわらず、食事時にビールって方が少ないのに驚かされます

ちなみに屋台で座って飲むときもビールは近所の店で買って持ち込むことが多いようで飲み物で儲けようという気はほとんどないようです

2011年06月08日

雙城街夜市で朝カレー

さて台湾旅行記も2日目に突入です
(といってもちんたら更新してますのでなんですが、まだ4月30日の話です)
 

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今回の宿から歩いて5分くらいのところにMRT中山國小駅があるのですが、その近くには屋台街「雙城街夜市」があります
夜市といってもこの屋台街は24時間やってますので朝食をとることも可能です
いつもの弾丸旅行に加え、今日は故宮博物院の見学
中国は大陸から大挙して観光にやってきているということなので、かなりの混雑が予想されます
朝一の開館とともに訪れようと早めにホテルを出発
そんなときに24時間やっているこの屋台街は助かります

ただ残念なことにお店の半分は閉まっておりました
 

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朝やっているお店にお目当ての屋台はありませんでしたが、なにやら美味しそうというか興味をそそる食材が並びます
麺を主体とした屋台が多く並んでいました
 

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で何を頼んだかと言うと
「五穀美食」という屋台にあった「赤肉加哩飯」の看板が気になりついついカレーライスを頼んでしまいました
なんでこんなところで中華料理ではなくカレーと思われるでしょうが
食べたかったのでしょうがありません

まあこれも台湾の屋台料理ということで・・・・
味は昔懐かしい家庭のカレーライスでお腹に優しい味でした
 

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台湾の朝食に欠かせない「蛋餅(ダンピン)」もいただきました
これは小麦粉を溶いて鉄板で薄くのばした中にネギと卵が合わせて焼かれたもので
地元の方々の朝食の定番のようです
 

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さてお腹もふくれたことですしこれから故宮に向かいます

2011年06月09日

2度目の訪問「故宮博物院」

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さて台北観光の目玉「故宮博物院」へとやってきました
観光名所とあって行き方は簡単
MRTで士林駅まで行き、ここで公共バスに乗り換えます
紅30の故宮博物院行きの他にも255、304、815と結構な本数が出ていたのでわりとすぐに乗れました
 

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台湾の物価は他のアジア諸国と比べると少し高めですが、地元の方の利用する
公共交通機関は安めに設定されているようで、1回の乗車で50円程度
おかげで両替したお金も全然減らないという有様です
 

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目の前に「故宮博物院」が見えてきました
「天下為公」と書かれたアーチをくぐり入場いたします

収蔵品はその量・質ともに特筆すべきもの、世界三大ミュージアムに数えられるとか

その品々は隋・唐・宋・元・明・清の歴代宮廷の収蔵文物を国共内戦で追われた蒋介石ら国民党幹部が台湾に渡るときに一緒に船で運ばれたそうです
そして現在それが台北の故宮博物院にあり、こうして見に行くことができます

そうあの中国にそのまま残っていたら文化大革命の際、生き延びたかどうか定かではありません

そんな歴史に翻弄された収蔵品ですが、歴史的価値の高いお宝であることに違いありません

前回来たときも2時間くらいかけて見ましたが、ほとんど駆け足で見たという感じです
今回は時間もありますしじっくりと見ようと画策しておりました
 

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チケットは今回台湾観光協会からプレゼントされましたが、大人NTD160(480円くらい)で入場できます
学割が利くようですが、その他「軍人割引」「警察官割引」なんてのがありました
 

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少しは台湾で散財しようと今回日本語の音声ガイドを借りました
(NTD100ですから300円くらい)
持ち帰りできないようパスポートが人質です

これは音声(日本語)で展示物を丁寧に解説してくれるものです
ただこれでしっかり聞いているとあまりにも丁寧に解説されるので1日やそこいらで回ることは不可能と思えるほどでした
まあそのくらい展示されているものが多いのですが・・・
 

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今回開場と共に入場、混み出すまえに「翠玉白菜」から見学することにしました
これが正解だったようで、入場者のほとんどを占めているだろう大陸からの観光客が余りにも多いうえ、添乗員に連れ添われながらピーチクパーチク捲し立て故宮を跋扈しておりました
 

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(ウィキペディアより拝借)


写真は故宮博物院にて土産に買ってきた翠玉白菜の風鈴
そう翠玉白菜はよく見るとキリギリスを見ることができますが、はたしてこの風鈴
夏は涼しげに鳴いてくれるでしょうか
 

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今回は2回目の訪問
前回も素通りのような感じでしたが、今回3時間あまり見て回ってもやはり素通り
ちょっと見てきただけって感じです

とはいえ3時間も見て回ると足は棒
ということで次は温泉です

2011年06月11日

台湾の温泉「北投温泉」

故宮博物院を歩き回り足が棒になったせいで無性に温泉に入りたくなりました
そう台北から日帰りで行ける範囲内に台湾では三大温泉に数えられる「北投温泉」があります
故宮博物院近くの士林駅からは少し離れていますがMRT淡水線を乗り継ぎ向かったところ30分ほどで新北投駅にたどり着けました
さっそくなんだか怪しいモニュメントが迎えてくれます
 

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まずは「北投温泉博物館」で北投温泉の歴史を勉強
北投温泉は日本統治時代に温泉好きな日本人が開発
政府やら民間やらでこぞって温泉旅館が作られ、高級リゾートになったそううです
孫文や当時皇太子だった昭和天皇も尋ねられたとか
 

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北投温泉博物館はもともとは「北投温泉公共浴場」だったそうで、いまもその面影が残っています
もっとも当時のお風呂には入れませんが、見ることは出来ます
ローマ風とでも言うのか今でも使えそうな感じです
 

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風光明媚なこの北投
園内を流れる渓流は天然の温泉で足湯を楽しむ方も大勢いました
 

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その源泉は「地獄谷」
道を間違えかなり放浪してしまいました
 

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ここの日帰り湯に入りたいと画策していた「瀧泉温泉」
残念ながら今は営業していないようで入浴はできませんでした
 

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辿りついいた「地獄谷」
蒸気の煙が、辺り一帯に立ち込めていますが、その泉はエメラルドグリーンに輝いています
なにやら青湯という珍しい泉質なんだとか
 

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ここまで来たからには、ここは一つ青湯に入らねばならないようです

2011年06月16日

いい湯だな♪「北投公園露天温泉」

また寄り道してしまいましたが、再度台湾旅行記に戻ります
北投の地獄谷の青湯を見て、やっぱりここまで来たのなら温泉に浸からないとと思い立ち
「北投公園露天温泉」へやってきました

北投公園の樹々に囲まれた自然の景観と優良な温泉である青湯が楽しめる温泉です
この「青湯」はアジアにはここと日本の秋田にしかないそうです
 

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入湯料は一人NTD40(120円くらい)と安いのは良いのですが、入ろうとしたところ拒まれました
どうやら入れない時間帯に来てしまったようです
仕方がないので喫茶店でビールを飲んで(普通は風呂上りに飲むものとは思いますが)時間をつぶし
開場まで待ちます
 

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ここの温泉には温度の違う、4つの浴槽と水風呂があり
一番暑いところは45度ほどの温度があり、長く入ってはいられないほどでした

ちなみに入浴は日本のそれとは違い水着での入湯
あまり派手な水着では入れないと聞いてましたが、日本人なのでしょうビキニ姿で来られた方もいらっしゃいました
 

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ここでゆっくりと温泉に浸かったおかげで、ちょっと旅の疲れも取れました
昨年日本の加賀屋が高級温泉ホテルを建てたようですが、一度泊まってみたくなってきました
まあそれは次回として、さて飯でも食べに行きますか

2011年06月17日

台北の鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)

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台北の鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)信義店へやってきました
今ではアジア各地に出店していますが、実はこの小さなお店が本店
愛らしいマスコットが迎えてくれました
 

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MRT新店線「中正紀念堂」から永康街の入口にある鼎泰豊を目指す途中、「中正紀念堂」「國家音樂廳」などがありましたが、ここは無視
目もくれず鼎泰豊に向かいます
 

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さて店の前では、入店を待つ人々
ここでメニューを渡されオーダーを取っていました
どうやら来店客の回転率をあげようという魂胆のようです
けれどこんな人気店で待つことなく頼んだ料理が暖かい状態で出てくるのは嬉しい
 

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ここは世界中に「小籠包」の名を知らしめた
鼎泰豊ですからシンプルに小龍包を頼みます
 

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店内はさほど広くはありません

お目当ての小龍包の食べ方をスタッフから教えていただき
早速試してみます
細長く切った生姜を醤油に浸したあと小龍包にトッピングして食べるのが
「鼎泰豊流」
 

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テーブルには小龍包の食べ方マニュアルまでありました
 

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他にも台湾ビールと雲呑麵を頼みましたが、こちらも美味かった
 

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日本では厨房はどちらかというと隠しがちですが、ここは1Fの一番目だつところにありました
マンパワーを感じます
よくよく思い起こしてみると、これが台湾のレストランでまともに食べた 唯一の食事となりました(他は屋台)
 

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惜しむらくは私の住む札幌にお店がないことでしょうか
今後なんとか出店願いたいものです

2011年06月19日

永康15(旧アイスモンスター)のマンゴーかき氷

アジアンスイーツとして人気を博した
冰館 (台北本店) アイス・モンスターのマンゴーかき氷
昨年1月に経営者と元妻の財産争いにより、突然お店を閉じちゃったんだとか

以前、鼎泰豐の本店で小龍包を食べ、その足でアイスモンスターのマンゴーかき氷を食べるというのが台北グルメの定番でした
そんな人気店の閉店で台北の永康街を訪れる観光客は2割も減ったんだとか
 

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昨年6月から「F&Bグルメグループ」が引継ぎ、名前も新たに「永康15」(ヨンカンシーウー)として以前のメニューのまま永康街でマンゴーかき氷を売り続けてくれています

人気メニューの「超級新鮮芒果冰」は食後とあって量的にはちょっときついので
パンナコッタ入りの新鮮芒果奶酪冰を頼んでみました
 

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以前の店より立席が増えたんだそうですが、なんとか着席
慰謝料トラブルの原因となったマンゴーかき氷を味わってきました
 

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2011年06月20日

台北101からの夜景

MRTで市政府駅から10分ほど歩いたところに、目的地の台北国際金融センターはありました
地上101階建てということで台北101と呼ばれていますが、建てたのは日本の熊谷組などが中心となったJVです
台湾新幹線もそうですが、台湾にはこうした日本企業の最新技術が活かされているのが嬉しい
 

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早速チケットを購入して上に登りますが、少々待たされます
周りには中国は大陸からの観光客でしょう、五月蝿いんですぐにわかりますがこれが多かった

ようやくエレベーターに乗り込んだと思ったら、あっという間に頂上に着いてしまいました
表示されているエレベーターの上昇速度はなんと毎分1,010m
時速に直すと60km/hほどだとか
 

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このエレベーターは勿論日本製
「東芝」のマークが誇らしげに表示されていました

いまTVドラマでJINが人気ですが、その中で登場する
「からくり儀右衛門」こと東芝創業者の一人「田中久重」の顔が浮かびます
 

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午後6時くらいに昇りましたが、黄昏には少し早い時間
ちょっと時間を潰そうとしたところいいものがありました
そうラッキーなことに「台湾ビール」の生樽がここあるじゃないですか
さっそく初の台湾ビールの生樽を味わいます

そうそうマーキングも忘れません
地上高さ509.2m
今まで小用をたしたなかで、一番高いところにあるトイレです
 

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そうこうしている間に日も傾き、夜景が望めるようになってきました
残念ながらちょっと天気が悪かったのですが、ご覧の夜景です

いや〜待っていて、良かった
 

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帰り際に風による防振目的のTMD(チューンドマスダンパー)も見学
そうそうここは台風の国「台湾」であることを思い起こさせてくれました
 

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MRT市政府駅への帰り道の途中に見た台北101です
 

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このあたりから見られる台北101の年越し花火大会
いつか正月に訪れて見てみたいものです
 


 


日本の消防署なら絶対にこんなの認めないぞ

2011年06月21日

「雙城街夜市」夜編

晩ご飯は昨日に引き続き「夜市」でいただきます
といっても朝食にカレーを食べた屋台があった雙城街夜市へ再度向かいました
とはいえ朝と夜とではその活気や風景が全く違います

そうこの賑やかな喧騒を味わいたくて台湾に来ているのです
 

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ちなみに今回宿泊したランディス台北から歩いて10分かからないところに、この夜市がありますが、日本のビジネスホテル「ホテルサンルート台北」もこの近くにあるこので、この夜市は日本人に大変人気があります 
 

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この日も日本人が数多く出没していました

マッサーヅ(ジ)店などもそんな日本人目当てのようで繁体字よりも多くの日本語が氾濫していました
 

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夜市の屋台の方も日本語で接客してくれたりもします
たとえば大と小どちらにするかと聞かれスモールサイズと答えると
「本当に小さいので良いのか?」と聞き返されるほどです
(日本人ってのがバレバレですね)

その日本語での受け答えも割とそっけなく、それがかえって日本人からかすめ取ってやろうという意図が無さそうに感じました
台湾はこのへんが気楽で警戒心なく楽しめます
どこぞの国とは違いますね(まあそう思っていつだけかも知れませんが)


で、頼んだのが台湾庶民の味「魯肉飯」(ルーロウハン)
こいつが美味かった
 

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それと牛肉麺(ニュウロウミエン)
ビールは近くのスーパーであらかじめ買っておきました
昨日覚えたのですが、ここ台湾の屋台でビールを冷やして置いてある店は少なく
ビールなどの飲み物を飲みたい方は自分で持ち込みする
これが夜市の楽しみかたのようです
(勿論店で出している時はそちらを頼みますが)

そういえば以前香港の麺のおいしい店でもビールを頼むと近くで買ってこいって言われました
アジアのこういった屋台は飲み物で儲けようという意図が全く感じられません
 

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ビールを飲んでいるとこの店に寄る方が皆さん頼む餃子が食べたくなりましたが、今日は残念ながらこのへんで打ち止めです
 

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さて今日は歩き疲れたので、マッサーヅ店?にでも行くとしますか

2011年06月23日

台北「雙城街」のマッサージ屋さん

台湾のマッサージといえば「足裏マッサージ」が有名ですが、全身マッサージもやってます
親日の台湾ということもあるようですが、日本語の通じる店が多く
しかもここ「雙城街」は前述のエントリーのとおり日本人ビジネスマンに人気のサンルート台北のある地域ですから、目にする看板はまるで日本のようです

ということで夜市で晩飯を食べていると目の前にあるマッサージ屋さんにどうしても目が行ってしまいました
今日は一日歩き疲れたと入ったのが「三葉足健体療中心」
 

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「足裏マッサージ」や「全身マッサージ」が40分たっぷり受けてもNTD450(日本円で1,350円ほど)これは行かなきゃ損ですね
 

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私は全身マッサージを受けましたが、一番上の写真のように足で体重をかけ揉んでくれ慢性的な腰の疲れも取れました
 

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さあこれで買い物に行く元気も出てきました

2011年06月24日

台湾のデパートで台湾ビールの箱買い

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台湾を日本が統治していた時代の産物「高砂麦酒」
いまは台湾ビールと名を変え庶民に愛されています
昼はもちろん夜でも暑い国ですからビールの消費量もさぞかし多いことでしょう

ところでその台湾ビール、台湾で作られたビールのせいか中華料理に合うような気がします
おそらくは発泡が少ないのがその理由ではないでしょうか
 

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そんな台湾ビールを自分用の土産にしようと台北のローカルなデパート「勝立生活百科」へやってきました
ここは生活必需品からお土産、その他なんでこんなものをと言うものまで売っています
 

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お目当ての台湾ビールの「生」しかも「金牌ブランド」がありましたので、24本入りを箱買いです
ついでにバラマキ土産用に「パイナップルケーキ」(10個入りNTD100:300円くらい)があったのでこちらも購入
ちょっと重かったのですが、担いで帰りました
 

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翌日JALのカウンターでこいつを預けることになったのですが、エグゼクティブカウンターの女性もちょっと苦笑い

2011年06月25日

台湾新幹線で桃園国際空港へ

いよいよ帰国
帰路の便はホテルからほど近い松山空港からではなく桃園国際空港からの便となりました
ホテルからMRTを乗り継ぎ台北駅へ
ここから9:00発「左営」行きの台湾高鉄で桃園へ向かうことにします

ちなみに台北駅に着いたのは乗りたい新幹線の発車10分前でしたのでちょっと焦りぎみ
 

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窓口で大陸顔のちょっと美人なスタッフに筆談で有座(指定席)券を発券してもらい、ほくほくしながら改札を潜り抜け新幹線のホームへ
 

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そこにはまぎれもない「のぞみ(700系)」の台湾バージョン「700T」がありました
4年ぶりの台湾新幹線と再会です
 

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カラーリングこそ違いますが車内は日本のそれとほぼ一緒
正面から写真を撮っているとそこは危ないとスタッフから注意を受けたので、しぶしぶ乗車
切符を見ながら席を探したところ、どうやら一番後ろの席をあてがってもらったようでした
 

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座席に着いたところでいきなり発車(危なく乗りそこねるところでした)
車内販売が回ってきたら飲み物でもと思ったが、台北から桃園間は19分で着いてしまうのでその間に買うのはちょっと無理

かわりに自販機がありましたのでこちらで飲み物を買いますが、財布には小銭がいっぱいあり、その小銭をさばくのにちょうど良い機会となりました
 

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久々に「テツ」の血がたぎる瞬間
ついでに用もないのにトイレとビジネスシートも見学です
 

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さてそなことをしてる間にあっという間に桃園に到着
ここからはバスで桃園国際空港へ向かいます

2011年06月28日

「統聯客運(Uバス)」で桃園国際空港へ

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高鉄桃園駅から桃園国際空港までは「統聯客運(緑バス)」
Uバスと呼ばれるバスに乗ります
ちなみに「統聯客運(緑バス)」は台湾で一番大きな旅客バス会社
日本の三菱ふそうや日野のバスを使っていることから、よく目にとまり走る姿を何度か目撃いたしました
 

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いつか観光で乗ることもあるだろうと思ってましたが、まさかこんな所で乗ることになるとは思ってもみませんでした
 

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高鉄桃駅を出ると人影はほとんどなく、統聯客運のバスが3台ほど停まっているだけです
どこでチケット買うのかと思いきやバスの前に小さなカウンターを置き運転手のような方が売っていました
桃園国際空港まで片道15分ほどですからNTD30(日本円で90円くらい)とちょっと高め、しかも台北市内のバスはOKだった「悠遊カード」は使えませんでした
まだ少し残高があっただけに残念
 

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車内には7~8人くらいしか乗ってませんのでゆったりしています
ここから田んぼや牛をながめつつ田舎道を走り空港へ向かいます

2011年06月30日

台湾ICカード「悠遊カード」残高の使い道

桃園国際空港へとやってきましたが、JALのカウンターは長蛇の列、かなり混雑していました
(といいつつエグゼブティブカウンターですんなりチェクインしてますが・・・)
GWということもあるでしょうが、金美齢さんの「謝謝(ありがとう)台湾計画」が効いたような気がします
そう私どもの今回の旅は台湾からの義援金に感謝するそんな旅でした

ここでえっと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はこの台湾旅行はゴールデンウイークの話、もう7月にはいるというのにまだとろとろ書き綴っております
そろそろ終わりますのでもうちょっとだけお付き合い願います
 

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タイトルに戻りますが、海外のICカードを使っていて困るのが、使いきれなかった残高
まあ次回のために残しておいても良いのですが、ついつい使い切りたくなるのが心情です
 

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そう今回の台湾の旅はこの「悠遊カード」を使いこなす旅でもありました
実際にMRTやバスと台北では便利に使うことができ
台北市民の生活の一面も見ることができました

けれどついつい日本のつもりでチャージしすぎて(といっても600円×2枚ですが)、最後に残高が残ってしまいました
そんな残高を消化しようとやってきたのは桃園国際空港にあるセブンイレブン

そうコンビニでもこの「悠遊カード」は使えます
 

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ここのセブンイレブンでは今晩自宅についてから食べようと「中華おこわ&鶏のもも肉弁当」と阿里山鉄道の奮起湖駅にある有名な駅弁をモチーフにした「奮起湖鐵路便當」を購入
ついでに噂の「茶葉蛋」という、ウーロン茶で煮たゆで卵も購入しました

確か全部でNTD160(480円くらい)だったかと思いますが、「悠遊カード」の残高も無事使いきることができました
  

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台湾は日本の文化とも言える弁当の文化を引き継いでくれている国でもあります
次回は駅弁片手に阿里山鉄道にも乗ってみたいものです

2011年07月01日

台湾桃園国際空港 JALサクララウンジ

台湾桃園国際空港 JALサクララウンジです
入り口で石川さん(等身大の看板)が出迎えてくれました
 

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ラウンジは日本のそれとほとんど変わりありません
窓際のカウンターはパソコンスペース
応接のソファーとテーブルは人数により配置が少し変えられるものと見慣れた風景です

ただ、右写真の窓際に別室のようなところがありなんだかゆったり過ごせそう
ここで出発まですごすことにします
 

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朝早くにホテルを出てきたので、ここで朝食となります
自動エスプレッソマシーンがありましたのでここでカプチーノとサンドイッチでも良いですし 
 

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日系のラウンジらしくオニギリとみそ汁って手もありますが
そんなモノよりもいいものがありました
 

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そう中華料理です
折角台湾のサクララウンジに入ったのですから
蒸篭で蒸した中華まん、焼売をいただくことにします
 

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飲み物は中国茶ではなくやっぱり朝からビール
名残惜しい台湾ビールと思いましたが、そうだひと箱買ったんだと思い返し
久方振りの生樽ビールをジョッキに注ぎます

生樽のビールは台湾の屋台では飲めなかったのですが、さすがにラウンジにはありました
しかも銘柄はアサヒのスーパードライ
その隣には珍しく黒生ビールがありました
この黒生ビールが中華料理によく合います
 

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台湾のJALサクララウンジでの正しい朝食です
饅頭がほっかほかで美味かった
 

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台湾のオニギリも結構いけました
見た目は日本のコンビニで売っているオニギリそのものです
そういや台湾でもセブンイレブンやファミリーマートを随分と見かけました
確認しませんでしたが、そういったところで売られて台湾の方々も食べているのでしょうか

そういえば大陸の方は海から遠い地域の方が多く海苔特有の潮の香りがダメなようで、海苔で包んだオニギリが嫌いな方が多いそうですが、ここ台湾は四方を海に囲まれていますのでそんなことは無いかもしれません
 

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カップラーメンは中国をはじめ世界を席巻しましたが、さてオニギリはどうでしょう

2011年07月02日

ミニマム・コネクティングタイム破り

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台湾からの帰国の便は台湾桃園国際空港から関西国際空港への便はボーイング767
快調に気流に乗ったのか少し早めに関西国際空港へ到着いたしました
久々のエコノミーでしたが、2時間半ほどで到着しましたのでさほど気になりませんでした
ちなみに機内食はこんな感じ
「棒々鶏」やら冷やし中華?など台湾で作られていたのか美味しい
 

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さて10分ほど早く着いたということである計画が急浮上してきました
実はこのあと乗り継ぐ千歳への国内線は4時間後の19:45発の便を予約していました
関西国際空港で4時間待つのは辛いな〜明日は仕事だしなんて思っていました

出来ればひとつ前の16:25に乗りたい
けれどタイトルのMCT(ミニマム・コネクティングタイム)が邪魔をして予約できずにいました

ちなみに関西国際空港のMCTは1時間10分に設定されています

そうだろう飛行機から機外に出るまでにかなりの時間がかかるし
国際線搭乗口からは「ウィング・シャトル」に乗って旅客ターミナルに行き
イミグレで並ばされ、預けた荷物が出てくるのを待ち
税関をくぐり抜けたあとにチェックインカウンターで前便への変更を頼まなければなりません

台湾からの当初の予定到着時間は15:50ですから35分しかありません
チェックインカウンターへは最低15分前には行かねばなりませんので実質20分
上記の事柄を20分では無理があります

ところが私の乗った機材は10分ほど早く関西国際空港へ到着しました
これはチャレンジする価値ありです

もっとも当初からこの事態は予想していてエコノミー席の前側を予約
機外へはすぐに出ることができました
おかげで全てにおいて最前列
ウィング・シャトルやイミグレは並ばずにさっと通過でき
預けてあった荷物もプライオリティの札がついていたので一番最初に出てきました
スーツケースもそうですがビール24本入ひと箱も(笑)・・・
 

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さあここでJALグローバルカウンターへ急ぎカウンターアタックです
ここも並ばずに済みました


実は台湾からの出発前に事前に調べていたところあと1席しか空席は有りませんでした
そうなんだかんだ言ってもこの日はゴールデンウイークなんです

予備に1〜2席用意しているだろうし今回夫婦共々JALのステイタスはプレミアってことでなんとかしてくれないかな〜と高望みしていたところ
前便への変更を許可してくれました、しかも並び席で・・・JALに感謝です
 

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ミニマム・コネクティングタイム破りができたおかげで
13:10(台湾時間12:10)に台湾桃園国際空港を出発し
18:20には千歳空港へ到着するという、まるで直行便のような旅程で戻ってくることができました
JALのステータス(プレミア)会員に感謝と共に
今年度1年はこの上級会員を存分に味わおうと思わせる出来事でした

2011年07月03日

「謝謝台灣」感謝の台湾渡航

さて関西国際空港では国際線〜国内線乗継手続きを20分くらいで済ませ
向かったのはよせば良いのに関西空港JALサクララウンジ
 

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出発時間が迫ってましたので、生ビールをぱっと一杯だけひっかけてきました
 

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その後すぐに搭乗しましたが、2つ先のスポットには「JAL、がんばろう日本塗装機」が見えました
この機材は仙台へ向け再開第1便として羽田出発を出発した機材なんだとか、CAのお姉ちゃんが教えてくれました
 

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そういえば今回の台湾旅行は今回の震災に対する台湾からの義援金の多さに感動し
なにも出来ずにいる政府に代わって民間レベルでお礼をしよう、そんな運動に加わりたくて渡航しました

3度目となる台湾渡航、判ったつもりではいましたが、再度確認してみても市民の生活はそんな豊かと呼べるものではなく日本のそれとは比べようがありません
 

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けれどそんな国からの140億円にものぼる義援金
「謝謝台灣」ただそれだけです

そうそう今回行った九分に面白い肖像画が掲げられている茶屋がありました
 

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台湾のルーツはやはり中国ということでしょうか
どういった思い入れがあるのかわかりませんが飾られておりました

そんな中国のかたも今回の台湾から日本へ贈られた義援金には驚かれたようで
その義援金の多さを中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏はこう推測しています
 

<中国人が見た日本>日本への義援金、なぜ台湾が世界で最も多かったのか?
2011年6月16日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏はブログに「台湾はなぜ日本の震災への義援金が世界一多かったのか?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

未曽有の大震災に見舞われた日本に、中国を始めとする国際社会が次々と支援の手を差し伸べ、気前よく懐のカネを出した。だが、多くの中国人にとって想定外だったのは、台湾からの義援金が140億円にも達し、世界で最も多かったことだ。5月初め、筆者は東京で台湾の友人数人と会い、この件について聞いてみた。彼らは率直に「中国本土の文化と比べ、台湾は日本文化に近いからだ」と答えた。すべては心からの行動なのだという。
なぜそこまで日本に対する気持ちが強いのか?

それは、李登輝元総統など日本植民地時代の教育を受けたお年寄りがまだ多数活躍していること。
それから、馬英九総統は日本が植民地時代に台湾農工業に与えた「功績」を認めているが、これは多くの台湾市民の心の声を代弁しているという。
これに対し、植民地支配が与えた苦痛は気にしていないようだ。
多くの台湾市民は中国ではなく日本こそが東方文明国家の手本だと考えているらしい。
台湾の人々は日本が大好きだ。行きたい国のトップももちろん日本。
綺麗でオシャレだというのが1番の理由という。
これを聞いた中国人は「自分の祖先を忘れたのか!」と罵るだろう。
だが、台湾の民衆も本土の人々は「理不尽で横暴」だと思っている。
良いと思うものはほとんどなく、流行に取り入れたいと思える文化もない。

(レコードチャイナより抜粋)
 

たしかに民族的な繋がりは中国のほうが強うだろう
けれど台湾の方々は日本を好きだと思ってくれているのは間違いないようだ
そんな気持ちがこの140億円もの義援金となったのだと確信します
 


 

そんな日本好きの台湾、また訪れて見たいものです
次は是非ともこの台北101のカウントダウン花火も見てみたいものです

それにこの葱油餅など屋台のご飯も旨かったことですし
 

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いや〜やっとゴールデンウイークに行った台湾旅行記が終了いたしました
数え直すとエントリーは29回に達しました
たった二泊三日の旅程、実質フルに使えたのは一日でしたが内容が濃かったような気がします

お付き合いいただきました皆さんありがとうございました

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