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「使徒、侵入」いやもとい「ポルコの住んでいた秘密の島」潜入

ポートキャンベル国立公園の十二使徒の景観が見れるのは
いかにも観光名所らしく大きな売店・トイレが備えられた展望スポット
「トゥエルブ・アポストルズ・ビジターセンター・キオスク」から歩いていく展望スポットだけではありません
海岸線沿いにあと数か所良い展望スポットがあるということで、もう一つの十二使徒の展望スポットである入り江「ローチ・アード・ゴージ」へツアーバスは向かいました
 

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さてそのローチ・アード・ゴージ
ゴージは入り江ですが
その入り江の名前は昔ここで難破した船の名前ロック・アードから付けられているそうです
 

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写真でもわかる通り峡谷付近の海では船がいかにも座礁・難破しそうな波が見て取れます
ちなみにその名の由来のロック・アード号は1878年ロンドンからメルボルンに向かっていたオーストラリア最後の移民船で、この複雑に入り組んだ岩と岩に挟まれた海岸地帯で濃霧の影響もあり難破
 

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54人の乗客のうち生き残ったふたりの生存者は両岸を断崖に囲まれたこの入り江に漂着

 
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この入り江にたどり着いた男女2人は当初、海岸にあった洞窟に身を潜めていたそうです
 

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宮崎アニメ「紅の豚」で主人公ポルコの住んでいた秘密の島はこんなイメージだったのでしょうか?
 せ

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秘密の島はギリシャのザギンドス島というのが有力ですが
ここもそれなりに雰囲気を出しています
 
 
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ということで私どもも階段を下りてビーチまで行って
そこから使徒を見上げてみます
そう「使徒、潜入」
いやもとい「紅の豚の舞台との評判のポルコの住んでいた秘密の島」潜入です
 

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ちいさな洞穴には鍾乳石のようなつららが見られます
ということはここいらの土地は石灰岩なんですね
 

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ビーチまで階段を降りて砂浜から海を眺めることのできる数少ない場所
この断崖絶壁を助けを求めて登ったんですね
 

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この洞窟も将来は浸食がすすんだら貫通してブリッジのようになるんだろうな
 

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それにしてもこのインスタ映えしそうなこの景色
 

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こんな景色に出逢えるのならデジタル一眼持ってくるんだった
とちょっと後悔
けれどiPhoneXで撮った画像もなかなかですね
 

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これでポートキャンベル国立公園の十二使徒をメインとしたグレート・オーシャン・ロードのバスツアーは終了
帰路は内陸部を通りショートカットして帰りますが、そんな内陸部ではこうして広大な土地でゆったりと羊を育てる姿が見て取れました
そうオーストラリアの人口は2,360万ですが
それに対し羊の数は6,754万と人口の3倍の数の羊を生産する羊大国
あちらこちらでこうした羊牧場を観ることが出来ました
 

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おっともう一つ
グレート・オーシャン・ロードで見かけたキャンピングカーの話を忘れていました
その話はまた次回に

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2018年4月16日 19:24に投稿されたエントリーのページです。

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