黒部峡谷鉄道終着駅「欅平駅」
トロッコ列車が目的でしたが、この欅平周辺は秘境ムード満点とのことで
すぐに折り返して帰ったりせずに少し散策していくことに
写真は名剣橋から欅平駅を望む景色
赤い橋が見て取れますが、これが高さ34mの奥鐘橋です
紅葉の季節はきっと絶景なんでしょうね
まずは奥鐘橋を歩いて渡ります
そんな奥鐘橋を渡ってすぐのところに、人呼んで「人食岩」なるものがあります
元々はダム建設工事用の道路だったもので、大きく口を開けた岩が人を飲み込むように見えることからこの名前がついたようです
中からみるとなかなか迫力満点のスポットです
ということで私も喰われてみました
面白かったのが、その人食岩の工事看板
「人喰岩をなおしています」ここまでは普通ですが、もう一つの看板には「崩れそうな箇所をなおして安全な人食岩に生まれ変わります」と表示されており何だかシュールです
続いて川岸に降りていきますがそこには右に行くと「川原展望台」、そして左に行くと「猿飛峡」なる看板がありました
まずこちらが川原展望台
そして次が猿飛峡
この辺りは黒部川本流で最も川幅が狭く、昔猿が飛び越えたことから命名されたのだとか
「熊出没注意」の看板が人を拒みますが、とりあえず前へ進みます
岩が剥き出しの人食岩のような岩盤を掘削した道や
落盤が多いのでしょう
コンクリート製のトンネルをくぐったりしながら進みます
途中、いたずら書きらしきペンキの文字が岩にスプレーか何かで描かれていましたが
その文字をよく読むと「キケン」と書かれています
そういたずら書きではなく頭上の岩に注意しなさいとの注意書きだったようです
さえらに先に行くと、こんな看板がありましたそこにはこう謳われています
「危ないんだぞー」猿飛遊歩道を散策される方へ
この遊歩道は気象状況等により、まれに落石等が発生するエリアです。
多くの方が散策できるように整備しておりますが、100%の安全を保障しているものではありません。
散策される方は、常に落石等の危険がついてまわることを十分ご理解いただき、自己の責任において出来るだけ注意してご散策ください。
怖いと思ったら、ここで引き返してください!
しかし、この先の猿飛峡展望台までの遊歩道(約900m・徒歩20分)は、生きている黒部の大自然を体験できるエリアでもあります。
猿飛峡を訪れた方には、きっと感動を与えてくれることでしょう。
黒部峡谷欅平周辺運営協議会
とありました
これは十分注意して進まねばならないようです
がしかし、少し歩いたところで「これより先 通行禁止 黒部市」と書かれた通行止めの柵があり
そうこれ以降は進めないようで
途中の河原園地まで通行可能でしたが、肝心の猿飛狭への遊歩道は通行止になっていて、残念ながらたどり着くことは出来ませんでした
こうして1時間余り欅平駅周辺を散策した後は
また黒部峡谷鉄道で折り返し宇奈月温泉を目指します