アジアの豊かさの源たる「米」
日本では「収穫の秋」「実りの秋」などと呼ばれ、米の収穫は秋に限定されます
ところがここバリ島ではそんな季節など、もともと希薄な地域
しかも年に2~3回も収穫が出来る米どころ
苗の田植えが行われている、すぐ脇の田んぼで稲が刈り取られているなんてことはごくあたりまえの情景のようです
それにしても豊かですね
アヒル農法に使うのか田んぼ近くでアヒルも見かけました
もうひとつ日本の稲作との相違点は
戦後農業の大規模化・機械化が推し進められたおかげで姿を消しつつある段々畑や棚田
ここバリ島だけではなくインドネシア全体でみられる風景で
傾斜の激しい渓谷に沿って段々になった、そうしたライステラス(棚田)が今もなお広がっています
日本人にとって懐かしい風景ですね
そんなライステラスがみたくてチャーターした車でウブド地区ちかくのテガラランへ連れてきてもらいました
バリ島の農民、いえこの麦わら帽をかぶっているのは私です
この日はこれ以上ないと思えるほど快晴
帽子は必需品でした
このテガラランのライステラスは道路のすぐ脇から広がっていますが
そんな道路沿いには何件ものカフェやレストランが営業しています
中にはドリアンらしきものを出していたお店もあったようですが、暑さに負けてエアコンの効いている車内に逃げ込んでしまいました
それにしてもこの椰子の木と棚田の風景っていいものですね