最近何かと話題の「撮てつ」
そのうちSLを主体とする撮てつを自認する大臣、しかも所管である国土交通省の大臣の口から昨年ある言葉が漏れてきた
「成田新幹線」である
それはまるで禁断の文言のようにも聞こえた
でも開港当初から話はあったはずである、けれど公害や騒音・振動などの問題で頓挫したらしい
確かに路線近隣の住民にとって迷惑な話なのかもしれない
住んでいる人間にしかわからない話だろうとは思う
ただ成田空港が24時間運用されたうえでもう少し拡張し羽田空港との連絡がスムーズであればハブ空港として充分機能したのだろう
そうすればJALももう少し頑張れたかな~とも思っている(まああの高コストならLCCが本格参入すれば同じ結果だったでしょうが)
さてここ数年アジアのハブ空港を見る機会に恵まれ
空港の規模、アクセスの良さにそしてそれらのシステムが機能した空港の活気に感銘を受けた
台湾にある桃園国際空港には台湾新幹線が地下に直接乗り付け
上海の浦東国際空港には噂のリニアモーターカーが
そしてシンガポールのチャンギ空港にはMRT東西線が開通している
やはり空港とその交通アクセスはセットだよな~
いくら飛行機が早かろうが、目的地までの交通手段が不便なら話にならない
韓国の仁川国際空港がその不便な空港のひとつだった
一昨年前、仁川国際空港に降り立ったときのこと地下鉄は時間がかかるだろうとシャトルバスに乗ったのだがこれが間違い夕方の帰宅ラッシュなのだろう渋滞にはまり仁川からソウルまで、2時間以上かかってしまった
実は20年ほど前にも金浦国際空港からソウルまで同じように2時間かかったのを思い起こさせてくれた
20年も対策されていないのか~とがっかりしたが、今年末にはKORAIL空港鉄道が仁川空港とソウルを結ぶらしい
ちなみにKTXっていう話は無くなったようです
今回訪れた香港国際空港にも機場快速エアポートエクスプレスが15分間隔で発着し空港~中環駅が23分と利便性が高い
今もなお、羽田空港~成田空港間をシャトルバスに頼る成田空港がとてもみすぼらしく思えた
今回の香港国際空港(チェクラップコク)からホテルへは当然のようにエアポートエクスプレスを利用します
エアポートエキスプレスの事業主体は地下鉄と同じMTR(地鉄公司)、オクトパスカードでも利用可能ですが、今回香港の交通機関利用はこのエアポートエクスプレスのみということもあり、往復割引が利くのでエアポートアクスプレスカードを空港の窓口で購入いたしました
その料金は香港機場から九龍駅の往復チケットで160HKD(1,900円程)でした
香港の交通機関にしてはちょっと高めですが、九龍駅からはシャトルバスが15分おきに出ていてホテルまで送迎してくれます
ちなみにそのバスの料金もこのエクスプレスカード料金に含まれておりますので何だかお得な感じです
それに前述のとおり空港から早くて便利
今回の九龍までだと20分、バスと違い時間が読めるのが嬉しいですね
そのバスの車窓からペニンシュラホテルとその前に停まっているロールスロイスが見えます
ああ香港に来たんだなと感じる旬感?です
そのシャトルバスを見渡すとバックミラーに電光の時計が表示されています
今度探してみよう(こんな感じで探すキャンピングカー用品が多いんです)