シュトゥットガルトからSバーンで15分ほど行ったところにある小さな町エスリンゲン
中世の面影が色濃く残る古都エスリンゲンは、第二次世界大戦の戦火を逃れたことから
美しい木組家屋が残る古都
それにスパークリングワイン「ゼクト」で知られるワインの街でもあります
宗教色の強いドイツで正月の夕方に訪れるとすると店はほどんど閉まっていますので、そんな街並みを眺めるくらいしか観光に訪れるところはありません
ということでシュツットガルトのホテルを出てやってきたエスリンゲン
ブドウ畑につられ山のほうまで歩いてきてしまいました
途中改修中の教会が見えてきたのでそこまで歩いて行こうと思いましたが
そこから山の上に続く石畳が気になり
ここはひとつ頑張って登ってみて山の上からエスリンゲンの街並みを見てみようと歩いていくことに
途中へこたりそうになりましたが、何かありそうな予感もあり
山の上まで行くとなにやら城らしきものが見えてきました
それがエスリンゲン城砦といわれるもののようです
知らないでここに来れたのはかなりラッキー
頂上部にあるこの見張り塔は現在レストランになっているそうです
残念ながら正月ということでやってませんでした
けれどこの城壁から古都エスリンゲンへの眺めは最高でした
ちょっと得した気分です
そうそうここエスリンゲン城周辺は斜面を利用したブドウ畑がその美しい景色に溶け込んでいます
もってもここを訪れたのは真冬でしたので、緑濃いブドウ畑を見ることは出来ませんでしたが
斜面のブドウ畑には観光用なのか植えられているブドウの品種とそのブドウで作られるワインのことが書かれた看板が点在いたします
写真には「カベルネ・ソーヴィニヨン」
他にもリースリング、グラウブルグンダー、シュペートブルグンダー、シラーなどが植えられているようです
凍りついた斜面の通路を気をつけながら下りていきますが
その風景も格別でした
マンガ「神の雫」にもこうしたドイツのブドウ畑の斜面が出てくるのだとか
さすがに絵になりますね
さて陽も落ちてきたようですし
次は雰囲気の出てきた古都エスリンゲンをめぐることにします