台北2日目、毎朝5時には目が覚めてしまう習慣に加え、時差も1時間あることから
早朝に目覚めてしまい、加えてホテルでの朝食はパスする予定でしたので
まだ朝の6ではありましたが新富市場に行って朝市見学と市場で朝食をとろうと出かけることにしました
新富市場はホテルのある西門町から歩いて20分ほどですが、ここはMRTで向かいます
西門駅からはMRTで一駅の龍山寺駅で降り
新富市場(東三水街市場)へ向かいますが、反対方向に歩いてしまったようでちょっと迷いましたが、ほどなく細い路地の市場である新富市場にたどり着きました
お陰でこんな懐かしい感のあるバイク
そうKYMCOのバイクに出会いました
ちなみにKYMKOは本田技研工業が技術協力していましたが
以前「台湾ホンダ」とも呼ばれホンダブランドで売られていたころのバイク「CB125」を思い起こします
この市場入り口から早速中華市場のの洗礼を受けます
まずはアヒルの丸焼き
そして〆たばかりの鶏
まさに尾頭付きです
豚も丸々一頭捌かれたりと
なるほどここはアジアの中華圏だと知らしめてくれました
他にも乾物のお店やなにやら総菜らしきものを売っているお店などが開店準備をしているそんな時間帯でした
市場の角にはこんな小吃を扱ったお店もあり
市場関係者らしき人が牛肉麵らしきものを啜っていました
そうここへ来た目的は市場探索に加え
市場での朝飯
どこかよさげな店を探すことにします
ということであてもなく歩いて見つけたのが
「阿偉正宗台灣古早味」というお店
というかまだ空いている店自体があまりなく、ここくらいしか開いていなかったんです
店のガラスケースには何やら美味しそうな惣菜が20種類以上が並べられています
ちなみにこの時はまだ朝の6時過ぎ、一体何時から仕込みを始めているのかと思ってしまいます
ということでせっかくここまでやって来たのですから、ここで朝食を食べていくことにします
お店には数人がカウンター席のような所で朝食をとって居ますが、どうやら満席のようです
どうしようか悩んでいたら、ここの女将らしきかたが私どもに気づき隣にある席へ手で招いてくれました
それがこの招かれた先のテーブル席
隣のこの場所もそうだったようで阿偉正宗の看板がありました
そんな部屋の壁に、この店が何かの雑誌に掲載されたらしきものが掲示されていました
繁体文字で読みずらいのですが、それがここ阿偉正宗「正宗伽喱飯」を褒めたたえてるものでした
是非とも正宗伽喱飯を食べようと思い頼みましたが、残念ながらまだ煮込まれてはいないとの事でした
そう最近アジアの国々で「伽喱飯」の文字を見ることが多くなってきました
5年前に来た時も雙城街夜市でいただいたりもしました
雙城街夜市で朝カレー
それは昔懐かしい昭和の時代のカレーライス
日本統治時代に伝えられたのかそんな時代のカレーが今をなお残っていたそんあ思いでいただきました
本場中国から伝わったはずの支那そばが日本でとんでもない発展を遂げ日本食としてのラーメンとなり、それがもとは元祖だっただろう香港をはじめとした国々に広がったように
「カレーライス」も日本で発展を遂げ日本食として認知されるようになりましたが
そのカレーが、どこの国に行っても食べられるそんな時代になる日も遠くないかもしれませんね
そこで頼んだのはやはり「魯肉飯」
台湾に来てからというもののこればかりですが、好きなんだから仕方ありませんし
飽きの来ない味もそうですが、小さな丼ぶりというのもこの魯肉飯の良いところなのかもしれません
一緒に頼んだ味噌汁もまさに日本の味そのもの
海外で味わう「味噌スープ」のそれではありませんでした
(レンゲが付いて出てくるのは仕方ありませんが)
とうことで台湾の人々の親切さと美味しさに感謝し
先ほどの女将さんに「好吃」と告げ店を去ります
そうそうこの新富市場の向かいにはなにやらレンガや窓の装飾が印象的な歴史的な建物が並んでいますが、それらを一部改装し「剥皮寮歴史街区」として観光名所にしているようでした
残念ながら時間的にまだやっているわけもなく、また訪れる時間もありません
これは是非とも次の機会の楽しみに取っておくことに