さて出張シリーズ第二弾は年間560万人が訪れる観光都市函館
昨年伺った際は北海道新幹線の開業効果に加えて各種イベントやインバウンド人気で観光客数が増え続けているようで函館駅前などを夜歩いているとそれが実感できましたが・・・
今年伺った際はいまだ震災の影響か観光客の姿はまばらでした
そんな函館ですが夜の居酒屋は予約が取りずらいほどの人気
今回は同行した他社の方が予約してくれたお店に伺うこととなりました
伺ったのは「はこだてマルカン漁業部 海鮮居酒屋 海のがき大将 本店」
まずは派手な看板が迎えてくれました
番屋風の作りの店内には生け簀となる水槽や山のように壁に貼られた手書きのメニューが、頼んでくれとばかりに話しかけてきます
でも私自身は頼むものは予め決めてありました
そう函館といったらやっぱり、漁港直送の活いか
生け簀で泳いでいるのはスルメイカ(マイカ)でしょうか
この生け簀のイカは行きかう人の足を止める囮のみならず
オーダーが入り次第、生け簀の中から引き上げられお造りにされる食材のようです
私どもも壁に貼られたメニューに惹かれ
「活いか踊り 漁師造り」1,400円なるものと、それに合わせて青森の地酒「田酒」を注文、出てきたのはこちらです
身が透き通っていて歯ごたえがコリコリとした新鮮なイカ刺しは久しぶり
イカゴロが小さいのは愛嬌として、函館らしくショウガ醤油でいただきました
ちなみにイカの足たるイカゲソは醤油を垂らすとまだ動くほど新鮮で
刺身を食べ終わったら一度下げて「天ぷら」いわゆる「イカのゲソ天」にしていただきます
他にも「旬鮮お刺身盛り合わせ」などを注文
ウニ、ホタテ、ブリ、ヒラメ、ホッケ、タラ、アイナメ、カジカ、ソイの9種類だったと思いますが、写真のとおりかなりの迫力で美味しかった
特にホッケの刺身は初めての経験、しかも脂がたっぷりとのっていることからこれは「根ぼっけ」のようです
他にもアブラコの刺身も初めて、北海道ではあまり見向きもされない魚ですが
内地ではアイナメと言う名の高級魚
しかもホッケ同様に鮮度劣化が激しい肉質の魚ですから、こうした函館の居酒屋は市場直送の新鮮な地魚が入手できるでしょうね
こうした海産物の流通の良さもきっと函館観光の人気に一役買っているんでしょうね
ちなみに翌朝早くに、その市場へ競りの見学に行こうと画策もしていました
もっとも海産物のみならず串焼き盛り合わせ(しそ・ピーマン・いかしそ)に加え鶏串と豚串をオーダー
これらをサッポロクラシックで流し込み
函館の夜を満喫いたしました