今回の上海旅行の目的はもちろん万博でしたが、3日間も通う気にはなりません
そこで最終日は中国高速鉄道(CRH)に乗り込み杭州へ向かう事にしました
以前なら上海から日帰観光は厳しいとされていた杭州ですが、このタイトルにある中国高速鉄道(CRH)が出来てから格段に便利になったようです
ちなみに一昨年前に来た時乗り込んだCRH、春節で混雑する上海駅から蘇州へ向かいましたが、今回の旅の始まりは上海駅ではなく「上海南駅」に変わっていました
で、その上海南駅がでかいのなんのって
2年前にはなかったこの駅、私の住む札幌にある「札幌ドーム」を連想させる大きさです
こんなものが次々と出来ているんですから、まだしばらくは中国の景気は衰えを見せる事はないでしょう
(隣に日本という国もあることですし)
行きは残念ながら2等席です
とはいえ中国が自主開発とのたまうほどの高速鉄道、しっかりとしたシートそしてテーブルがあります
トイレも何とか耐えられる清潔度です
それと給茶用のサーバーがあるのが中国の列車の特徴でしょう
そういえば上海南駅のCRH待合室にも給湯器が設置された給湯室がありました
さすがお茶の国といったところでしょうか
当然のように皆さん水筒や何らかのボトルを抱えていました
ちなみに上海南から杭州までの80分は寝ていくのをもくろんでいましたが、後ろの座席の子供が歌を歌ったりテーブルを太鼓代りにしたりと散々な状況です、飛行機の機内で頂いた耳栓が役にたちました
それにしても流石は「小皇帝」といったところでしょうか
ちなみにこの真後ろの乗客、たまたま車両を覗きに前の方に行ったときにこの座席に座るなと追い出された方でしたので、多分この席の本来の主ではないかと思います
車掌は居るのか居ないのか、キップや座席のチェックは致しません
帰りは杭州駅から何と1等席が取れていました
座席は対面座席、今回は先頭車両です
トイレもこちらのほうが、使いごこち良さそうでした
客層が違うのか今度はいくぶん静かでしっかりと寝ながら上海へ向かう事が出来ました
ところで今回の中国高速鉄道(CRH)の旅で一番ビックリしたのが、ある意味時間の正確さ?
というのもこのキップの時間通りCRHは上海南駅を出発しました
列車が構内に入ってきたのが10分前くらい、その後改札で随分並び(7~800人くらいはいたと思います)結構な距離を歩いて予約した車両に乗り込みます
私が乗り込んだのが確か2分前、私の後ろを歩いていた方も大勢おりました
そういえば足早に歩いていました
どうせ発車は遅れるだろうから先頭車両に行って写真でも撮ろうと思いましたが、ここは中国何があってもおかしくないと断念いたしました
これが大正解、CRHは時間通りに上海南駅を発車してしまいました
もしかしたら乗り込めない方もいたのではと思わせるようなタイミングでした
実は杭州からの帰りにもこんなことがありました
出発したときたまたま見た時間は私の時計ではキップに書いてある時間のなんと2分前
私は普段電車通勤していますのでシビアに合わせています、ところで日本と中国の時差って58分でしたっけ?