その機関車の表情から豬車と称される特急列車「自強号」です
プッシュプルの機動車で南アフリカ製なんだとか(瑞芳駅にて撮影)
松山空港到着後ホテルに着くや否やMRTで台北駅まで急いだのは、この特急列車「自強号」花蓮行きに乗り込むためでした
台北近郊の人気観光スポット九分へ
日本から到着後、すぐに向かおうという魂胆です
九分近くの基隆駅へ向かう普通列車はかなりの数出ていますが、瑞芳駅行きの特急列車はさほどありません
特に九分の日中から夕暮れににかけての風景を見ようとするとこの列車以外にありません
そんなお目当ての列車に乗り込もうとMRTで台北駅に着いたのは発車10分前でした
乗り継ぎに歩かされ間に合わないかと思いきや台湾鉄道の切符売り場やホームはMRTの改札を抜けたすぐ先にありました
MRT同様このまま電子マネーのイージーカードでも乗り込めますが、座席指定である「有座」の切符が欲しくて窓口へ
あらかじめ書置きしていたメモを見せたりと筆談で難なく有座席を手に入れました
切符の値段は片道76元(230円くらい)
40分の列車の旅と考えると安いですね
切符を買ったのが発車間際だったせいか隣どおしの席は手に入れられませんでした
ところが列車に乗り込み隣接していた方(白人の方でした)が、会話などで私どもが夫婦と分かり席を譲ってくれることに
ちなみにこの自強号などの座席は指定であっても、席が空いていれば座っても良いようで多くの乗客がデッキで座席が空くのを待っていました
このシステムを使い帰路は指定は取れませんでしたが、座って帰ってくることができました
もう一つ付け加えると座れたというより私が日本人だと判ると席を詰めてくれたというのが正確だったかと思います
帰りの列車ではそんな台湾の方との会話もできました(もちろん日本語です)
ずいぶんと津波のことで心配されていました
一個人から数名にですが、ここで台湾からの沢山の義捐金に「謝々」と言えて嬉しかったです