さて台北観光の目玉「故宮博物院」へとやってきました
観光名所とあって行き方は簡単
MRTで士林駅まで行き、ここで公共バスに乗り換えます
紅30の故宮博物院行きの他にも255、304、815と結構な本数が出ていたのでわりとすぐに乗れました
台湾の物価は他のアジア諸国と比べると少し高めですが、地元の方の利用する
公共交通機関は安めに設定されているようで、1回の乗車で50円程度
おかげで両替したお金も全然減らないという有様です
目の前に「故宮博物院」が見えてきました
「天下為公」と書かれたアーチをくぐり入場いたします
収蔵品はその量・質ともに特筆すべきもの、世界三大ミュージアムに数えられるとか
その品々は隋・唐・宋・元・明・清の歴代宮廷の収蔵文物を国共内戦で追われた蒋介石ら国民党幹部が台湾に渡るときに一緒に船で運ばれたそうです
そして現在それが台北の故宮博物院にあり、こうして見に行くことができます
そうあの中国にそのまま残っていたら文化大革命の際、生き延びたかどうか定かではありません
そんな歴史に翻弄された収蔵品ですが、歴史的価値の高いお宝であることに違いありません
前回来たときも2時間くらいかけて見ましたが、ほとんど駆け足で見たという感じです
今回は時間もありますしじっくりと見ようと画策しておりました
チケットは今回台湾観光協会からプレゼントされましたが、大人NTD160(480円くらい)で入場できます
学割が利くようですが、その他「軍人割引」「警察官割引」なんてのがありました
少しは台湾で散財しようと今回日本語の音声ガイドを借りました
(NTD100ですから300円くらい)
持ち帰りできないようパスポートが人質です
これは音声(日本語)で展示物を丁寧に解説してくれるものです
ただこれでしっかり聞いているとあまりにも丁寧に解説されるので1日やそこいらで回ることは不可能と思えるほどでした
まあそのくらい展示されているものが多いのですが・・・
今回開場と共に入場、混み出すまえに「翠玉白菜」から見学することにしました
これが正解だったようで、入場者のほとんどを占めているだろう大陸からの観光客が余りにも多いうえ、添乗員に連れ添われながらピーチクパーチク捲し立て故宮を跋扈しておりました
写真は故宮博物院にて土産に買ってきた翠玉白菜の風鈴
そう翠玉白菜はよく見るとキリギリスを見ることができますが、はたしてこの風鈴
夏は涼しげに鳴いてくれるでしょうか
今回は2回目の訪問
前回も素通りのような感じでしたが、今回3時間あまり見て回ってもやはり素通り
ちょっと見てきただけって感じです
とはいえ3時間も見て回ると足は棒
ということで次は温泉です