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いよいよ魔法学校入校「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」

さていつものごとく前置きが長くなりましたが、ようやくワーナー・ブラザーズ リーブスデン・スタジオへたどり着きました
 

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映画ハリー・ポッターシリーズの第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から第8作の『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで全8作を約10年間にわたり撮影が行われたのがこのリーブスデン・スタジオです
と言うことで登場人物であるハリー、ロン、ハーマイオニー
いやもといダニエル・ラドクリフやジュリー・ウォルターズ、エマ・ワトソンたちが映画撮影が行われた10年あまりの年月を過ごした、ある意味彼らの故郷ともいえる場所でもあります
スタジオのエントランスにはクリスマスツリーとともに、そんな彼らの少年期の写真が掲げられていました
 

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さてここワーナー・ブラザース・スタジオは前述のとおり
以前映画ハリーポッターシリーズの撮影が行われた場所でしたが、現在ではその撮影に使われたセットや小道具類がいまも残されていて見学ツアーが行われています
それが「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」というツアー
まぁツアーと言っても自分で歩いてまわるだけなんですけどね
まさに映画の舞台裏を覗くハリーポッターファン羨望のツアーなんです
かくゆう私もこのロンドン旅行の前にハリーポッターシリーズをDVDで鑑賞、にわかハリーポッターファンとしてやってきました
さてこのツアー、入場者を制限する関係からか当日券はありません
それに加えここを訪れたのは元日ということで混雑が予想されたため、入場できなくならぬよう早めに予約を入れておきました
予約した時間は午後1時ですたが、少し前に着いていましたので、日本語対応のオーディオガイドを借りて列に並びます
ツアーの開始時間まで30分ほどびましたが、途中にハリーが少年期を過ごしたとされるダーズリー家の階段下物置などのセットがおかれ退屈しのぎにちょっと記念撮影させていただきます
 

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スタッフの説明の後はホグワーツ魔法学校の大広間への扉へと進みます
ここでいよいよ魔法使いや魔女が魔法についての理論や実技を学ぶための全寮制の教育機関へ入ることになるのですが、ちょっとだけ胸が高まります
 

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扉があき魔法学校の大広間へと通されました
さていよいよホグワーツ魔法学校入校!です
 


 

この大広間といって真っ先に思い出すのが、魔法使いや魔女を適切な寮に振り分ける『組分け帽子』
創立者の名前にちなんだ「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」の名の付いた寮に組み分けを行い帽子自ら宣言する映画のシーンを思い起こします
が、残念ながそんなイベントはなく組み分け帽子をかぶる機会はありませんでした
まぁ体験入校といったところですからね・・・しかたありません
 

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魔法学校の大広間は映画では
生徒・教授が食事や式典をする為の広間でダンブルドア校長の合図とともに豪華な料理があったという間に並ぶシーンが思い起こされますが、今回伺ったのはクリスマスの時期と重なっていたこともありクリスマスツリーやリースが飾られていたことからこれらはクリスマス料理だったのかもしれません
 

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ちなみにここではクリスマスやハロウィンなどに「Dinner in the Great Hall」というイベントがあり
この大広間を使い本当にディナーが供されているのだとか
次回はぜひとも参加してみたいものです


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大広間の奥ではダンブルドア校長、マクゴナガル副校長、スネイプ先生などのマネキンを背にしてスタッフが熱を帯びて解説してくれます
が、スタッフによる解説はここまでこの後は自由にスタジオを見て回ることに
 

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さてまずは魔法の杖から見せてもらいます
ここでちょっと脱線しますが、私自身魔法というものは昔々本当に実在していたのではと思うこともあります
現代のコンピューターがそうですが、今後ますます発展していってらもしかして音声認識(呪文)と杖で何かを作動させる、知らない人が見たら魔法としか思えない何かが過去(古代)にあってその記憶の片鱗が魔法として現代に残っているのではと思うことがあります
とすれば魔法の杖とは現代ではマウス
呪文はコマンドということになりますね

さて映画の話に戻りますが、このそれぞれのキャスト毎に作られた魔法の杖
小道具さんの職人技で作られていましたが、杖の先にはLEDが埋め込まれていたものも撮影用に作られていたのだとか
そんな苦労して作られた魔法の杖でしたが、ハリー役のラドクリフ君、結構な乱暴者のようで
この苦労して作った魔法の杖でドラムを叩いたりしてずいぶんと壊したようです


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そんなハリーが入寮したグリフィンドール寮を覗いてみます
この寮に入るためには太った夫人の肖像画の前で合言葉に答えて入らねばなりませんが、今回は素通りできました
まぁ合言葉は忘れていたんですけどね
(その程度のにわかファンなのです)
 

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ちなみにこうした絵画は実際に手間暇かけ描かれたもの
特にホグワーツ内の動く肖像画はスタッフを模して描かれているのだとか
  

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まずは映画によく登場する
グリフィンドール寮の談話室
こうした骨董品のような調度品などは小道具の美術製作の方が自作されたり
オークションなどで購入したりして調達したのだとか
 

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グリフィンドール寮の部屋
ハリーとロンの部屋にもお邪魔しました
1作目のハリーやロンの体形を考えて作られたベットは次第に手狭となり
ラドクリフ君たちは撮影中ベッドからはみ出ないように体を折り曲げねばならなくなったようです
 

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ロンがクリスマスパーティに着ていたお古のローブ
どう見ても女性用ですね
ちなみにテーブルにはネズミの形をしたホワイトチョコレートらしきものが列をなしています
これは『ハリーポッターと炎のゴブレット』内での大広間のテーブルを埋め尽くしたたくさんのデザートが再現されているようです
 

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これまた映画でよく登場した鳥のブロンズ像
ダンブルドア校長の執務室へ入るには
「レモンキャンディ」と合言葉を唱えねばなりません
 

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が、そんな苦労なく校長には会えました
ここで特に目を引いたのがダンブルドア校長の執務室の調度品、いや~細部に至るまで凝っていました
それに部屋を埋め尽くす本の背表紙には手書きの文字が綴られこれまた雰囲気を醸し出しています

そうそう前述の組み分け帽子はここに置かれていて見ることができました
 

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魔法薬教室にはスネイプ先生が立っていられましたが
後ろに並ぶ小瓶の中に入れられたものはそれぞれ違い小道具さんの苦労がひしひしと伝わってきました


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続いてハグリッドの小屋
これは小さいほうのセット
 

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そして大きなハグリッドの小屋のセット
この2つを使いこなし
ハグリットの巨大さを映像にしたのだとか
 

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第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」に出てくる
心の一番底にある一番つよい「のぞみ」を映し出す「みぞの鏡」が置いてありましたので、私も覗いてみました
が、御多分に漏れず特段何も映ってはいませんでした

 
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長くなってしまったのでこの辺で
「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー:メイキング・オブ・ハリー・ポッター」はまだまだ続きます

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2016年8月 4日 06:55に投稿されたエントリーのページです。

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