さて香港国際空港へとやってきました
ペナンから香港経由で成田へと向かってもその日のうちに千歳へ向かう便に乗り継ぐことは出来ません
香港から千歳直行便も出てますが、旧正月に加え雪祭りの最中ということもあり日に3~4便もジャンボが増便されていますがほぼ満席です
しかもそのチケットの料金はビジネスで片道20万ほど、とてもじゃありませんが乗れません
当然成田経由で帰ります
その成田たまたま幕張でやっているキャンンピングカーショーに行くというプランもありましたが、香港で中華を食べるという欲求のほうが勝りました
ということで昨年のお盆に続いての香港です
思い起こせば昨年のお盆休みに香港を訪れたときのこと
お盆という特殊事情で香港への入国手続きは日本人でごった返しているだろう
そう予想していた
そんな安直な考えに反して入国管理で並んでいる日本人は指で数えるほどしかいませんでした
かわりに中国や台湾、韓国のパスポートを持った人々がずらり
そういえば航空券をGETしたのは旅の6日前、しかもお盆だというのにマイルをチケットに充当する特典航空券が取れた、その時点で気づくべきでした
日本人の海外旅行離れはかなり深刻のようです
ずらりと並んだ列をじっくり眺めてみると特に中国の方が多かった
その服装や北京語らしき言葉も聞こえてくる様子から、どうやら香港に帰国する方々ではなく中国本土から来られた方たちのようです
香港って中国じゃなかったっけとも思いましたが、トランジットや一週間程度の観光以外は入境許可が必要になるなど日本人に対するものよりも厳しい制度のようです
この一国二制度わけが判りません
しかも入国(入境)管理でなかなか通してくれないのか長い長い列をなしておりました
香港国際空港には出入国に際し、自動(無人)ゲートを利用できるサービスがありますが
日本人の世界に対する信頼の証なのでしょう、しょっちゅう香港を訪れる日本人ビジネスマンにもその利用を許可してくれていました(そんなわけで私はここ香港があの○日の中国っていう気がしません)
それがこのパンフレットにある「e道」フリークエントビジターeチャネルというものです
何と昨年11月からJALのグローバルクラブの会員などにもその利用枠を広げてくれました
ここ香港国際空港は世界有数のハブ空港
香港観光もあろうかと思いますが、ここを拠点にどこかに行くためトランジットすることも考えられます
その際時間があればちょっと飲茶でも・・・・すばやく出入国のできるこのシステムの価値の価値は高そうです
香港に着くなり早速「フリークエントビジターeチャネル」を利用するために登録手続きをすることにしました
手続きは簡単、まずは顔写真撮影し左右の人指し指の指紋採取そして確認書へサイン
この手続きでパスポートにバーコードシールを貼ってくれます
サーバーのアップロードに5分くらいかかるとの事なのでトイレタイムのあと
いざ「e道」と書かれたゲートへ
パスポートのバーコードを読み込ませ、指で認証すればこれだけで終了
並ぶことなく簡単に香港に入国できました
日本人観光客はここ3年連続でベストツーリストに選ばれたりするほど評判はいいようです
こんなサービスが受けられるのも礼儀正しいといわれる日本人の気質のなせる業でしょう
先人たちの行いに多謝(感謝)です