昨日の午後3時に札幌の職場を出て、そこから香港を経由してミラノ・マルペンサ空港に着いたのは翌朝の7時半、日本時間になおすと午後2時半ということでなんと札幌からミラノまで24時間弱かかったことになります
そう札幌から丸1日かけようやくミラノ・マルペンサ空港に到着いたしました
到着したのはミラノ・マルペンサ空港第1ターミナル
朝早くの時間帯という事もありイミグレもさほど混んではいなく(ビジネスクラスでしたので先に機外に出してもらった分早くイミグレニたどり着けたというのもありますが)
スーツケースを受け取り制限区画を出たら、朝早くからやっているコーヒースタンドからエスプレッソのいい香りが漂ってきました
ただここから先を急ぐので残念ながら寄ってはいけません
そう我が家の海外旅行はいつも弾丸なんです
さてこの空港からからミラノ市街までは50kmほどありますので、どうやって行くかが問題となります
交通手段にはシャトルバス(€8)、鉄道であるマルペンサ・エクスプレス(€13)、タクシー(不明)などあります
実際にはマルペンサ空港からミラノ市内への足は安価なシャトルバスを利用して行く方が多いようですが、朝の通勤時間にあたるため高速道路が混雑する時間帯、渋滞で到着が遅れる可能性もあります
てな理由をつけていますが、テツな我が家の選択は当初からイタリア鉄道のマルペンサ・エクスプレスに決まっていました
さてマルペンサ・エクスプレスのチケットですが
券売機でも買えますが、まだこちらのチケットの買い方の要領を得ていないのと始発駅という事でスタッフの常駐するカウンターがあり、ここでミラノ中央駅までのチケットを購入することにしました
イタリア語はほとんど判りませんが、ここのスタッフは外国人に慣れているのでしょう片言の英語で充分通じました
駅に開札などは有りませんが途中検札があるようなのでチケットは手元に置いておきます
マルペンサ空港からミラノ中央駅までは52分
乗り込んだ車両はETR245系電車
座席は回転しないお見合い席
というか日本のように座席が回転するほうが少ないんですけどね
それにしても席はガラガラ、やはりシャトルバスを使う方が多いのかそんなには乗ってきません
(もっとも前述の理由でイミグレをすんなり通ったうえ、スーツケースはプライオリティ扱いで最初のほうに出てきましたので、同じ飛行機の方の大部分はここにまだたどり着いていないかもしれません)
マルペンサ・エクスプレスはヨーロッパの他の列車同様、なんの予告もなく動き出しました
車窓には荒涼とした大地が続いていましたが、いつの間にか住宅や工場などが連なってきました
そんな途中の駅にはあのフェラーリー特急たる「イタロ」の車両を見ることもできました
という事で予定通りたどり着いたミラノ中央駅
駅名の通りミラノの中心に位置するこのミラノ中央駅のホームはこれでもかって人で溢れていました
そんな人混みを潜り抜け
駅構内から外に出てみると、重厚で大きな石造りの建築物であるミラノ中央駅が見えてきました
あの建築家フランク・ロイド・ライトが「世界でもっとも美しい鉄道駅」と称したほどの建築物がこれでした
さて宿泊先のヒルトンミラノはここから歩いて数分
いや~ようやくここまでやってきましたが、ここでほっと一息と行きたいところですがそうもいきません
愛の変わらずの弾丸旅行、この日の予定もびっちり詰まっているんです